ひとりでいるとき
知らず知らずのうちに
ハミングしていることがある
ときには知っている旋律を
ときには知らない旋律を
一人で歩いているとき
一人で海を眺めているとき
自然に流れ出すハミングを
ぼくの内面の意識が
ひととき静かに楽しんでいる
ひとりでいるとき
知らず知らずのうちに
ハミングしていることがある
ときには知っている旋律を
ときには知らない旋律を
一人で歩いているとき
一人で海を眺めているとき
自然に流れ出すハミングを
ぼくの内面の意識が
ひととき静かに楽しんでいる
樹液の夢は 若葉の緑
みずみずしい若葉の色
若葉の夢は 青空への飛翔
梢をとびたつモルフォ蝶
自然の草木の夢を思う
小鳥の卵の夢を思う
蝶のさなぎの夢を思う
世界は夢でいっぱいだ
いのちには夢がある
世界は夢に満ちている
素粒子ほどの大きさでも
いのちの夢は美しい
音楽のなかには
天使の夢という曲まである
天使の夢も
きっと素敵な夢なのだろう
樹液の夢よ 若葉の夢よ
ぼくの夢のゆくえにも
海の青 空の青が見える
生まれ故郷の青い海が見える