プジョージャポンで現在入手可能なコラムリモコンスティックは6242Z6Rとなっているようです。
私が使用している物は6239NJR。これは既に入手不可能なようです。
上の写真の上側が6239NJRで下側が6242Z6Rです。
6239NRJは配線がスティックより直接出ていますが、6242Z6Rはスティック本体から即コネクタが出ていて、さらに配線が別途付いています。
このままではプジョー407のステアリングコラムに付きません。。。
この6242Z6Rの配線の方端は異様に薄いコネクタとなっています。
問題のコネクタの背面
表面
この薄い端子、コネクタ内でガバガバ。
良く見ると。。。ことによると。。。シール基板(配線基板に接着する薄い基板)!
裏面の印刷を剥がしてみると。。。正解。
これが判れば、後は基本に沿って、貼れる所は、リモコン・スティックが刺さる部分にある基板。
このイグニッションシリンダ側に仮張りしてみるとサイズはぴったり。
基板にシール基板を貼り(裏面の紙を剥がしてしっかり粘着させてください)、リモコン・スティックを指定の溝に差し込んで行くと、しっかりコネクタに基板が刺さり正しく接続されます。
配線ケーブルは溝に挟まらないように捌きながら行ってください。
右側の四角い物体がリモコン・スティック
後はこのまま差し込めばしっかり固定されます。
後は過去の記事通りに。
と言うことで、6242Z6R は無加工で付くことが確認できました。
6242Z6Rを入手された方 ご安心ください。
注意
・シール基板ははがれ難くするために、コラム内の基板より0.5~1mm程度奥に貼ります。
・コントローラは6242Z6Rと電源に接続し、赤外線LEDケーブルは付けないまま、発送時に付いているLEDの点滅を確認します。配線後、イグニッションをアクセサリにし、オーディオが鳴る状態で、リモコンの何らかのスイッチを押すことでLEDが点灯することが確認できれば、シール基板とリモコンが正しく接続されていることが確認できます。
小物がそろった段階で発送します。
現在確認のために車からリモコンが取り外されています。思いのほか不便です。慣れですねぇ。
6239NJRを使っているのですが、スイッチがヘタッテきたようで、
指に力を込めないと反応しなくなりました。
特にリモコン裏のボリュームスイッチの反応が悪く、
力任せに押すと、曲のスキップスイッチが反応してしまいます。
6239NJRが手に入らず困っていましたが、6242Z6Rも使えそうで安心しました。
スイッチのヘタリを改善できれば安上がりなんですが…
端子の錆なんでしょうか?
磨けば直りますかね?
スイッチ自体の経たりも有り得ますが、外装自体の経たりも有り得ます。スイッチ自体や接点の寿命は長いですよ。
後者の場合、プラスチック自体の接続部が渋くなっている場合が多々有り、この場合、分解し埃を取り、組み立て直すと復活する場合もあります。
6242Z6Rを入手するのであれば、この方法もあります。
あくまで駄目元で。
分解時に良く構造を確認しておかないと組み立てられなくなる可能性が大です。少しずつ作業をし、その前の段階の各写真を撮っておくことをお勧めします。