とりあえず 大きいです。
W 46.8 x D 51 x H 55.8 cm
これのいき場所を確保するため机周辺の配置換えが必要になりました。
大きいだけあって 造形物は 20 x 20 x 20 cm まで可能。
私が購入した物は樹脂フィラメント(糸状のABSの造形原材料)が1つ対応のものなので単色です。2万円追加すると2色版が購入できます。
動作音は今時の機器にしては大きめなので、動作中に同室内で寝ることは難しそうです。
XYZPrinting社は台湾の会社です。台湾製ですの台湾のサイトより購入すると若干安くなりますが、修理対応も考えて国内で購入。
(若干のトラブルが発生してて、修理に出すかもしれません。メールでの対応は良好です)
フィラメントをノズル部分で200℃程度に加熱し解けた樹脂を糸状に絞り出しながら造形していきます。
自立できない形態はそのままでは造形できません。専用ソフトに造形本体以外の捨て構造を自動に作成する機能があります。
これを 利用することで自立できない形の造形も作る事ができます。捨ての部分は作成後に取り除くことになります。
中空の構造物はあらかじめプリンタの出力に無理の無いようにしておかないと思うような形になりません。
これは何回かトライすれば分かるでしょう。
ちなみは3Dデータの作成には Shade 3D Mac版を使用しています。英語表記ですが5,000円と安価でした。
中空のパイプ状の物を作る場合、水平方向の直線移動が多い横置きの方が細かく方向を買えなければならない縦置きより、造形程度と速度が良好なのではと思い、横置きで幾つか試しましたが良い結果を得る事ができませんでした。
縦置きで作成した方が良好な形状を得る事ができました。造形時間は3割増しになりましたけれど。。。
価格が価格ですから大きな期待は厳禁です。基本的に後加工が必要です。精度は最高で0.4mm程度、熱によるたわみや、糸状積層による大きさのずれ等色々発生します。そのまま販売できる一歩手前程度ので精度のプリンタはやはり数百万円~ということになります。
筒の中の絡んだ糸の様な物が捨て造形(サポート)です。これをピンセット等でむしり取ります。
左が横方向で、右が縦方向で造形したものです。手前はもぎ取ったサポート。断面形は縦方向に造形した物の方が横方向よりまともです。
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