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沖縄の石垣 (1) 城跡


今回の沖縄行で一番見たかったのは、石垣です。
琉球王朝時代に建造された城が、沖縄各地に外郭の石垣だけ残っています。読谷村の座間味城址はまるで外国のどこかにいるかのような気分にさせたれます。日本の中で一番日本らしくない景色です。沖縄の石は、琉球石灰岩で、よほど加工しやすい石なのか、あるいは沖縄の石職人たちが器用なのか、石と石の隙間をきちんとあわせて積んであります。(写真下)

13世紀ごろつくられたといわれる今帰仁城跡の石垣は手で持てる大きさの石ばかりでつくられており、おびただしい数の石です。
どの城跡も高台にあって、外敵を見張る物見台が海の見える方角に作ってあります。首里城や、座間味城跡が戦後復元されたのに比べ、今帰仁城跡(写真下)の石垣は、その規模といい、石積みの高さといい、圧倒されました。よくあんな小さな石ばかりで10メートルもの高さの石垣を崩れることもなく何百年耐えぬいたと感心させられます。

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沖縄の石垣 (1) 城跡


今回の沖縄行で一番見たかったのは、石垣です。
琉球王朝時代に建造された城が、沖縄各地に外郭の石垣だけ残っています。読谷村の座間味城址はまるで外国のどこかにいるかのような気分にさせたれます。日本の中で一番日本らしくない景色です。沖縄の石は、琉球石灰岩で、よほど加工しやすい石なのか、あるいは沖縄の石職人たちが器用なのか、石と石の隙間をきちんとあわせて積んであります。(写真下)

13世紀ごろつくられたといわれる今帰仁城跡の石垣は手で持てる大きさの石ばかりでつくられており、おびただしい数の石です。
どの城跡も高台にあって、外敵を見張る物見台が海の見える方角に作ってあります。首里城や、座間味城跡が戦後復元されたのに比べ、今帰仁城跡(写真下)の石垣は、その規模といい、石積みの高さといい、圧倒されました。よくあんな小さな石ばかりで10メートルもの高さの石垣を崩れることもなく何百年耐えぬいたと感心させられます。

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