真っ向勝負！治療人：おの卓弥のブログ

おの整骨院での非常に貴重な極めて珍しい症例。

#きいてきいて

おの整骨院での治療例。

2015年03月31日 13時51分44秒

昨年のコト。
いつも元気な女性。７０歳代後半。
元気

が原因で、むしろケガをして

おの整骨院に通院。
　　　　　　　　　　　　

　　　　　　　　　　　そして、すぐ治る。
いつも、このパターンだった。『先生の所に来ると、すぐ治るね～

』
そう言って、２～３回の治療で治るのが常だった。

しかし・・・その時は、明らかに違う様子に、
先ず、おの整骨院の他のスタッフが驚き、すぐにご主人に連絡をした。

何が、どう、どの様に、どこがいつもと違う

明らかに元気過ぎるのである。
もっと単純に言ってハイになっている

同じことを何回も何回も、繰り返して言う。
突然、違う話題を話し始める。
オーバーアクションも、度が過ぎる。

実は、この４日前にも違う負傷で来院していたが、その時とは全く違う様子・・・
という言葉では表現出来ないほどの変貌だった。

閃く（ひらめく）ように、原因となる疾患が思い浮かび、
これは一刻を要する

早く検査しなければ

そう思い、ご家族に即刻連絡

おの整骨院の提携病院で検査。
と、なったのだが・・・
残念ながら、こちらの予想は当たってしまった・・・
クロイツフェルト・ヤコブ病だった・・・

http://medical.yahoo.co.jp/katei/080223000/?disid=080223000
クロイツフェルト・ヤコブ病について。
ＹＡＨＯＯヘルスケアから出典・抜粋・引用。

クロイツフェルト・ヤコブ病は、異常プリオン蛋白が脳に蓄積して神経細胞を破壊する死に至る場合が多い病気です。
発病の原因としては・・

不明。

遺伝。

感染

ルートは不明。

発見が早く、一命は取りとめて現在に至ります。

鑑別診断は、改めて言うまでもなく大事です。
常に勉強を繰り返さなければいけない

私たちの様な整骨院勤務に従事するニンゲンは、普段：通常であれば、
ニンゲンの生死にかかわる場面に遭遇することは少ない、或いはゼロであるとお考えの方も多いと思いますが、
この様なこともあるのです。
そして、おの整骨院での（世間一般で言われる）重病との遭遇は珍しいことではありません。

他では・・・そんなコトは無いよ。そういう声が聞こえてきますが、
分からないんでしょう。治療にあたっているニンゲンが。

なぜ

・・・
知らないから。鑑別法を。
勉強していないから。多くの疾患を。
もともと、鑑別などする気も無いから。

皆さん、病院・整骨院などをシッカリと見極めるのは、ご自分の目と責任です。
間違えば、周囲のヒトも不幸にしてしまうのです。

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