なんでもかんでも、どんな時でも、アイシング(負傷した患部を氷や保冷剤などで冷やすこと)を行なえば良いってもんでもありません。
2019年06月27日 07時03分21秒
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
一般的に診療・治療と呼ばれている行為で
柔道整復師:一般的に言われる
▼
●ほねつぎ
●接骨医
▼
が、おこなうものは
「療養行為」
という呼び方であると
日本国:国家が法律で定めています。
ここでは
一般の方々に分かりやすいように
治療・診療という言葉も使用します
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
つき指に関して:注意事項:続報
◆◆◆◆◆◆◆◆
・スポーツ、格闘技、武術などをされる方々
・指導者の方々
・スポーツ、格闘技、武術などをされるお子さんをお持ちの親御さん
↑↑↑
以下のことにも、お気をつけください。
◎明らかに形が変わっている
◎ものすごく腫れて(はれて)いる
◎痛みが強烈過ぎる!
▲
こういう時には
アイシング=氷などで強く冷やす行為は
絶対にしないで
すぐに病院、外傷専門の治療院に行きましょう。
『え??!?
アイシング、するな??』
あなたは、そう思いましたか?
もう1度言いますね。
◎明らかに形が変わっている
◎ものすごく腫れて(はれて)いる
◎痛みが強烈過ぎる!
▲
こういう時には
アイシング=氷などで強く冷やす行為は
絶対にしないで
すぐに病院、外傷専門の治療院に行きましょう。
◆◆◆◆◆◆◆◆
アイシングという言葉が、世の中に広く知れ渡りました。
本当に、もの凄く、世の中に拡散した言葉になり
外傷の応急措置対応の存在が知られるようになったのは良いことです。
しかし
なんでもかんでも、負傷してすぐの状態に
アイシングして良いわけではないのです。
やってはいけない場面、もちろんあります。
◎明らかに形が変わっている
◎ものすごく腫れて(はれて)いる
◎痛みが強烈過ぎる!
この3つのパターンでは、アイシングしてはいけない負傷である可能性が高いのです。
この3つは、判断材料として分かりやすい基準です。
このような状態である時は
骨が折れていたり、関節が外れている可能性が高いのです。
骨が折れていたり、関節が外れている:骨折、脱臼:している場合は
患部(かんぶ:負傷している場所)を冷やすことによって
患部が強烈にかたくなってしまい
その後におこなう、骨や関節を元に戻す作業=整復と言います:この作業が難しくなってしまうのです。
ということは
骨や関節を元に戻すまでの時間が長くなってしまい
その間は、ダメージを与えられ続けてしまう、ということなのです。
◆◆◆◆◆◆◆◆
この状態は、患部のダメージを非常に大きくします。
完治までの期間が長くなる、完治が遅れるだけでなく
完治そのものを無くす、完治しない原因を作ってしまうということも、もの凄く多いのです。
これは
救急活動、スポーツの大会や練習の目の前でおきた負傷救護、外傷専門の柔道整復師として活動してきた、私:小野卓弥が
間違い無く、断言できることです。
無作為、無思考なアイシングという行為が
医療活動にとって「迷惑行為」になってしまう場面が
間違い無く存在するということなのです。
◆◆◆◆◆◆◆◆
アイシングという考え方や知識、技術が
一般の方々にも、非常に浸透してきました。
これは紛れも無く良いことです。
間違いありません。
しかし、それが・・・
○アイシングしたから、まずは良いだろう、安心だろう。
○ケガした??よし!!何はともあれ、負傷の確認もしていないがアイシングだ!
という考えは、害悪であることも、ご記憶ください。
簡単に考えてはいけないところなのです。
つき指によって、指の器用さが無くなったら・・・
失うものの大きさは、計り知れません。
やってはいけないことを知るというのは
あなたと、あなたにとって大事な方のためにもなることなのです。
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