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チョウ・トンボ・野鳥に親しむ

立秋-オリンピックは終わる―スズメ

 いろいろな意見もあったオリンピックであったが、暑い中、何とか最終日となった。日本人選手の活躍は称賛に値する。石川出身の選手では、レスリングの川井姉妹が金メダルを獲得した。
  8月5日 川井友香子選手金メダル
    8月6日 川井梨紗子選手金メダル

加えて、アメリカに挑み銀メダルを獲得した女子バスケットボールやアーティスティックスイミングでも石川出身の選手が活躍し、地元紙の扱いも破格であった。

  女子バスケットボール決勝進出

  金メダルよりも大きく扱われた
      地元選手の活躍

 石川は田舎であり、政治的には古いがその県民性は温かい。コロナの感染者数の増加も著しいが、これは政府だけの責任ではないだろう。国民のきちんとした意識の大切さを痛感する。

 庭では、ツマグロヒョウモンが産卵場所を求めてスミレの周りを飛び、アブラゼミの鳴き声が騒がしいが、昨日は立秋、オリンピックの期間中にも季節は確実に変化し始めた。
 産卵場所を探すツマグロヒョウモン
    ツマグロヒョウモンの
   幼虫に食べられたスミレ

 暑さを避けるために向かった中宮では、もう色づいた紅葉もあり、アキアカネも朱色を増し、木々の梢ではカケスが活動していた。
   朱色を増したアキアカネ


      梢のカケス

 ブナ平に抜ける手掘りのトンネルは暗いが風が通り抜け、非常に涼しく、中では蝙蝠が涼を求めていた。中宮の涼しさとともに、何か秋めいたものを感じた。
 トンネルからぶら下がるコウモリ

 帰りには、コムラサキが出て来る頃だと思い木場潟に行ってみたが、平地の暑さが身にしみただけで見つけることはできなかった。

 石川では、酒米の五百万石、石川門、百万石乃白に加え、食用として主に4種の米が栽培されている。早生品種のゆめみずほは、もう穂を垂れ始め
      ゆめみずほ
コシヒカリは穂を出す準備をし
  穂出しを促すため水を入れた
    コシヒカリの田

ひゃくまん穀は、まだこれから穂を出す準備をするタイミングで、農薬空中散布のラジコンヘリコプターも見られた。

穂を出す前に消毒されるひゃくまん穀

うるち米はこれからまだ成長しなければならない。
  まだ成長が必要なうるち米

 個人の好みであるが、ゆめみずほは新鮮だが水っぽく、コシヒカリは、炊き立ては美味しいが冷めると味が落ちる。ひゃくまん穀は、炊いた際の水気、硬さ、甘味などのバランスが良く、冷めても味が落ちない。
 稲の周りにはスズメがいた。スズメは人々の生活の場に最も近く生息する野鳥である。家の軒に巣をかけたり、屋根の上で遊んだりする。
    屋根で遊ぶスズメ
     電線で休むスズメ

稲を食べる害鳥と言われるが、実は、実りまでは害虫を食べてくれ、実った稲はあまり食べない。稲作を休んでいる田に植えてある大豆の木陰で休み、害虫を探していた。

  稲の周りで虫を探すスズメ
 大豆の影で休みながら虫を探すスズメ

 勿論、益鳥と言われるツバメは稲田を忙しく飛び回り虫を探していた。

   稲の上を巡回するツバメ

 単純に害、益と決めつけないで、行動を精査、きちんとした意識を持ってやることが重要である。
 大豆にもこの暑さはこたえると見え、乾いた田に水を入れていた。
   水を入れる大豆の田

 午後には雷雨があり、夕日も雲の中に落ちて行き少しは涼しくなった。
  雷雲が一部残る空に沈む夕日

 これから実りの秋に向かう。秋のトンボや野鳥の季節が待ち遠しい。
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