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秘密

2005年05月10日 | 
映画になったことで大筋だけは知っていた。と言っても映画も観ていないので知っていたのも「母と娘が入れ替わる」みたいなところだけだったと思う。それも読み始めてから「あぁ、そう言えば・・・」みたいに思ったくらいのものだった。

本を読んで泣いたのは久しぶりかもしれない。ちょっとやばかった。父親の目線で書かれていて、そのどうにもならないところが苦しいし切ない。母親目線で書かれるともっと厳しかっただろう。

始まりがバスの事故で、ほんの最近の列車事故とかぶるところがあってちょっと現実味が増す。
運転士はその瞬間、きっと誰よりも強くいろいろな恐怖を感じただろうし、遺族もまた乗客の側とは違うだろう。その姿とか、最近ニュースで見る映像が浮かんだりで生々しくてちょっと。

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2 コメント

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映画観ました (HAL)
2005-05-18 23:48:47
あの映画は、広末涼子さんと、奈良の事件を起こした犯人と同姓同名の俳優さんの、小林薫さんが出演してましたよね。



原作を読んでないのですが、ビデオで観ただけでもグッと来るものがありました。良い作品だと思います。
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Unknown (きょうこ)
2005-05-20 20:02:55
私も映画を観てみたいと思いました。

深いなぁと思って、って言うか理屈なしに涙出てました。



メッセージ、ありがとうございます。
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