見事すぎる！ あつた蓬莱軒の“ひつまぶし”

思はず敦忠のうたを口ずさんでしまつたよ。

それほど見事だつたのです。

今までここを素通りしてゐたのが、口惜しや。

旧かなづかひは、変換が面倒であります。

ここからは現代かなつかいで・・・


え～、heonnのリクエストにお応えいたしまして、
今回登場は名古屋市は熱田区にあります、
三種の神器のひとつ、草薙の剣が納めてあるという
熱田神宮に隣接している『あつた蓬莱軒』神宮店。



以前、神宮前駅の隣の『弁天』さんにおじゃまして、
ひつまぶしを戴いたのですが、
やはり“ひつまぶし”といえば蓬莱軒。
一度は食べなければなるまいと思っていたもので、
名古屋滞在中に、半ば強引に熱田の某社訪問を組込み、
熱田に押しかけて来たのでした。

さすが蓬莱軒。あいかわらずの大人気で、
お店の外にも順番待ちのお客が溢れています。
名前を書いて待っていると、マイクで呼び出される仕組み。
呼ばれて建物の中に入ると、さらに10人以上が待機している
待合室に通されます。
ま、20分ほどでようやく席に案内されました。



薬味と。。。



漬物が先に登場。

隣の席には、名古屋弁会話の教材になりそうなおばちゃん二人。
なんでも、蓬莱軒もお店はいくつもあるけれど、
ここ神宮店が一番良いと、さかんに褒めまくっておりました。



来ました。いたってシンプルな器ですが。。。

これを開けると。。。



うっひゃぁ、びっちり鰻ちゃん！！



見てくださいよ、このビジュアル！

もう、鰻のフタ開けてこんなに感動したの、初めてです。

これはもう、言葉が出ないほどの演出だよなぁ。



逢ひみてののちの心にくらぶれば昔は物を思はざりけり

また敦忠が出てきちゃいましたね。



まずはひと口。。。

甘すぎず、辛すぎず。香ばしくてとろりと溶ける。

ああ、今ＰＣに向かっていても、恍惚としてくるぞ。



いやぁ、いつ食糧危機が来ても、この写真だけで
生きていけそうな気がするよ。



続いて薬味と共に。



そしてお茶漬けにして。

いやぁみなさん。明日は熱田に向かったほうがいいですよ。

■あつた蓬莱軒　神宮店
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