疑惑の駅弁！？ いかっぺ は うまかっぺ！ 水戸

福島浜通り裏風俗情報うっしっし！いわき、福島～水戸の旅だっぺ！
え～、皆様、おまんたせいたしました。

いやぁ、うちの社長が酔っ払って電話かけてきましてね、
そのあまりの暴言に、ハラワタ煮えくり返って、
記事書いている気分じゃなかったのです。
ま、ワタクシ、怒りを持続させるのが苦手なもので、
それでも落ち着くまでは約1日要しましたな。

気を取り直してブログ再開いたします。

今回は福島・勿来への出張からのレポートです。

『勿来』・・・読めますか？

『なこそ』と読みます。

今をさかのぼること600年以上前。
ま、平安時代としておきましょうか。

奥州街道の白河の関（福島県白河）、

北国街道の念珠ケ関（山形県温海温泉）（※鼠ヶ関）

とならんで “奥州三関”と呼ばれた"勿来の関"。
しかし、本当にあったのか、どこにあったのかは、
明らかになっておりません。

それでは、そんな在ったか無かったかわからないような
『勿来』の関が、なんで有名かと言うと、
これはその名の示す意味。

"勿来"＝"来る勿れ（なかれ）"＝"来てはいけない"

という、なんとも判じ物のような地名にあるのです。

来るなかれ。

当時の東北地方は、まだまだ大和朝廷の勢力外。
蝦夷と呼ばれる勢力の支配する土地でした。
大和と蝦夷の対峙する、いわば最前線。

『来る勿れ』は、
蝦夷に対する警告の言葉だったのでしょうか。

さて、そんな勿来は歌枕の関とも呼ばれ、
古くから多くの歌人に、歌枕として詠まれています。


みるめ刈る　海人のゆきゝの　湊路に
　　　　　　勿来の関も　わが据なくに　（小野小町）


惜しめども　とまりもあへず　行く春を
　　　勿来の山の　関もとめなむ　　（紀貫之）　　　


ほととぎす　勿来の関の　なかりせば　
　　　君が寝覚めに　ますぞ聞かまし　（藤原実方）


吹く風を　なこその関と　思へども　
　　　道もせに散る　山桜かな　（源義家）

勿来＝来るなかれ　

男女の仲や、主従の関係を詠んだ歌において、
『勿来』はとても意味深な枕詞として使われているのです。

で、歌で有名になった勿来の関ですが、
本当にあったとは言えない幻のような・・・

和泉式部の歌に、こんなのがあります。

なこそとは　たれかはいひし　いはねとも　
　　　こころにすうる　せきとこそみれ

そう、実在しない「心に据うる関」であるとするほうが、
ロマンチックと言うものです。


さて、今日の本題。
本当かどうか定かではない、疑惑の駅弁のお話です。

勿来で有意義な会合を持ったbays_starは、
帰りの電車をどうするか・・・
水戸から車で来ていた代理店営業氏に便乗して、
水戸駅まで乗せてもらうことにしたのです。
だって、勿来の駅にはな～んにもないんだもん。

水戸には鈴木屋がある！

ということで、お弁当売り場に直行！
いろいろある中で、豚肉系に手を出しそうになったのですが、
そういえば昼は九段のステーキテキサスで、
豚生姜焼きを食べたのだったと思いとどまり・・・

これだ！



いかっぺ！

なんともいかっぺな弁当コだっぺ！

『これ、イカ？』という僕のマヌケな質問に、

『はい！これがビールに合うんですよ！』と

当意即妙なお答え。こりゃ、誰でもビール買っちゃうよね。

電車に乗り込み、早速イタダキマス。



じゃん！

居酒屋で頼むゲソ揚げやイカリング揚げを思い出してください。

あの味付けされた衣で揚げた、
香ばしくビールにピッタンコのイカ揚げですよ。



そうそう！こういうヤツ。
これ、男だったら誰でも大好きでしょ？
僕の周りでこれを好きじゃないっていう男は
見たことも聞いたこともない！！
ビールに合う合う！

ちなみにコイツは10月に神楽坂の居酒屋『萬月』で
アグネスちゃんと食べたイカリング揚げだ。



萬月、大学卒業以来だよ。涙ちょちょ切れだわ。
大学時代は毎週のようにココで飲んでたもんな。。。

あ、そうそう、いかっぺの話。

この味付けイカフライが、ご飯の上にだぁっと！



ゴメンね。スーパー日立、揺れるもので。



ああ！もう、いくらやってもダメか。もう食べちゃおう。

その前に遠景でパチリ。



おっと、副菜が切れちゃったぞ。



大根と胡瓜の糠漬けに、甘めの玉子焼き。
江戸っ子baysにはピッタリな味付けです。

いやぁ、美味しい。幸せをかっこんでる感じ。
あっという間に食べちゃいましたぜ。

いかっぺ、いかっぺ～！うまかっぺ～！！

さて、と。食べ終わったところで、
ブログ掲載用にお弁当の原料をチェックしておこうかな。

原料は・・・

ご飯（黄門米こしひかり）　イカ、玉子焼き、大根、
きゅうり、枝豆、紅生姜、正油、酒、片栗粉、食塩、
調味料（アミノ酸等）　大豆、小麦、着色料（赤102）
生姜、酸味料、ソルビン酸

食品衛生優良施設　厚生大臣賞受賞
株式会社鈴木屋
〒310　水戸市宮町１丁目４番４号
電話/０２９（２２１）２３８６
ファックス/０２９（２２４）２２２９

で、製造年月日と消費期限は・・・っと。



えっと、このシール剥がしてパッケージの絵だけ
写真に撮っておこうかな・・・



ん？


あれ？



え？



10月30日って・・・！？



ふむぅ。

上野駅に着いて、鈴木屋さんに電話したのですがね、
もう遅かったので、誰も出てくれませんでした。
次の日早朝から静岡出張だったので、
そのままになっちゃってるけれど、
これって、確認したほうが良いのでしょうか。


ま、シール剥がしたら出て来た方は、
時間とかも書いてなかったし、単に包装紙の使いまわし
だとは思うのですが。
それに僕は、ちょっとぐらい期限過ぎたって、
問題なければ食べちゃう主義だし。モッタイナイもん。


次回はおでんですかね。
『武蔵小杉　ＶＳ　静岡』もしくは
『ピアノ弾き語り ＶＳ 屋台引き語り』
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