(近世語。中国で冬至を元旦としたからという)冬至。
唐、つまり中国の正月というから、てっきり春節のことだと思ったら違った。春節は旧暦の新年で、だいたい1月の下旬ぐらいだ。横浜の中華街では盛大なお祭りがある。でも「唐の正月」は冬至のこと。12月の20日ごろだろう。
冬至は1年でいちばん太陽の出ている時間が短く、夜の時間が長い。太陽の高度も低い。つまり翌日からは少しずつ太陽が高くなり、昼の時間が長くなっていく。新しい生命の誕生のように感じる人もいるだろう。そう考えると、冬至を元旦とするのはとても理にかなっているのではないか。
ぼくにとって冬至はカボチャを食べる日だ。子どものころ、冬至カボチャを食べると風邪をひかないと教えられた。あの黄色は強烈で、風邪のウイルスなんか簡単に追い払ってしまう……ような気がする。
でも、冬至にカボチャを食べる本当の理由は、夏に採れたカボチャの賞味期限が、そろそろこのあたりだからだと聞いたことがある。早く食べなきゃまずくなるぞ、というわけで冬至カボチャを食べたのだとか。ほかに、小豆粥やコンニャクなども食べるといいという。どれも身体が芯から温まりそうだ。
唐、つまり中国の正月というから、てっきり春節のことだと思ったら違った。春節は旧暦の新年で、だいたい1月の下旬ぐらいだ。横浜の中華街では盛大なお祭りがある。でも「唐の正月」は冬至のこと。12月の20日ごろだろう。
冬至は1年でいちばん太陽の出ている時間が短く、夜の時間が長い。太陽の高度も低い。つまり翌日からは少しずつ太陽が高くなり、昼の時間が長くなっていく。新しい生命の誕生のように感じる人もいるだろう。そう考えると、冬至を元旦とするのはとても理にかなっているのではないか。
ぼくにとって冬至はカボチャを食べる日だ。子どものころ、冬至カボチャを食べると風邪をひかないと教えられた。あの黄色は強烈で、風邪のウイルスなんか簡単に追い払ってしまう……ような気がする。
でも、冬至にカボチャを食べる本当の理由は、夏に採れたカボチャの賞味期限が、そろそろこのあたりだからだと聞いたことがある。早く食べなきゃまずくなるぞ、というわけで冬至カボチャを食べたのだとか。ほかに、小豆粥やコンニャクなども食べるといいという。どれも身体が芯から温まりそうだ。