アジサイの異称。
もちろん『広辞苑』で最初に書かれているのは「七曲よりなる変化物」という意味。舞台で主役が次々と変身する芸である。歌舞伎の早変わりはほんとうに見事で、オペラグラスでじっくり観察するのだが、どうやって変わっているのかがまったくわからない。映像だと驚かないが、生身の人間が目の前でやっているのをみるとびっくりする。
「あじさい(紫陽花)」の項を読むと、「色は青から赤紫へ変化するところから「七変化」ともいう」と書かれている。
アジサイの花(ほんとうは花びらではなくて萼だ)の色素はアントシアニンで、これに土中の成分(アルミニウム)がどうかかわるかで色が変化する。アルミニウムが吸収しやすければ青くなり、そうでなければ赤くなる。うんと単純化していうと、土が酸性なら青で、アルカリ性なら赤。リトマス試験紙と逆だ。
七変化の異称を持つのはアジサイだけでなく、ランタナという花もそう。画像検索しておどろいた。こんなカラフルな花があるとは。花の色は、白、ピンク、黄色、赤など。小学5年生ぐらいの女の子に「花の絵を描いてごらん」というと、たぶんこんな絵を描くのではないだろうか。
もちろん『広辞苑』で最初に書かれているのは「七曲よりなる変化物」という意味。舞台で主役が次々と変身する芸である。歌舞伎の早変わりはほんとうに見事で、オペラグラスでじっくり観察するのだが、どうやって変わっているのかがまったくわからない。映像だと驚かないが、生身の人間が目の前でやっているのをみるとびっくりする。
「あじさい(紫陽花)」の項を読むと、「色は青から赤紫へ変化するところから「七変化」ともいう」と書かれている。
アジサイの花(ほんとうは花びらではなくて萼だ)の色素はアントシアニンで、これに土中の成分(アルミニウム)がどうかかわるかで色が変化する。アルミニウムが吸収しやすければ青くなり、そうでなければ赤くなる。うんと単純化していうと、土が酸性なら青で、アルカリ性なら赤。リトマス試験紙と逆だ。
七変化の異称を持つのはアジサイだけでなく、ランタナという花もそう。画像検索しておどろいた。こんなカラフルな花があるとは。花の色は、白、ピンク、黄色、赤など。小学5年生ぐらいの女の子に「花の絵を描いてごらん」というと、たぶんこんな絵を描くのではないだろうか。