流れの速い潮。
「播磨速待(はりまはやまち)」にかかる枕詞だそうだ。『大辞泉』では「語義・かかり方未詳」と書かれているけど、『広辞苑』では「一説に「みか」は「み(御)いか(巌)」の意。また、三日潮で、陰暦の月の1日と15日の大潮から3日目の潮とする」とある。
潮は満ち引きする。月や太陽に引っ張られて海水面が上下するからだ。月や太陽の引力が強いときは海面が引き上げられて満ち潮になり、弱いときは引き潮になる。満ちたり引いたりするときに潮の流れができる。
播磨灘のあたりでは、海水面の高まりが東から西へ向かって移動する。紀伊水道から大阪湾へ、大阪湾から明石海峡を抜けて播磨灘へ、播磨灘から鳴門海峡へ。鳴門海峡ではちょうど大鳴門橋の真下で海底がV字型に落ち込んでいる。この海底の地形と潮の流れによって鳴門のうずしおが発生する。
明石といえば鯛や蛸! 流れの速い潮のなかを回遊しているので、いい感じに身が引き締まり、おいしくなるのだろう。夏の間に海老や蟹を食べて身の肥えた秋の鯛は絶品だ。ううう……、ぬる燗で一杯やりながら鯛を食べたい!
このブログが本にまとまりました!
「播磨速待(はりまはやまち)」にかかる枕詞だそうだ。『大辞泉』では「語義・かかり方未詳」と書かれているけど、『広辞苑』では「一説に「みか」は「み(御)いか(巌)」の意。また、三日潮で、陰暦の月の1日と15日の大潮から3日目の潮とする」とある。
潮は満ち引きする。月や太陽に引っ張られて海水面が上下するからだ。月や太陽の引力が強いときは海面が引き上げられて満ち潮になり、弱いときは引き潮になる。満ちたり引いたりするときに潮の流れができる。
播磨灘のあたりでは、海水面の高まりが東から西へ向かって移動する。紀伊水道から大阪湾へ、大阪湾から明石海峡を抜けて播磨灘へ、播磨灘から鳴門海峡へ。鳴門海峡ではちょうど大鳴門橋の真下で海底がV字型に落ち込んでいる。この海底の地形と潮の流れによって鳴門のうずしおが発生する。
明石といえば鯛や蛸! 流れの速い潮のなかを回遊しているので、いい感じに身が引き締まり、おいしくなるのだろう。夏の間に海老や蟹を食べて身の肥えた秋の鯛は絶品だ。ううう……、ぬる燗で一杯やりながら鯛を食べたい!
