Rio's Photo Album "千景万色"

EOS 5D MarkIIとEOS 40Dを旅の道連れにして、訪れた場所の風景写真集です。

信州行(09)~松本城#4

2006-11-12 |  長野県
(写真:松本城天守群<長野県松本市>)

懲りずに、前日の夕方に引き続き、早朝にも松本城を訪れた。
写真は、朝靄に包まれる天守。内堀の水面に、天守の影がくっきりと映りこんでいる。
前日の夕方に二の丸全域は6:30から入れることを確認して、ホテルを7:00前にチェックアウトし、松本城近辺の駐車場をうろうろ探しながら(市営の駐車場含め営業開始8:00、というところが多かった)、松本信金本店のちょっと東にあった24時間営業している駐車場を見つけ、いざ松本城へ。
さすがに早朝だけあって(7:00ですが)、人影がごく僅か。
たまに通り過ぎる散歩の人をやり過ごすと、人影のまったく入らない写真がバシバシ撮れた。早起き万歳!


国宝松本城天守、の石碑。ここが日中にもっとも人の出入りが激しい入口だと思う。
石碑の向こう側に見え隠れするのが、黒門枡形。


上の写真の石碑をちょっと通り過ぎた場所から。天守が朝靄に包まれている。


朝靄に包まれる松本城天守。
本当に早朝に訪れてよかった。他に人もいないのもそうだけど、早朝の冷え込みで内堀に靄がたっていて「この時間でなければ」という光景が見れた。
写真右下の黒い影は、飛び立ったカモ(だと思った)。


朝靄と内堀に映る松本城天守と朝陽。




埋の橋。朱色の欄干がよく映える。
天守などを取り続けているうちに朝陽も高くなり、朝靄も徐々に薄れていった。


埋の橋。
誰もいないのが嬉しくて、撮ってしまった。


外堀越しに埋の橋を望む。

一度、松本城の外に出て、北側の外堀のわきを歩く。

松本神社前の交差点。
真っ赤に紅葉した桜の並木が、朝陽を浴びてとても鮮やか。


松本神社の御神木である大ケヤキ。
神社前の道路の中央分離帯部分にある。


松本神社。正面から。

(つづく)
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信州行(08)~松本城#3

2006-11-12 |  長野県
(写真:松本城、二の丸から内堀越しに天守群を望む<長野県松本市>)

この内堀はかなり広い。
その内堀の向こう側の天守群は、右から白壁に朱色の廻縁が廻る月見櫓、二重二階の辰巳付櫓、五重六階の天守が見える。天守の向こう側二重二階の渡櫓、三重四階の乾小天守が続く。さらに、内堀の奥の方に二の丸と本丸を接続する朱色の埋の橋が渡されている。
また、左手のかなたの山影は北アルプスの山々である。


天守を観覧してから、辰巳付櫓に入る。
辰巳付櫓二階の花頭窓(窓の上方が尖ったアーチ型になった窓のこと、案内看板より)。花頭窓は辰巳付櫓の二階の南面(内堀向き)と北面(本丸向き)の2箇所に設けられている。


花頭窓から内堀を見下ろす。この窓から内堀や二の丸の様子をよく見ることが出来る。


月見櫓内部の様子。
辰巳付櫓二階から一階に降りると、月見櫓に繋がっている。北(本丸に面する)・東(写真の左半分の面)、南(写真の右半分で、内堀に面する)の三面の舞良戸(まいらど)を外すとふきぬきになる。
ここは城郭らしくなく、とても開放的な間である。月見櫓は戦闘面の実用性はなく(少なく)、どちらかというと風流を追求した建物のように感じる。


月見櫓より東方向を望む。本丸の様子と東の空がよく見える。
よく見ると山の稜線のすぐ上に月が昇っていた。


月見櫓より東空に昇る月を仰ぐ。
月見櫓から月見、ってなかなか出来なさそうな体験だと思い、いい気分になってしまった。この間に座り込んで、茶でもすすったらもっと風流な気分になるんだろうな。


本丸黒門(裏側、本丸内より)。
なんだかんだ言って、天守群を観て回るのに小一時間かかってしまった。
埋門の出入口は16:30に閉まってしまっているので、黒門の出入口から出なければならない(17:00までに)。


本丸黒門(表側、黒門枡形より)。


黒門枡形(内側より)。
中央の高麗門の向こう側が二の丸、こちら側が本丸になる。


二の丸から内堀越しに黒門枡形を望む。


内堀越しに天守群を望む。
この角度からだと、(左から)乾小天守、(渡櫓)、天守、辰巳付櫓、月見櫓からなる松本城の天守群の全貌がよく分かる。


二の丸御殿跡から天守を望む。
天守群の向かい側となる二の丸の南西側から、黒門枡形前を通り、二の丸の大手口である太鼓門前を通り過ぎ、二の丸の東側にある二の丸御殿跡に足を伸ばす。
天守はライトアップされているようだった(ほのかに明るく輝いていた)。


二の丸御殿跡にて。
夕陽の沈んだ方向と、葉が落ちてしまった木と、上空の雲の位置(配置)がきれいに重なったのでパチリと一枚撮ってみた。
秋季の終わり目、といった雰囲気です。


二の丸丑寅櫓跡と、昇りゆく月。

日も沈み、月が昇り、すっかり暗くなってしまったので、この日はこれでおしまい。
翌日の旅程をおさらいしつつゆっくりとひと休み。

(つづく)
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