だって・・・ひとりじゃ恥ずかしいもん

イ〇ーヨーカ堂の食品コーナー

ここで枝豆をパックに詰めているご婦人を発見

 

ん？　そんなに詰め込んじゃって　ナニしてるのかな？

 

手先を覗きこんでると

「パックに詰め放題なのよ」

「そうなの・・・」

どんだけ入るんだろ？　とちょっと見学

「けっこう入るよね」　なんて言いながら嬉しそうなご婦人

「じゃぁ　私もやってみよっかな」

と仲間入り

 

ケースを手に取り、トングでひとつかみ・・ふたつかみ・・と始める　

ご婦人　「未だ未だ」

私　「うん」

 

 

「こうして、詰めるだけ詰め込んじゃえばいいのよ」　

 

 

終了間際の成果を私に見せる

 

ホラね　こんな感じよ

 

いえいえ　終了だと思ったら大間違い

次の手に打って出た

 

「輪ゴムで止めてからも、こうして隅から押し込んじゃえばいいのよ」　

トングを置いて、素手で最後の詰めを始めた　楽しそう

 

はちきれそうにパンパンにふくらんだケースを持って自慢そうに見せるご婦人　

 

す、すご～ぉい　重そう

 

 

 

ここで気が付いた

私達ふたりだけ・・・私を置いて帰っちゃうの？　　イヤ　困る

こちらの手元には　未だ、半分位しか入っていないパック　

見てばかりいたので手が動いてなかったのだ　　エヘッ

 

 

 

「あの～　未だここに居てもらっていいかしら？」

「どうして？」

「だって居てくれた方が心強いでしょ　一人で・・・なかなか出来ないし」

「あぁ　そうか　アハハ」

 

 

 

再びトングを使って入れ始める

 

 

すると急に人が集まって来て　その中にはおじさんまで入ってる　　うふっ

ご婦人　「もう帰っていいでしょ」

「うん、ありがとうございました」

 

そんなこんなで　詰めてはみたものの

あんなに沢山は無理よね

 

ちょっと　多めかな？くらいで切り上げて来ました

 

それにしても　きれいな枝豆

鮮やかなグリーンで、　まるまる太った粒も大きくって、キズひとつない

立派な枝豆ちゃんでした

 

 

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