バンコクから愛を込めないで (ボクシング奈落編)

ボクシングから離れていたあたしは復活するのか(゜Д゜)!?

(タイのボクシング) シリモンコンが苦しみながらWBCアジア・ウェルター級タイトルゲット!

2011年12月04日 20時22分46秒 | タイのボクシング
(写真は勝利してリング上で息子さんを抱き上げるシリモンコン)


う~~~ん…


  ちょっと落ち込んでるバンコク愚連隊です。


なんかテーパリッの話題で、うちのブログのコメントにもあるように


  真剣勝負を疑うような話が多くてねえ…


わざわざ負けに行くのにフィリピンからスパーリングパートナー呼んでめっさガチガチなスパーリングこなして、 … (こりゃまだまだ秘密) までして必死にトレーニングして…

ってのを間近で見ているだけにああいう声は本当に嫌だった、っていうか


  嫌だ(現在形)





さらに最近見つけたOPBF女子スーパーフライ級のタイトルマッチ(12月21日)


  王者山口直子(白井具志堅)VSローッナロン・シッサイトーン(タイ)


というのを見つけて


  大呆れ


国際式ボクシングの経験1年未満、ぼくれこに載ってないのも含めても3試合くらいしかしていない19歳の女子ボクサー(しかもミニマム級)がいきなり3階級飛び越えてOPBFランキングに入って、いきなり挑戦?


  亀田のマッチメークよりひどい位だ


WBAの王座操作もひどいがOPBFも人のことをいえないな(きっぱり)女子ボクシングの駒が(特にアジア圏で)少ないのはわかるけど、それにしてもひどすぎる。


  まあこういう事書くから誰かさんから嫌われるんだけどね。(きっぱり)


幸い、たかじん3連発(~NOマネー、~の胸いっぱい、委員会)見て少しすっきりしたけど… ふう…


さて本題です。
日本でも名の知れている元世界王者シリモンコン・シンワンチャー!麻薬の運び屋として逮捕された彼も獄中、獄外(実際は更正施設)で試合をすることすで2度。今回はなんと収監中の身でありながらABCO(WBCアジア)のウェルター級コンチネンタル王座に挑戦しました。


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  (愚連隊の一言)ドゥームバンナンブアッはさすがに何にもないなあ…


今回の興行は大手プロモーターの興行ではなく、12月5日の国王誕生日を記念してタイ国各地で行われているムエタイ大会のひとつに組み込まれたもので、昼の部(国際式1組、ムエタイ4組)夜の部ムエタイのみ9組という大会で、シリモンコンのタイトルマッチは昼の部に設定。なお夜の部の最後の試合にナムターン・ゴーキェットジムも登場したんですが、あたしゃバンコク行きの最後のバスが夕方5時過ぎ発だったのでシリモンコンの試合が終わったところで引き上げました。



<昼の部の女子ムエタイに出場するために来てたメリー・ポー・ウォンポラメーッ。(超久々にあった気がする)>


早速、興行内容です。

[[ 2011年12月03日 ]]
場所:タイ中部スパンブリ県ドゥームバンナンブアッ郡県庁舎内特設会場
時間:タイ・ケーブルTVIPMで午後1時半から(日本時間午後3時半から)生放送



<会場前の看板。ってシリモンコンの写真が若けえええ!?>


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▼第1試合:ムエタイ、5回戦、契約重量128ポンド
パヤックレック・オー・ペッナムヌンジム VS トーバーッ・ルークプラバーッ





トータルでは上回る感じのパヤックレックにトーバーッは接近戦でのパンチと肘で対抗しますが判定はパヤックレックへ。


▼第2試合:ムエタイ、5回戦、契約重量128ポンド/130ポンド
ディーゼルレック・トー・ユーガーンチャーン VS センムアンノーイ・ポー・ウォンポラメーッ

長身で手足の長いのに腕の構えはボクシングスタイル、それでいて足もきっちり使うディーゼルレックが優勢かと思ったら2Rにセンムアンノーイが組んでからの至近距離からの肘で2度ダウンを奪います。しかしその後肘対策を組み入れながら組んで横ひざで攻めたディーゼルレックでしたが挽回できず判定はセンムアンノーイ。


▼第3試合:ムエタイ、5回戦、契約重量128ポンド
ゴンナパー・ウィラサックレックムエタイジム VS パランテープ・ジャーオジャカポップ





蹴りのパランテープとパンチのゴンナパーの対戦となりましたが…


  って膝蹴りにパンチで応戦する奴初めてみたわ…


あんまりパンチ力があるわけじゃないんだけど、最後はロープに詰めてショートのフックをあごに叩き込んで(写真がそのフィニッシュの瞬間)KO勝ち。


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▼第4試合:ABCO(WBCアジア)ウェルター級コンチネンタル王者決定戦
シリモンコン・シンワンチャー(タイ) VS ムハマッド・ヘムセー(イラン)



<試合前のシリモンコンファミリー>


さて、太っ…ごほんげふん!!増えた体重にあわせて階級をなんと世界王者だったスーパーフェザー級から3階級アップした


  ウェルター級


まあもっとも最後に巻いたベルトは2008年のPABAスーパーライト級タイトルだから、そこから考えれば1階級アップしての久々のタイトル挑戦、となりました。





相手のムハマッド・ヘムセーはぼくれこに記録もなく


  またどっかのムエタイ練習生で速攻KO?


と思ってたら


  ごっついボクサー来たぁああああ!!!!(ヘムセーさんごめんなさい。陳謝)


ヘムセーは体格もごっついけど、それでいてそこそこ速いジャブと飛び込んでの右フック(珍しいね)にフットワークを絡めてちゃんとボクシングしてきます。(再びヘムセーさんごめんなさい。再陳謝)





片やシリモンコンは得意の1,2から左フックでボディーを打つパターンや、いきなりのジャブやストレートでのボディー攻撃で迎え撃ち、再三再四コーナーに追い込んで連打を打ち込むんですが





  ヘムシー粘る粘る!?


いやマジにタフ。タフったらタフ。(なんなんだ)しかも試合最終盤の11Rには逆にシリモンコンをコーナーに追い込んでの

  
  掟破りの逆連打!?Σ( ̄□ ̄;)


↑この言い回しも超古いな…。一番多く記憶に残るのはやっぱプロレス実況やってた頃の古舘さんの


  掟破りの逆さそり~~~~~!!!!(分かる人には分かる)


試合後のシリモンコンも疲労困憊…「相手のパンチどやった?」と尋ねたら


 「いやマジに重いっすよ。しゃれになんないっすよ~」(一部脚色)


と苦笑いしてました。

判定までもつれ込んだこの試合、結果は


  119-108、119-108、118-109でシリモンコン判定勝ち


しかし無事戴冠っと思いきや、実はこの試合直前まで関係者の間では「正式に許可されているのか?」という話が持ち上がってて、ABCO内の連絡がちゃんとされていなかったようで、正式なタイトルマッチの形式をとらずに試合が行われてしまいました。関係者の話では「中の人が責任持ってやると言っていた。」との話なのでなんとかなるとは思いますが、正式に認可されるかどうかはABCOのホームページで確認が必要ですね。



<責任取るといった人も写ってますが…汗>


なお現在シリモンコンのプロモーターはお父ちゃんとナリス・シンワンチャー氏がやっていますが、ナリス氏の話では


 「来年3月か4月に防衛戦をやります。」


とのことでした。


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以下余談ですが、日本でも名の知れている元世界王者の一角ワンディー・シンワンチャー。



<お久、お久のワンディー(右)>


しばらく試合をしていなかった彼が今回顔をだしてたので「試合はもうせんの?」と聞いてみたんですが、そしたら


 「もうきついから(試合は)いいっす。」(おいおい)


と言ってました。さらに現状を聞いたら


 「今はマハーチャイ(バンコクの西隣サムッサコーン県の県都)のジムで子供に教えてます。」


といってました。日本全国に散らばってるワンディーファンの方への報告でした♪(いるんか?)


ではまた


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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (ジャッカル)
2011-12-05 18:16:16
シリモンコンも子供までいるんだから、早く更生せんと・・・

OPBFは昔日の面影がないですね。
本当なら、日本タイトルより格上のはずが、
今や日本タイトルの方が意義があるように
なってしまいました。
返信する
Unknown (サハプロム)
2011-12-05 21:49:56
子供も大きくなりましたね。

シリモンコンも34歳ですか、真面目に練習すれば、まだやれますね!!!
今度会ったらよろしく言っておいて下さい。
必ず会いに行くと・・
返信する

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