(一発で相手をKOしたソッ。(左奥))
昨日タイ北部のランプーンで行われた興行の模様です。メインのWBCアジアタイトルマッチは王者ソッ・プーンインスリージム(・ゴーキェットジム)が地力を見せ付けて圧勝しています。
タイへの旅のホテルの予約はこちらからどうぞ♪
(愚連隊の一言)ランプーン自体は昔の王朝の都だけど、試合会場はそれにふさわしい由緒あるお寺ですな。
大阪はMBSのラジオニュース『たね蒔きジャーナル』が存亡の危機にたっているそうです。東京に本社のあるメディアに比べて比較的自由な雰囲気のあるTV、ラジオの中でたね蒔きジャーナルは原発問題については京都大学助教の小出裕章氏がニュースに対する解説をしたり、政治問題についても毎日新聞論説委員の近藤勝重氏が「本当に今の政治家は…」と本音で現状を嘆く発言をしたり、昨日など民主党の予算組み換えで「社会保障費」が見直しになると聞いたキャスターの水野晶子さんが「なんでそーなるんですか?なんで?なんで?」とまさに一般視聴者の声を代弁する突っ込みを見せてくれたり、と現在の政治体制に対して批判的なスタンスを持っている番組です。とはいえやわらかい部分もあって毎週金曜日は時事川柳を取り上げたり、キャスターの皆さんの話し振りも面白いし、
やっぱ大阪の番組はええなあ~
っと思っていたんですが、どうもこの番組が打ち切りの方向になっているらしいです。これは
社会に対する一大損失ですよ????
こんな面白くて、わかりやすい番組はないのに…しかも立場は本当に一般庶民の立場から発信されてます。っていうか
水野晶子さんのしゃべくりのファンなんですが。(おいおい)
でもこの番組を失うのは本当にもったいない。もしこの番組をご存知でない方はYoutubeで「たね蒔きジャーナル」で検索すると過去の番組がほとんど収録されているので聞いてみてください。特に関西の方はぜひ今からでもこの番組のファンになってもらってMBSと提供していてくれた高瀬不動産に打ち切り反対を訴えて欲しい。
っとバンコクから願っております。
さて、やっと本題です。一昨日の朝舞い込んだ電話からてんやわんやでタイ、フィリピン、インドネシア、オーストラリアとやりとりを繰り返していたバンコク愚連隊です。一番やっかいな問題が残っていたんですがなんとか今日の昼間に落着。元々先にボクサーをアレンジしたタイ人の失態で回ってきた話でこちらもえらいことになりそうになって冷や汗ものでした。
ちなみに一昨日泊まった所は本当になんにもなくて、周囲には多少の民家と「ラムヤイ」(タイの果物の一種)の果樹林と田んぼくらいしかありませんでした。
最近宿泊所にはずれが多いな…(おいおい)
まあがんばんべー(棒読み)
早速試合内容です。
[[ 2012年07月31日 ]] ゴーキェット・ランプーン興行
場所:タイ北部ランプーン県メティーウティガン学校(プラターッハリプンチャイウォラマハウィハーン寺院内)
プラターッハリプンチャイウォラマハウィハーン寺というのがタイ北方の古い王国ハリプンチャイの頃に作られた(と思われ…)そのお寺の境内みたいな場所にリングを組んでいます。(なので敷地は狭いですな)
▼第1試合:ノンタイトル、6回戦、契約重量110ポンド
ウィサヌ・ゴーキェットジム(タイ) VS リッキー・マヌフォー(インドネシア)
元PABA王者のウィサヌと今回は「セックス・インストラクター」のTシャツを着てない(おいおい)リッキー・マヌフォーの対戦。リッキーの「大振りパンチはだめだよ」っていったら
「僕の好きなスタイルは内藤大助選手なんです!」
しかし試合では事前にアドバイスしたせいかそんなに大振りフックはなく、ウィサヌのプレッシャーの下がりつつも時々は連打で反撃も見せてくれました。
<左で攻めるウィサヌ(左)>
かたや元PABAスーパー王者のウィサヌは前に出てプレッシャーをかけているにもかかわらずジャブなしで左ストレートから右フック2発続ける感じのコンビネーションがメインだったんですが、左ストレートも以前の威力はなく、もう全盛期を完全に過ぎちゃいましたね…
結果はウィサヌがリッキーを倒せず判定勝ち。
▼第2試合:WBCアジア・スーパーバンタム級タイトルマッチ
ソッ・プーンインスリージム(タイ) VS フランス・ヤランガ(インドネシア)
とんでもない困ったちゃんになったこの試合。試合開始後、ちょっと打ち合いして…
ソッの右アッパー一発でフランスがダウン!!!
<このアッパーカットだす>
っていうか立てない!?10カウント!????
ソッが1R0分56秒でKO勝ち…
最近ボクシング記事などで「100何秒殺!」とか書く記事があるけど、
60秒超えたら秒殺じゃねえよ…
といつも思っております。今回のソッはマジに秒殺でした。今日会った友達の記者いわく「トイレに行ってる間に記念品の贈呈してて、試合前の贈呈なのかと思ったら終わってた…」だそうな。
っていうか、
こんな早く倒されると写真撮る側もろくな写真とれないんだよう!(ぷんぷん)
▼第3試合:ノンタイトル、6回戦、契約重量112ポンド
センムアンルーイ・ゴーキェットジム(タイ) VS ボーイ・タントー(インドネシア)
9月1日に日本で試合するセンムアンルーイが登場。相手のボーイもひそかにいい選手なのですが、1Rの出だしはセンムアンルーイまさに
素晴らしい
の一言。ちと遅咲きの選手ですが、パンチの勢い、連打といいウィサヌとは雲泥の差。思わず1R終了後「イヤム!!!」と大声出したらコーナーに戻ったセンムアンルーイがにっこり微笑みながらこちらを見たんで親指を上に突き出して「グッド」のサインを送りました。
<センムアンルーイ(左)がいいボクシング見せてくれたんだけどなあ>
しかし、前回の試合で「けっこういい選手」と評価したボーイ・タントーも大したもので
打たれ強いねえ~~~~
しかも
ともかく力がある。半端じゃない。
後半は強引に力でセンムアンルーイをロープ際まで押し込んでパンチを出して来ました。とはいえ試合は下がらせられながらも手を出し続けたセンムアンルーイが判定勝ち。アウェーだったらどうかわからないな…
センムアンルーイ、ボーイ・タントーともに攻めの部分で決め手になる攻撃がひとつ欲しいな、と思いました。(前から思ってるんだけどね)
▼第4試合:ノンタイトル、6回戦、契約重量?ポンド
センチャイレック・ソー・キングスター(タイ) VS モンコンチャイ・シッツゴンナパー(タイ)
タイ人新鋭同士の対決。パワー前進タイプのセンチャイレックが、しかしカウンター攻撃タイプのモンコンチャイの攻撃を警戒して様子見に入る場面も多々。
<両者特徴をだした試合でしたね。左がセンチャイレック>
しかしモンコンチャイに少し疲れの見えた3Rにセンチャイレックのパンチが入って動きが止まった一瞬に
左ジャブから右ストレートをクリーンヒットさせてダウンを奪います!
この連打は見事。そこをかろうじて立ったモンコンチャイですがコーナーに詰められてパンチを浴びせられて2度目のダウン。ここでレフェリーが即試合をストップしました。
3R2分22秒、センチャイレックがTKO勝ち
あの最初のダウンを奪った連打をきれいに決まりました。ああいう
倒すべき時に倒せる
というのは非常に重要な才能です。センチャイレックの今後はしっかり見て行きたいと思います。
その後はタイ人と外人のムエタイの試合が3試合ありましたがいずれも実力が拮抗した面白い試合になり観客も最後まで満足してくれたと思います。
メインを除いてね…
お後がよろしいいようで。
皆さん、クリックお願いね♪♪
昨日タイ北部のランプーンで行われた興行の模様です。メインのWBCアジアタイトルマッチは王者ソッ・プーンインスリージム(・ゴーキェットジム)が地力を見せ付けて圧勝しています。
タイへの旅のホテルの予約はこちらからどうぞ♪
(愚連隊の一言)ランプーン自体は昔の王朝の都だけど、試合会場はそれにふさわしい由緒あるお寺ですな。
大阪はMBSのラジオニュース『たね蒔きジャーナル』が存亡の危機にたっているそうです。東京に本社のあるメディアに比べて比較的自由な雰囲気のあるTV、ラジオの中でたね蒔きジャーナルは原発問題については京都大学助教の小出裕章氏がニュースに対する解説をしたり、政治問題についても毎日新聞論説委員の近藤勝重氏が「本当に今の政治家は…」と本音で現状を嘆く発言をしたり、昨日など民主党の予算組み換えで「社会保障費」が見直しになると聞いたキャスターの水野晶子さんが「なんでそーなるんですか?なんで?なんで?」とまさに一般視聴者の声を代弁する突っ込みを見せてくれたり、と現在の政治体制に対して批判的なスタンスを持っている番組です。とはいえやわらかい部分もあって毎週金曜日は時事川柳を取り上げたり、キャスターの皆さんの話し振りも面白いし、
やっぱ大阪の番組はええなあ~
っと思っていたんですが、どうもこの番組が打ち切りの方向になっているらしいです。これは
社会に対する一大損失ですよ????
こんな面白くて、わかりやすい番組はないのに…しかも立場は本当に一般庶民の立場から発信されてます。っていうか
水野晶子さんのしゃべくりのファンなんですが。(おいおい)
でもこの番組を失うのは本当にもったいない。もしこの番組をご存知でない方はYoutubeで「たね蒔きジャーナル」で検索すると過去の番組がほとんど収録されているので聞いてみてください。特に関西の方はぜひ今からでもこの番組のファンになってもらってMBSと提供していてくれた高瀬不動産に打ち切り反対を訴えて欲しい。
っとバンコクから願っております。
さて、やっと本題です。一昨日の朝舞い込んだ電話からてんやわんやでタイ、フィリピン、インドネシア、オーストラリアとやりとりを繰り返していたバンコク愚連隊です。一番やっかいな問題が残っていたんですがなんとか今日の昼間に落着。元々先にボクサーをアレンジしたタイ人の失態で回ってきた話でこちらもえらいことになりそうになって冷や汗ものでした。
ちなみに一昨日泊まった所は本当になんにもなくて、周囲には多少の民家と「ラムヤイ」(タイの果物の一種)の果樹林と田んぼくらいしかありませんでした。
最近宿泊所にはずれが多いな…(おいおい)
まあがんばんべー(棒読み)
早速試合内容です。
[[ 2012年07月31日 ]] ゴーキェット・ランプーン興行
場所:タイ北部ランプーン県メティーウティガン学校(プラターッハリプンチャイウォラマハウィハーン寺院内)
プラターッハリプンチャイウォラマハウィハーン寺というのがタイ北方の古い王国ハリプンチャイの頃に作られた(と思われ…)そのお寺の境内みたいな場所にリングを組んでいます。(なので敷地は狭いですな)
▼第1試合:ノンタイトル、6回戦、契約重量110ポンド
ウィサヌ・ゴーキェットジム(タイ) VS リッキー・マヌフォー(インドネシア)
元PABA王者のウィサヌと今回は「セックス・インストラクター」のTシャツを着てない(おいおい)リッキー・マヌフォーの対戦。リッキーの「大振りパンチはだめだよ」っていったら
「僕の好きなスタイルは内藤大助選手なんです!」
しかし試合では事前にアドバイスしたせいかそんなに大振りフックはなく、ウィサヌのプレッシャーの下がりつつも時々は連打で反撃も見せてくれました。
<左で攻めるウィサヌ(左)>
かたや元PABAスーパー王者のウィサヌは前に出てプレッシャーをかけているにもかかわらずジャブなしで左ストレートから右フック2発続ける感じのコンビネーションがメインだったんですが、左ストレートも以前の威力はなく、もう全盛期を完全に過ぎちゃいましたね…
結果はウィサヌがリッキーを倒せず判定勝ち。
▼第2試合:WBCアジア・スーパーバンタム級タイトルマッチ
ソッ・プーンインスリージム(タイ) VS フランス・ヤランガ(インドネシア)
とんでもない困ったちゃんになったこの試合。試合開始後、ちょっと打ち合いして…
ソッの右アッパー一発でフランスがダウン!!!
<このアッパーカットだす>
っていうか立てない!?10カウント!????
ソッが1R0分56秒でKO勝ち…
最近ボクシング記事などで「100何秒殺!」とか書く記事があるけど、
60秒超えたら秒殺じゃねえよ…
といつも思っております。今回のソッはマジに秒殺でした。今日会った友達の記者いわく「トイレに行ってる間に記念品の贈呈してて、試合前の贈呈なのかと思ったら終わってた…」だそうな。
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こんな早く倒されると写真撮る側もろくな写真とれないんだよう!(ぷんぷん)
▼第3試合:ノンタイトル、6回戦、契約重量112ポンド
センムアンルーイ・ゴーキェットジム(タイ) VS ボーイ・タントー(インドネシア)
9月1日に日本で試合するセンムアンルーイが登場。相手のボーイもひそかにいい選手なのですが、1Rの出だしはセンムアンルーイまさに
素晴らしい
の一言。ちと遅咲きの選手ですが、パンチの勢い、連打といいウィサヌとは雲泥の差。思わず1R終了後「イヤム!!!」と大声出したらコーナーに戻ったセンムアンルーイがにっこり微笑みながらこちらを見たんで親指を上に突き出して「グッド」のサインを送りました。
<センムアンルーイ(左)がいいボクシング見せてくれたんだけどなあ>
しかし、前回の試合で「けっこういい選手」と評価したボーイ・タントーも大したもので
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ともかく力がある。半端じゃない。
後半は強引に力でセンムアンルーイをロープ際まで押し込んでパンチを出して来ました。とはいえ試合は下がらせられながらも手を出し続けたセンムアンルーイが判定勝ち。アウェーだったらどうかわからないな…
センムアンルーイ、ボーイ・タントーともに攻めの部分で決め手になる攻撃がひとつ欲しいな、と思いました。(前から思ってるんだけどね)
▼第4試合:ノンタイトル、6回戦、契約重量?ポンド
センチャイレック・ソー・キングスター(タイ) VS モンコンチャイ・シッツゴンナパー(タイ)
タイ人新鋭同士の対決。パワー前進タイプのセンチャイレックが、しかしカウンター攻撃タイプのモンコンチャイの攻撃を警戒して様子見に入る場面も多々。
<両者特徴をだした試合でしたね。左がセンチャイレック>
しかしモンコンチャイに少し疲れの見えた3Rにセンチャイレックのパンチが入って動きが止まった一瞬に
左ジャブから右ストレートをクリーンヒットさせてダウンを奪います!
この連打は見事。そこをかろうじて立ったモンコンチャイですがコーナーに詰められてパンチを浴びせられて2度目のダウン。ここでレフェリーが即試合をストップしました。
3R2分22秒、センチャイレックがTKO勝ち
あの最初のダウンを奪った連打をきれいに決まりました。ああいう
倒すべき時に倒せる
というのは非常に重要な才能です。センチャイレックの今後はしっかり見て行きたいと思います。
その後はタイ人と外人のムエタイの試合が3試合ありましたがいずれも実力が拮抗した面白い試合になり観客も最後まで満足してくれたと思います。
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