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鬼ヅモ同好会第3支部・改「竹に雀」

鬼ヅモ同好会会員「めい」が気ままに旅して気ままにボヤきます。

別れの快速エアポート

2017-10-04 | 鉄道の旅


2 0 1 6 年 9 月 2 1 日 ( 水 )

午 後 4 時 4 5 分

J R 小 樽 駅



小樽の地に下り立ち、そろそろ6時間が経とうとしています。
時は夕刻、風情ある街並みはそれぞれに明かりを灯し、宵闇に煌かんとしている頃・・・。

私はこの日、東京に戻らねばなりません。



後ろ髪を引かれる思いを抱きつつ、小樽の玄関口・JR小樽駅に戻りました。
コインロッカーに預けていた手荷物に、



新たに購入したお土産を加え、小樽駅本屋【国登録有形文化財】に入ります。



今回乗車する電車は、17時00分発 快速エアポート174号 札幌方面 新千歳空港行きです。
当時はこの駅舎が文化財であることを気にしていなかったので、あっさりホームに入ってしまいました。

 

快速エアポート174号は、すでに5番線に入線していました。
その向かいの4番線、なんだか表示が特別な仕様になっているようですね??

4番線はかつて、昭和の俳優・石原裕次郎がテレビ番組かなにかで4番線に下り立つシーンがあり、のちに「裕次郎ホーム」と呼ばれるようになったそうです。
よくよくみると「4」の数字は、裕次郎が趣味にしていたヨットをかたどったものになっています。
ほかに4番線には石原裕次郎のパネルなどがあるそうですが、私はすべてスルーしてしまいました。



JR北海道731系電車に乗って、札幌方面へ戻ります。




小樽駅から2駅目の小樽築港駅を過ぎると、電車は石狩湾ぞいを走ります。
札幌から小樽に向かった時とは違い、逆方向の電車はまさに海岸線すれすれを走っていきます。



西側を振り返ってみました。
小樽の街を見ているつもりでしたが、たぶんその先の余市方面だと思います。



東の方角。
遠くにぼんやり見えるのは札幌かな?



朝里駅を過ぎると、夕空にいささか寂しげな恵比須岩が登場。



恵比須岩の姿をもって、この旅の車窓は見納めとなります。



18時12分。



札幌を通過し、終着・新千歳空港駅に到着してしまいました。



【今回の乗車記録】

JR北海道 (S15)小樽駅 5番線 17時00分発
[S][H][AP]函館本線 快速エアポート174号 千歳線直通 新千歳空港行き 6両
(AP15)新千歳空港駅 1番線 18時12分着

*所要時間 1時間12分
*移動距離 80.4km  *運賃 1,780円





小樽へ行ってみる

2017-08-05 | 鉄道の旅


2 0 1 6 年 9 月 2 1 日 ( 水 )

午 前 9 時 5 7 分

札 幌 市 豊 平 区

地 下 鉄 南 平 岸 駅



聖地巡礼を終え、市営地下鉄南平岸駅に戻ってきました。



駅前にチラリと見えるローソン(通称「青屋敷」)
このローソンは聖地のお膝元にあるため、藩士の中では特別視されているようです。
どうでしょうのDVDが出ると、わざわざここのローソンまで来て取り寄せる藩士もいるようです。

南平岸駅に入り、



駅のスタンプを見つけたので、回収しました。
うすくなってしまいましたが、絵柄はまさかの聖地・平岸高台公園です(*^_^*)



10時03分発 札幌市営地下鉄南北線 麻布行きに乗車し、札幌の中心街へ向かいます。

以前、「道民はかたくなに優先席に座らない」ということをこのサイトで記述しました。
地下鉄でも、道民は優先席に座らないんだな~と見ていました。
しかしよく見てみると、地下鉄には優先席ではなく専用席なるものがあるのです。
専用席ということで、健常者は基本的に座ることはできません。
この専用席の存在が、道民が優先席を敬遠することに関係があるのかもしれませんね。



10時14分、さっぽろ駅に到着しました。



このあとの予定は、まったくの白紙でした。
札幌市内を回るのもよかったのですが、札幌市内の観光地はかなり分散しているので、無計画にぐるぐる回るのは効率が悪くなってしまいます。
それよりは、札幌から約40分ほどで行ける小樽の街を散策するのもいいかな~と思いました。
そこで、まずは地上へ上がりJR札幌駅へ。



小樽への電車、10時28分発 函館本線 区間快速「いしかりライナー」小樽行きに乗車します。



私を小樽まで運んでいく731系電車
座席はロングシートなので、車窓はあまり楽しめそうにありません。




午 前 1 0 時 2 8 分

J R 札 幌 駅 を 出 発


区間快速いしかりライナーは、札幌以西のみを快速運転するものと、札幌以東を快速運転するものがあり、今回乗車したのは前者です。
停車駅は、琴似、手稲と、その先の各駅です。

発車してしばらくは、札幌の街中を走ります。
乗客も多く、あまり車窓は楽しめません。


小樽市に入り銭函駅を過ぎると、車窓は急展開。



石狩湾のそばを走っていきます。



遠くに小樽の港町が見えます。



銭函駅と朝里駅のちょうど中間にある、観光客の目を惹く、海に突き出た岩。
恵比寿島(恵比須岩)というそうです。
海と岩が織りなす車窓は、いつ見ても飽きないものです。



小樽の街が近づいてきました。


朝里駅を過ぎ小樽築港駅付近で、函館本線は石狩湾から離れていきます。




午 前 1 1 時 0 7 分

小 樽 駅 に 到 着




右から左に読むレトロな駅名標がお出迎え。



駅名標の近くにはむかい鐘のミニチュア



改札を出て駅の出入口に、本物のむかい鐘があります。
列車が小樽駅に到着する際、上り列車は鐘を2回、下り列車は鐘を3回鳴らし、利用客に報せたそうです。
むかい鐘のそばには、登録有形文化財のプレートがあります。



JR小樽駅本屋【国指定登録文化財】です。「ほんおく」じゃなくて「ほんや」と読むそうです。
小樽港に正面を向けて建っている昭和初期のRC造(鉄筋コンクリート造)駅舎の好事例というわけで、文化財に指定されているそうです。



駅からまっすぐ進めば、小樽港
駅のコインロッカーに手荷物を預け、この旅最後の街歩きに出かけます。



【今回の乗車記録】

ST札幌市営地下鉄 (N13)南平岸駅 2番線 10時03分発
(N)南北線 麻布行き 6両
(N06)さっぽろ駅 2番線 10時14分着

JR北海道 (01)札幌駅 1番線 10時28分発
[S]函館本線 区間快速 いしかりライナー 小樽行き 6両
(S15)小樽駅 1番線 11時07分着

*所要時間 1時間04分(乗車時間 50分)
*移動距離 39km  *運賃 890円(地下鉄 250円 JR 640円)





札幌で一泊!

2017-07-21 | 鉄道の旅


2 0 1 6 年 9 月 2 0 日 ( 火 )

午 後 6 時 5 0 分

地 下 鉄 さ っ ぽ ろ 駅



午後7時前。
そろそろディナーの時間ともなってきました。

毛ガニ、ウニ、ホタテなどの魚介。
味噌ラーメン、スープカレー、ジンギスカン鍋などの大衆料理。
根室のエスカロップ、十勝の豚丼、釧路のスパカツも、札幌で食べられます。

しかしながら、旅の鉄則・・・「メシより宿」!

・・・・・・いちおう旅に出る前に宿は予約していますけど。
それでもまずは宿へ先行し、手荷物を置いてから食事に行くこととしました。


この日のお宿は、札幌の繁華街・すすきのの近く。



JR札幌駅から少し離れた、札幌市営地下鉄 さっぽろ駅へ。

ここから、南北線 真駒内行き電車に乗車しました。



突然ですが、ここで北海道・鉄道あるある~!
ここでは、私が感じた北海道の鉄道ローカルルールっぽい事柄を挙げていきます。

1.道民は優先席に座ることを頑なに拒む。

これは函館の市電でも、千歳線の札幌行き電車でも感じました。
すし詰め状態の電車の中で、不自然に空席になっているのが優先席。
「優先席」=障害者・老人などの専用の席という認識をもっているように思われます。
函館市電の停留場で乗客を下ろすため一時優先席に座った高校生♂が、連れの高校生♂に「お前は老人か~」とからかわれていました。
千歳線の車内でも、お立ちの乗客が多い中で優先席だけは余裕がありました。
優先席に座っているのは、大きな旅行カバンを抱えた者たち・・・おそらくは道民ではない者たちでしょう。

2.北海道の駅は、札幌近郊を除いて発車10分前になるまで改札内に入ることはできない。



発車標には「改札中」の表示があります。
この表示があるのは、私が旅した限りではJR北海道だけだと思います。
私の旅日記であまり触れてきませんでしたが、これは私が時間ギリギリで行動することが多かったため、「10分前のハードル」に引っかかることがなかったためです。
発車10分前になると、駅構内に「これより●時●分発 ●●行きの 改札を始めます」という放送が流れます。

3.道民は意外と路線名を知らない。

これは道民全体に当てはまることではないと思いますが・・・
旅に出る前に、北海道出身の知り合いにいろいろ尋ねてみたときのこと。
「函館本線」「函館本線」と言うものの、よくよく話を聞くと、どうやら室蘭本線のことを指している様子。
私が「それは函館本線じゃなくて室蘭本線だよ」と指摘すると、
「北海道の駅には路線名は書いてない。『函館方面』『岩見沢方面』というように書いてある」
という説明をされました。



たしかに釧路駅の発車標は「摩周 知床斜里 網走 厚岸 根室方面」という表記になっています。
これらのうち摩周、知床斜里、網走は釧網本線、厚岸、根室は根室本線(下り)で、路線ごとの表示になっていないので注意が必要ですね。



こちらはJR札幌駅の発車標。
函館本線(北行き・南行き)、千歳線、札沼線(学園都市線)と路線も多い札幌駅では、さすがに路線ごとに分かれて表示されています。
しかし路線名はなく、函館本線南行きは「手稲・小樽・倶知安方面」という表記にとどまります。


・・・・・・「尺稼ぎ」はこのへんにしておきましょうか(^_^;)





すすきのの1駅先、今宵のお宿の最寄駅・中島公園駅に到着しました。



【今回の乗車記録】

ST札幌市営地下鉄 (N06)さっぽろ駅 1番線 18時51分発
(N)南北線 真駒内行き 6両
(N09)中島公園駅 1番線 18時57分着

*所要時間 6分
*移動距離 1.9km  *運賃 200円



中島公園駅からは、あらかじめ用意してきた地図をもとに、お宿へ歩いていきます。
その途中・・・



ローソンVSセコマのコンビニ戦争が起きています!
そこで急遽、両コンビニでお買い物をして・・・



ホテルへ到着。
むむむ、この部屋は・・・「ビジネスホテル」なのに和室。
ということは・・・やっぱり内風呂はありません。
翌日の朝風呂はなしということか・・・(T_T)(T_T)(T_T)


そうそう、



ローソン「からあげクン」レギュラー(税込216円)、



セイコーマートフライドチキン(税込250円)とフライドポテト(税込130円)を買ったのでした。

これよりビジネスホテルの和室で、チキン対決を開催します!



からあげクン!・・・安定の味ですな。
フライドチキン!・・・うまい!



フライドポテト! うまいですね。
こちらは130円という値段の割には、ポテトがかなり入っています。
今回は買いませんでしたけどこっちのポテトは値段の割には数が少ねえし・・・。

セコマが道内で他を寄せ付けない、というのもわかります。
顧客満足度コンビニ1位の実力を見せつけられた気がしました。



とりあえず、札幌で、一泊!





夕刻の花咲線

2017-07-10 | 鉄道の旅


2 0 1 6 年 9 月 1 9 日 ( 敬 老 の 日 )

午 後 3 時 3 3 分

J R 根 室 駅



レンタサイクルを返却した私は、釧路へ戻る列車を待ちます。



今度の列車は、16時08分発 花咲線 普通列車 釧路行きです。
発車時刻まで30分ほどあるので、ホームで列車をゆっくり待とう。
そう思いホームに進もうとしましたが、駅員氏に「ホームには入れません」と言われてしまいました。
なんでも、発車時刻の10分前にならないとホームには入れないのだとか。


仕方なく、駅の外へ。



駅からのびる線路沿いを歩いて、



先に見えるのは、根室本線(花咲線)の終末
あそこが最東端のレールなのかというと、そうでもありません。
根室本線は最東端の東根室駅から西側に回り込むようなかたちで根室駅に到達します。
なので根室本線の終末は、根室駅よりも西側にあるのです。

そうそう、東根室駅といえば、



納沙布岬のみやげ物で、こんなものを買いました。
東根室駅は、日本最東端の駅。
その駅名標のマグネットなのですが、現在この駅名標は使われておりません。
東根室駅の隣りであった花咲駅が、この旅の半年前に廃止になってしまったからです。
現在の東根室駅の隣りは、西和田駅、いちおう「西~」とつく駅の中では日本最東端です。



さらに、駅に隣接する観光インフォメーションセンターで、根室半島チャシ跡群のストラップを購入。
ストラップの写真はおそらく温根元漁港から眺めたヲンネモトチャシ跡です。


発車時刻まで時間があるので、



駅に隣接する北然仁ぼくねんじんというそば屋に入りました。
駅そばといえば、天ぷらそばがだいたい400円というリーズナブルなもの。
そう思い、小腹を満たすつもりで入店しましたが、メニューを見るとかけそばが702円となかなかのもの。
私はいつもどおりかき揚げそば(810円)を注文。



かき揚げそば! うん、うまい。
駅そばと思っていたら、なかなか本格的なそばが出てきました。
納沙布岬より約25kmのサイクリングをしてきた身にとっては、格好の小腹満たしとなりました。



列車の発車時刻が近づき、駅のホームに入ります。



すでに入線しているキハ54形522番です。
ご覧のとおり、ICPO職員が威嚇発砲しようとしています。



かたや、とんでもない物を盗んでいった怪盗が、ICPO職員に銃口を向けています!
そしてオマケのように居並ぶ大介、石川、B99W55H88



彼らとともに、釧路へと戻ってまいります。



窓も「怪盗」仕様。
沿線の浜中町出身のモンキー・パンチ氏全面協力のようですね。




午 後 4 時 0 8 分

根 室 駅 を 発 つ


様々な旅の思い出と、怪盗一味を乗せる列車。
車窓は進行方向左側が圧倒的におすすめなのですが、今回はあえて進行方向右側に着席しました。




北海道ならではの広大な牧場。



日本最東端の「西~」のつく駅西和田駅



西和田の次の次、落石駅



その次、別当賀駅



その次は初田牛駅



その次が、厚床駅



酪農工場と思われるプラント。
あたりは暗くなっていき、車窓を楽しめるのもこのあたりが限界です。



酪農工場のすぐ近くにある茶内駅を過ぎ、私は眠りにつきました。



18時51分、定刻どおり釧路駅に到着。



とりあえず、キャンプ地としていたホテルに戻っていきました。



【今回の乗車記録】

JR北海道 根室駅 16時08分発
花咲線(根室本線) 普通 釧路行き 1両ワンマン
(K53)釧路駅 4番線 18時51分着

*所要時間 2時間43分
*移動距離 135.4km  *運賃 北海道&東日本パス使用(不使用の場合は2,490円)





早朝の花咲線

2017-04-13 | 鉄道の旅


2 0 1 6 年 9 月 1 9 日 ( 敬 老 の 日 )

午 前 5 時 1 7 分

J R 釧 路 駅



敬老の日、早朝の釧路駅。



前日に酒をあおったわりには、じいちゃんばあちゃんよりも早い時刻に起床しました。
早朝ということもあり、ホテルの朝食バイキングは泣く泣くあきらめることとなりましたが、前日あれだけの夕食をいただいたので、まぁいいでしょう。


この日はついに、この旅の最終目的地・根室へと足を運びます。



私を根室へといざなう列車は、5時35分発の花咲線(根室本線) 快速列車「はなさき」です。
停車駅は、東釧路、厚岸、茶内、浜中、厚床と、厚床からの各駅です。

発車時刻が来る前に、釧路駅の中を散策。

 

まずは駅名標。
本来なら前日に拝んでいるはずなのですが、今回の旅は高速バスを使ってしまったので・・・(T_T)



2番・3番線ホームにたたずんでいるのは・・・なぜか石炭
あまりイメージが湧きませんが、じつは釧路は夕張、筑豊なき今では日本一の炭鉱の街でもあるのです。
釧路炭鉱は豊富な石炭埋蔵量を誇り、24時間体制で採掘がすすめられているそうです。



石炭の先にあるのは、「釧路驛湿原の鐘」
釧路炭鉱で採れた石炭をもとにして造られたそうです。
・・・・・・ウソです。



釧路駅3番線に停車中の気動車・キハ54形
北海道ではめずらしくもない1両編成です。

釧路~根室間は根室本線の中でも「花咲線」の愛称がついています。
(東京~黒磯間の東北本線を「宇都宮線」と呼んだり、京都~大阪間の東海道本線を「京都線」と呼ぶようなものですね)
そしてかわいらしい愛称とは裏腹に、この区間は利用者がとても少なく、JR北海道は単独での運営は困難ということで、花咲線の廃線も検討しているそうです。


それでは、廃線になる前に、花咲線の旅を楽しむこととしましょう。




午 前 5 時 3 5 分

J R 釧 路 駅 を 出 発


列車は、私を含め5人程度の乗客を乗せ、日いづる東へと走り出しました。

そうそう、列車の座席ですが、圧倒的に進行方向右側(南側)がおすすめです。



まずは釧路川と釧路の街並み。
この景色をよ~く目に焼きつけておきましょう。
この先、ビルが建ち並ぶ大きい街はもうありません。
車窓から見える橋は、幣舞橋ではなく旭橋。幣舞橋から上流にある2本目の橋です。



釧路駅の隣駅・東釧路駅です。お出口は左側ですね。
ここは釧網(せんもう)本線の乗換駅で、複数の路線が接続する最東端の駅だそうです。
ちなみに複数の路線が接続する最西端はJR佐世保駅(長崎県)、最南端はJR鹿児島中央駅です。
私に先んじて、わが同好会のよね先生が最西端と最南端を制し、それに後れることわずか1日、私が最東端を制していきますよぉ~(^^♪


東釧路駅を出て、武佐(むさ)駅、別保駅を通過すると、車窓から建物は消えてしまいます。
大自然の中を駆け抜ける、花咲線の旅が本格的にスタート。



林の中を列車は駆け抜けます。
ときたま現れる小川や沼が、なんだか美しく感じます。
そして林の中から、あやしい物影が・・・



トラだよ、トラ!
あっ シカだ。シカでした。

これが唯一のシカ(エゾシカ?)撮影成功画像(T_T)
シカはこの先何度も目撃するのですが、撮影はことごとく失敗してしまいました。
しかしシカだけではないのが花咲線。
この先もさまざまな動物にめぐりあうこととなります。



本州では見られない、北の大地の白樺林。
私が住む関東とは気候がまったく異なることが、植生からもわかります。





白樺林を抜けると、今度は湿原の風景。



湿原の向こうには、大きな農場の建物。
北海道らしい風景が続き、私は車内で眠ることができません。
嬉しい悲鳴とはこういうことを言うのですね。

門静駅を通過すると、花咲線は海沿いへと出ます。



厚岸湾のそばを進む花咲線。



島にかかる橋?
当時はそのように思いましたが、実際は違います。
両岸共に北海道本土、そして橋は厚岸大橋といい、厚岸湾と厚岸湖の境目となっています。

 

6時21分、厚岸駅に到着しました。
漁師町・厚岸の中心にある駅で、厚岸大橋の近くにあります。
無人駅が続く花咲線の中で、この駅は有人駅。
厚岸駅の次の有人駅は、根室駅、すなわち終点まで駅員はいません。




厚岸駅を発つと、花咲線は相変わらず海沿いを走ります。花咲線は厚岸湖ぞいを走ります。





厚岸湖は、淡水と海水が入り混じる汽水湖
そして湖沿いには、人の手が加えられていない原生の湿原が広がっていて、ラムサール条約(特に水鳥の生息地として国際的に重要な湿地に関する条約)に登録されています。



列車は湖沿いを離れ、湿原地帯に入りました。





別寒辺牛(べかんべうし)湿原と、別寒辺牛川が織りなす見事な自然の風景。
花咲線の最大の見どころです。



湿原を飛び回る水鳥。
ツル・・・・・・じゃないよな、多分サギかな?







糸魚沢駅を通過し、別寒辺牛川を越えると、素晴らしき湿原の風景は終わりを迎えます。


6時43分、茶内駅に到着。



なぜかICPO(国際刑事警察機構)職員が私をお出迎え・・・・・・私は何も盗んでいませんぞぉ。



6時55分、浜中駅に到着。



今度は大変なものを盗んでいった怪盗が待ち受けています!

浜中駅、茶内駅がある浜中町は、「ルパン三世」の作者・モンキー・パンチ氏の出身地なのだそうです。
そんなわけで、「ルパン三世」の登場人物たちが駅に立っているのですね。
次元、五衛門、不二子ちゃんは今回残念ながら見つかりませんでした。



浜中駅を発った列車は、車窓向こうに霧多布(きりたっぷ)湿原を望みます。



湿原から離れると、根釧(こんせん)台地の酪農地帯へ。
車窓からは、大きな農場・牧場が目に入るようになります。




7時11分、厚床駅に到着。
ついに本土最東端のまち・根室に入りました!
しかし花咲線のたびは、まだまだ続きます。



牧場。



初田牛(はったうし)



別当賀(べっとが)



牧場。



再び海が見えてきました!



太平洋に突き出ている岬は、落石岬というそうです。



落石岬を越え、7時38分落石駅に到着。



太平洋と風力発電の風景。
花咲線は根室半島の先へと進んでいきます。



まわりは林のようですが、海には近い昆布盛駅です。
花咲線(根室本線)には「昆布盛駅」という、昆布がメチャクチャとれそうな名前の駅がありますが、函館本線には山の中にあるにもかかわらず昆布駅という駅もあります。
「昆布盛」の由来は、アイヌ語の「コンブ・モイ」「昆布の採れる湾」という意味だそうです。
いっぽう山の中の「昆布」は、アイヌ語の「トコンポ・ヌプリ」「小さなこぶ山」という意味で、昆布とはまったく関係ないのだそうです。

昆布盛駅を発ち、その隣駅西和田駅を過ぎると、



牧場!



この牧場はとても大きくて、お馬さんも悠然と放牧されていました。



北海道ならではの大きな農地。
そのうち列車は根室の街中へと入っていき、乗り鉄諸氏垂涎の駅へ。




日本最東端の駅・東根室駅です!
鹿児島のJR最南端・西大山駅を制したよね先生に後れることわずか1日、私が最東端を制しました。


・・・・・・さぁ、終着の根室駅へ急ぎましょう。




午 前 8 時 0 3 分

花 咲 線 終 着 ・ 根 室 駅 に 到 着


 

最東端の東根室駅に下り立つこともなく、そのまま根室駅へ。
厚岸駅以来の、駅員さんのいる駅です。



起点の滝川駅から400km以上続いた線路は、根室駅の先で終焉を迎えます。



「日本最東端有人の駅」の表示です。
最東端は文句なく根室駅ですが、最西端は佐世保駅(長崎県)??
いちおう沖縄にも「ゆいレール」という鉄道がありますので、最西端の有人駅は那覇空港駅になります。
佐世保駅はJRグループに限定した場合、という条件がつきます。


根室駅で「最果て」の感覚を大いに得つつ、駅の外へ。



ここから、さらなる最果ての地をめざします。



【今回の乗車記録】

JR北海道 (K53)釧路駅 3番線 5時35分発
花咲線(根室本線) 快速 はなさき 根室行き 1両ワンマン
根室駅 8時03分着

*所要時間 2時間28分
*移動距離 135.4km  *運賃 北海道&東日本パス使用(不使用の場合は2,490円)





予定外の札幌

2017-03-29 | 鉄道の旅


2 0 1 6 年 9 月 1 8 日 ( 日 )

午 前 7 時 1 2 分

北 海 道 苫 小 牧 市

宿 泊 し た ホ テ ル に て



9月18日。
誕生日を迎えるあの方を遠く千葉に残し、この日は一気に道東最大の都市・釧路へ旅立ちます。


この旅を計画した段階では、苫小牧のホテルをチェックアウトする予定時刻は午前5時45分ごろでした。
この日は鉄道でゆっくりと東へ向かう、まるまる1日を移動日に充てる予定でした。

計画を練ったうえで、打てる手はすべて打ったあとで、北海道を激甚災害が襲いました。
平成28年台風9号「ミンドゥル」。
平成28年台風10号「ライオンロック」。

台風9号の影響により、石北本線が不通になってしまいました。
そして台風10号の影響で、根室本線も不通になってしまい、鉄道で道東に移動する途が絶たれてしまったのです。


この日の行程は・・・


JR北海道 (H18)苫小牧駅 6時10分発
室蘭本線 普通 岩見沢行き
(K15)追分駅 6時46分着

(K15)追分駅 7時08分発
[K][Y]石勝線 普通 夕張行き
(K20)新夕張駅 7時41分着

(K20)新夕張駅 8時57分発
[K]石勝線 特急 スーパーとかち1号 帯広行き
(K23)新得駅 9時55分着

(K23)新得駅 10時50分発
[K]根室本線 快速 狩勝 帯広行き
(K31)帯広駅 11時34分着

(K31)帯広駅 14時47分発
[K]根室本線 普通 釧路行き
(K53)釧路駅 18時01分着

*所要時間 11時間51分(移動時間 6時間05分  待ち時間 5時間46分)
*移動距離 322.5km  *運賃 北海道&東日本パス使用(不使用の場合は5,940円)


石勝線・新夕張駅から根室本線・新得駅までは特急列車しか走っていないので、18きっぷや北海道&東日本パスでも特急列車に乗ることができる例外区間です。
平成29年3月でダイヤ改正があったため、現在はこんな行程にはならないようですが・・・とにかく待ち時間が長すぎます。
新夕張駅で1時間強特急列車を待ち、特急列車を下りる新得駅では1時間弱普通列車を待ち、とどめは帯広駅で約3時間の待ち時間。
それぞれの駅での暇つぶし手段もあらかじめ決めておき、「雄大な自然の大地・十勝」の中心都市・帯広ではご当地グルメの豚丼と真っ向勝負するつもりでした。
そしてこの日の宿泊地・釧路へは夕方に到着予定でした。

根室本線が不通のため、この計画は水の泡となってしまいます。
(なお、根室本線は平成28年12月22日に完全復旧したそうです)
そのため私が急きょとった手段は、高速バスです。
札幌から釧路までの都市間高速バスを事前に予約しておいたのでした。



午前7時、苫小牧のホテルに滞在。
おかげでホテルのパン・バイキングをいただくことができるわけです・・・ここのバイキングのパンは味気なかったので、早々にホテルを出ちゃいました。




JR苫小牧駅にやってきました。



駅南口の広場からは大きな煙突が見えます。
中心街の目と鼻の先に工業団地が石油化学コンビナートがあるようですね。
しかしながら駅前には思ったほどに店がなく、



午前7時46分、駅ナカにある「Cafe・駅」という喫茶店へ。



ほほぅ、苫小牧名物・ホッキカレー(730円)ですか・・・これはいいですねぇ。
私が入店する少し前におばちゃんが中に入っていったので、私は開店していると思って中に入ると・・・
「開店は8時からなんですぅ~」
と淑女はいいます。
どうやら中に入っていったおばちゃんは、食材を納品に来たようで、早々に帰っていました。
しかし淑女の特別のお計らいにより、



苫小牧名物ホッキカレー! うまい!
ホッキ貝の歯ごたえもさることながら、やはり淑女の優しさが最高のスパイスとなったようですね。
ただ・・・私は福神漬は嫌いなので残してしまいました。ごめんなさい・・・。



空腹を満たし、苫小牧を発ちます。



この日最初の電車は、7時12分発 JR千歳線 普通電車 札幌方面ほしみ行きです。
「ほしみ」・・・私があまり好きではないひらがな地名ですな。



前日の気動車とは違い、なんとも現代的な電車です。JR北海道733系電車というそうです。

 

苫小牧駅を出発。次の停車駅は沼ノ端駅です。
沼ノ端駅で千歳線室蘭本線が分かれます。



乗客が多くあまり車窓を楽しめないまま、札幌市に入りました。

 

9時08分、札幌駅の4駅前の新札幌駅で下りました。
なんでも、後からやってくる快速電車がほしみ行きの普通電車を追い越すらしいのです。



下りたホームで、次の電車・快速「エアポート85号」 札幌行きを待ちます。

9時13分、快速電車に乗車。
(札幌市の)白石駅で、最初に乗った普通電車を追い越し、

 

ついに札幌駅に到着しました!



「エアポート85号」は回送電車に。



「二刀流」がいました。
そういえば岩手には二刀流選手の母校がありましたね。



広い広い札幌駅構内を抜けて、駅の外へ。



JRタワーが高くそびえます。



札幌駅のシンボル・星の大時計は、このとき9時30分を差していました。



【今回の乗車記録】

JR北海道 (H18)苫小牧駅 1番線 8時12分発
[H][S]千歳線 普通 函館本線直通 札幌経由 ほしみ行き 3両
(H05)新札幌駅 2番線 9時08分着

(H05)JR新札幌駅 2番線 9時13分発
[H]千歳線 快速 エアポート85号 札幌行き
(01)札幌駅 3番線 9時22分着

*所要時間 1時間10分(移動時間 1時間05分  待ち時間 5分)
*移動距離 71.2km  *運賃 北海道&東日本パス使用(不使用の場合は1,450円)





夜の室蘭本線

2017-03-24 | 鉄道の旅


2 0 1 6 年 9 月 1 7 日 ( 土 )

午 後 5 時 5 2 分

北 海 道 山 越 郡 長 万 部 町

J R 長 万 部 駅



17時52分、函館本線の列車は定刻どおり長万部駅に到達しました。





長万部駅は、函館本線室蘭本線の分岐駅です。
今夜のお宿は苫小牧市内にとってあるため、ここで室蘭本線に乗り換えることとなります。
駅名標によると、次は「しずかり(静狩)」の方へ向かいます。

室蘭本線の次の列車は・・・



普通列車の表示がない!
手持ちの北海道&東日本パスでは、特急列車に乗車することはできません。



ホームにあった時刻表を見ると、次に乗車すべき列車は19時26分発 普通列車 室蘭行きになります。
室蘭本線は、特急列車を含めると1時間に1本弱の本数がありますが、普通列車に限ると1日に7本のみ。
そして今度の19時26分発の列車が、普通列車では最終となっています。

もっと厳しいのは、小樽方面へ向かう函館本線。
なんと1日4本しかありません。
6時前の早朝の列車を逃すと、13時過ぎの列車まで運行なし!という少なさ・・・なかなかの地獄表っぷりです。





次の列車まで約1時間半の待ち時間ということで、長万部駅の外へ出ました。



駅前の信号。
直進すると、国道5号線で突き当り、そのまま海岸へ行けます。
しかし日没を過ぎ、静かな闇夜の海は怖いので、海には行かず交差点を左折。



カラスがやけに多い・・・
長万部の駅前通りを歩き、あらかじめ調べておいた暇つぶしの場所へ。



「アリス」という喫茶店。
ここで軽く夕食をとって、列車の時刻が来るまで長居させてもらおう、という魂胆です(^_^;)



入店すると、なつかしい昭和のたたずまいが残った喫茶店です。
テーブルがこんなゲームになっている喫茶店、すごく久しぶりです。

 

ミックスピザアイスティーをいただきました。

空き時間を利用してノートPCを開き、旅の記録をメモしていると、カウンター席から喫茶店のオーナー夫妻と常連客と思われるおっさんの会話が耳に入ってきました。
内容をかんたんにまとめると、今の会社に不満があるから辞めたい、けど社長が辞めさせてくれない・・・といった具合。

「そんなの簡単ですよ、『退職願』じゃなくて『退職届』を出せば、約2週間で辞めることができますよ」
「どうしても相手が聞かないなら、『内容証明郵便』を送りつけましょう。私が書きましょうか?」


・・・行きずりの人間の法律相談をしてやるほど、私もお人よしではありません。
右から左へと聞き流して、PCに向かい合っていました。





19時05分、列車の発車時刻にはやや早いですが、長万部駅に戻ってきました。



発車標が消えてる! 駅員もいねぇ!



発車標代わりの案内板。
これを見て、列車が来そうになったら勝手にホームに入れ!ということです。
それはいいのですが・・・駅員が長万部駅のスタンプも片づけて帰ってしまったようです。
駅に着いた時にスタンプをゲットしておけばよかった(T_T)




午 後 7 時 2 3 分

室 蘭 行 き 列 車 に 乗 車


今度の列車も、キハ40形1両編成。



そして19時28分、先発の特急列車に後れること5分、定刻どおり長万部を発ちました。


長万部から2駅目。



車内を撮影したわけではありません。
駅名標を撮影したかったのですが・・・・・・あまりに外が暗すぎて、もはや窓に反射して見える車内の様子しか写りません(T_T)
かすかに「しずかり(静狩)」「れぶん(礼文)」の文字は見えるかな?
この2駅に挟まれた秘境駅中の秘境駅小幌駅です。

小幌駅は三方を山に囲まれ、残る一方は海。駅の両側にはすぐトンネルが迫っています。
人里から隔離されていて、店はもちろん民家も1軒もなし。
自動車はもちろん徒歩で駅に来ることも困難だそうです。

そんな駅に、夜を行く列車はわざわざ停車します。
もちろんこんな駅に誰も下りるわけはありません。
私? まだ死にたくありません。
当然、小幌はスルーとさせていただきました。



函館本線のときとは違って、車窓は夜のため楽しむことはできません。
こうなれば、あとは眠るのみ。




午 後 9 時 0 5 分

北 海 道 室 蘭 市

東 室 蘭 駅 に 到 着




室蘭本線の分岐駅・東室蘭駅に到着しました。



ホームの向かいには、特急「スーパー北斗21号」 札幌行きが待機していますが、もちろんこれには乗りません。

室蘭本線は、苫小牧方面から長万部へと続く本線と、東室蘭から室蘭までの支線があります。
先ほどまで乗っていた列車は、支線に入り室蘭まで行くもの。
苫小牧へ向かうには、東室蘭で本線を進む列車に乗り換える必要があります。

 

発車標によると、苫小牧へ続く普通列車は21時59分発、つまりは約50分待ち。
室蘭へ行く列車は21時22分発で、東室蘭で15分強停車するようです。

ここで私はひらめいて、駅員氏に尋ねます。

私『21時22分発の室蘭行きですが、室蘭まで行ったらこの後東室蘭に戻ってきますよね?』
駅員「そうですね」
私『その戻ってきた列車は、21時59分発の苫小牧行きになりますよね?』
駅員「そのとおりです」

思ったとおりです。
こんなことは「時刻表」一冊持っていけばすぐにわかることなのですが、荷物を減らしている関係で「時刻表」は持ってきていません。
とにかく、先ほど乗ってきた列車にず~~っと乗っていれば、自動的に苫小牧まで行けることがわかりました。
東室蘭での暇つぶしは考えてなかったので、22分発の室蘭行きに乗ることとしました。



列車の停車時間を利用して、駅の外へ。
東室蘭駅の西口。わかりづらいですが、現代的な赤枠の駅舎です。



反対側の東口。
さらにわかりづらいですが、西口と同じく現代的な赤枠の駅舎です。



東室蘭駅のスタンプは「工場夜景とくじらのまち」
室蘭は古くから北海道有数の工業都市として発展してきました。


21時22分、列車は定刻どおり発車。
これより室蘭支線に入ります。


21時35分、

 

終着・室蘭駅に到着しました。
列車を下りると、階段もなくまっすぐ歩くだけで、



駅の外へ。
入口と時計台というシンプルな駅舎ですが、なかなか小粋なデザインですね。



この駅もすでに駅員は帰り、もぬけの殻。



今度の列車は、21時43分発 普通列車 苫小牧行きです。
長万部から乗ってきた列車に再び乗車します。




午 後 1 1 時 1 4 分

北 海 道 苫 小 牧 市

苫 小 牧 駅 に 到 着




ついに苫小牧までやってきました。



この日は苫小牧駅を発つ列車はありません。
函館駅を14時31分に出発して以来、約8時間半の列車旅もここに完結したわけです。



オレンジ色のナトリウム灯に照らされる苫小牧駅を尻目に、ホテルに急ぎます。
早く横になりたい~
早くいかめしを食べたい~



この日は、某バス旅の蛭子先生ご納得のビジネスホテル(*^_^*)



うんうん、お宿はこれでいいのです。もちろん内風呂付きです(^^♪
これで朝のパン・バイキングがついて4,200円ですから、なんの文句もありません。



シャワーで旅の垢を洗い流したところで、



いかめし登場♪



レトルトパウチのいかめしさんと、阿部商店秘伝のたれが入っています。



ホテルの電子レンジを探すのが面倒だったので、冷えたままいただきます。

 

阿部商店のいかめし! 冷えてもうまいぃぃ!!
これは機会があったら、ぜひまた食べたいですね。


いかめしで、わずかながらの至福の時を過ごし、この日は床に就きました。



【今回の乗車記録】

JR北海道 (H47)長万部駅 3番線 19時28分発
[H][M]室蘭本線 普通 室蘭行き 1両ワンマン
(H32)東室蘭駅 3番線 21時05分着  17分停車
(M36)室蘭駅 1番線 21時36分着

(M36)室蘭駅 1番線 21時43分発
[M][H]室蘭本線 普通 苫小牧行き 1両ワンマン
(H18)苫小牧駅 4番線 23時14分着

*所要時間 3時間46分(移動時間 3時間22分  待ち時間 24分)
*移動距離 149.2km  *運賃 北海道&東日本パス使用(不使用の場合は2,910円)





函館本線の旅・第2章~いかめしと共に

2017-03-20 | 鉄道の旅


2 0 1 6 年 9 月 1 7 日 ( 土 )

午 後 4 時 0 3 分

北 海 道 茅 部 郡 森 町

J R 森 駅



函館本線 普通列車 長万部行きに乗車して約1時間半。



函館と長万部のほぼ中間、森駅まで到達しました。



2両編成のキハ40形は、森駅で前後を切り離します。
前の車両は長万部まで行き、後ろの車両は森から函館へ引き返します。



森駅を出発する時刻は、16時37分。
停車時間は36分とかなりあるので、森駅周辺をぶらりと散策することにしました。


森駅に来てまずすること、それはいかめしを買うこと。
事前の情報では、いかめしは駅のキオスクで売っているというので、急ぎ足でキオスクに向かいます。

しかし・・・・・・さすがは日本一の呼び声高き駅弁。
すでに売り切れてしまったと、キオスクのおばちゃんに言われてしまいました。

あきらめるのはまだ早い!
いかめしは森駅のキオスクのほか、駅の真ん前にある柴田商店でも売っているとのこと。



柴田商店、無情の閉店。
やむを得ない・・・・・・



駅弁ではなくレトルトのいかめしを買いました。
レトルトとはいえ、正真正銘阿部商店製のいかめしです。



おいしくいただくには、お湯で10~15分温めるレンジで2~3分温める必要があります。
本当なら温かい駅弁のいかめしを、函館本線の車窓を見ながらいただきたかったのですが・・・まぁ、いいでしょう。
この日のお宿でレンチンして、お夜食でいただくとしましょう。



も  り と うらら
北海道限定の緑茶でしょうか? こんなものも買ってみました。
味は・・・普通の緑茶だったかと。


発車時刻まで、森駅の中をうろついてみました。



「駒ヶ岳と鳥崎八景の駅」 森駅のスタンプです。
「鳥崎八景」は、森町にある鳥崎渓谷の八景をいうのだそうです。



「森まちの四季」というモザイク画。
あまり関係ないですが、北海道内で「町」を「まち」と読むのは森町(もりまち)だけなのだそうです。


駅の跨線橋からのながめ。



北海道駒ヶ岳です。
少し雲がかかっていますが、よく見ると「森まちの四季」のとおりに2つの頂が並んでいます。



森駅の北側。



南側。
駅の間近に内浦湾が迫っています。
この画像からは少し見えづらいですが、明治天皇御上陸地の碑が駅の近くの海に立っています。
駒ヶ岳の稜線も美しいですね。



森駅の駅名標@平成28年(2016年)9月17日。
旅をした当時はこの駅名標でしたが、平成29年3月で桂川駅姫川駅が廃止になってしまいました。
さらに姫川駅の隣り・東山駅も廃駅に。
現在は、「かつらがわ」の部分が「いしや」(石谷)に、「ひめかわ」の部分は「こまがたけ」(駒ヶ岳)になっています。




午 後 4 時 3 7 分

森 駅 を 発 車


30分超の停車時間を経て、列車はようやく発車しました。
引き続き、進行方向右側の席に座ります。



森駅からの函館本線は、しばらく内浦湾のそばを進みます。



対岸の山々はどこの山だろう・・・と物思いにふけっていると、



漁港が見えてきて、



今は亡き桂川駅







こんな景色を見ながら食べるいかめしはさぞ美味いだろうな~。



現在の森駅の隣駅・石谷駅
この日はJKさんが下りていきましたが、石谷駅の1日平均乗車人員はなんと1人(2013年)。
石谷駅はこのJKでもっているようなもの?
彼女が卒業したら、平均乗車人員は0人になってしまいそうです。



国道5号線とともに、海沿いを走る函館本線。



本石倉駅。こちらの1日平均乗車人員は5人(2013年)と、なかなかにぎやかな駅です。



本石倉の次は、石倉駅
ひなびた感じの駅ですが、こちらの乗車人員は7人/日(2013年)と、本石倉よりも繁盛しています。



ホーム越しに内浦湾の景色を愉しめます。



石倉駅近くの漁港を通り過ぎ、



列車はふたたび海のそばを走ります。



海岸線に沿ってカーブする函館本線。
この先通るであろうトンネルが見えています。



振り返ると、海越しの北海道駒ヶ岳
頂に雲がかかってしまいましたが、雄大な山肌と美しい稜線は健在です。



いったん海から離れ、落部(おとしべ)駅に到着しました。
火気厳禁・・・これを見ただけで何かを感じずにはいられないのは、同好会員の性か・・・。


ここからは海から着かず離れずに進むので、珠玉の駅紹介へ。

 

H56 野田生(のだおい)駅



H55 山越駅
駅舎は江戸時代の関所を再現したもの。
江戸幕府が設置した最北の関所があったそうです。

 

H54 八雲駅
かつてある同好会員が、八雲の旅館でひどい目にあったそうです・・・私は素通りしますが。
ちなみにこの八雲駅、現在北海道で最西端にある駅なのだそうです。
八雲の駅名標の「やまさき」の部分が、上から新しくコーティングされています。



H52 山崎駅
駅名標がずいぶん新しい・・・こんなところに新駅でもできたのでしょうか?
いや、よくよく振り返れば駅番号H53がありません。
じつは八雲・山崎間には、鷲ノ巣(わしのす)がありましたが、平成28年3月で廃駅となり信号場に格下げとなったのです。
なので、山崎駅は新駅でもなんでもありません。




ふと左の車窓を見やると、夕日が山際に沈もうとしています。



線路は再び海沿いへ。
海のそばに立つ鳥居、なかなか味のある風景です。





東の空は徐々に暗がりはじめ、(多分)北海道駒ヶ岳も姿をくらまし始めました。



おそらくは何らかの石碑。



黒岩駅に到着しました。



く ろ い わ
く ろ い わ
く ろ い わ




黒岩駅の駅名標・その5。
この駅名標も現在は見ることができません。
次の北豊津駅も平成29年3月で廃駅となり、信号場に格下げとなってしまったからです。



森の中を通り抜ける函館本線。
その脇には大量の倒木が放置されておりました。
倒木の処理を急ピッチで行ってくれたからこそ、私が函館本線の旅をすることができたわけですね。

 

今は亡き北豊津駅

 

その次は、難読駅・国縫(くんぬい)駅です。
国鉄時代は国鉄瀬棚(せたな)の分岐駅でした。



ボヤけてしまいましたが、中ノ沢駅を経て、



ついに終点へ。



17時52分。



定刻どおり、長万部(おしゃまんべ)駅に到着しました。


気がつけば、森~長万部間の全駅を紹介してしまいました(*^^)v



【今回の乗車記録】

JR北海道 (H75)函館駅 3番線 14時31分発
[H][N]函館本線 普通 鹿部経由 長万部行き 2両ワンマン
(H62)森駅 2番線 16時01分着  37分停車・後ろ車両切り離し
(H47)長万部駅 4番線 17時52分着

*所要時間 3時間21分(移動時間 2時間44分  待ち時間 37分)
*移動距離 125.6km  *運賃 北海道&東日本パス使用(不使用の場合は2,160円)






函館本線の旅・第1章~鹿部はこっちだ

2017-03-18 | 鉄道の旅


2 0 1 6 年 9 月 1 7 日 ( 土 )

午 後 1 時 1 8 分

函 館 市 五 稜 郭



★から出ると、時刻は午後1時を回っていました。
そろそろランチが食べたくなる頃です。



五稜郭を訪れる前に、目をつけておいた「ラッキーピエロ」五稜郭公園前店
函館を発つ前に、短時間で食べられて、しかもウマイ!ものといえば「ラッピ」のハンバーガーと考えていましたが、さすがは函館最強のハンバーガーチェーンです。
ランチタイムもそろそろ終わりだというのに、満席と思われる混雑っぷり。



五稜郭でのランチは早々に見切りをつけ、市電で函館駅へと向かいます。
市電も相当の混雑っぷり・・・ですが、なぜか優先席だけ空いています。
優先席のそばで立っていた高校生♂連中もかたくなに着席することを拒絶。
後ろの乗客を下ろすために誤って座ってしまったひとりを、ほかの連中がからかう始末です。
「いいか~、混雑している電車で空席に座らないのは、むしろマナー違反なんだぞ~」と説教してやる度胸はなく、市電はそのまま函館駅前停車場に到着しました。



【今回の乗車記録】

函館市電 (DY09)五稜郭公園前停留場 13時34分発
5系統路線 函館どっく前行き
DY17)函館駅前停車場 13時54分着

*所要時間 16分
*移動距離 3.0km  *運賃 230円




午 後 1 時 5 6 分

J R 函 館 駅 前




朝市で食事をして以来、約5時間ぶりにJR函館駅に戻ってきました。

これから乗る列車の発車時刻は、14時31分。
約30分間に、ランチをとり、コインロッカーから荷物を回収しなければなりません。



混雑する市電の中、スマホさんで場所を調べた「ラッキーピエロ」函館駅前店は・・・さきほど以上の混みっぷり。
ハンバーガーにありつくまでに、列車が発車してしまいそうです。
早々にあきらめ、駅ナカで食事をとることとしました。



函館塩ラーメン、うまいっ!
駅ナカにある「麺厨房 あじさい」函館駅店味彩塩拉麺(750円)をいただきました。
「あじさい」は五稜郭に本店を構える、函館でも人気のラーメン店のようです。
そういえば、五稜郭でやたらと混雑しているラーメン屋さんを目撃したような・・・?
味はあっさりとした王道的なもので、安定的においしかったです。

少々急ぎ気味に塩ラーメンを食べ、コインロッカーから荷物を回収して、いよいよ函館を発つときは来ました。



この日は、函館観光を楽しんだのちは、函館を出発しひたすら列車に乗るだけ。
そして宿泊地は、札幌の南、太平洋に面した工業都市・苫小牧です。



この日最初の列車(電車ではない!)は、14時31分発 函館本線 普通列車 長万部行きです。
発車標には「長万部」の次に「鹿部経由」とあります。



3番線に入線している列車。函館市民は「汽車」というんでしたね。
車両はキハ40形というものだそうです。

 

列車の方向板は手差し式。その下には「キハ40」とありますね。
車両は2両編成で、前の車両が長万部行き、後の車両は途中の森止まりです。
そして小さく「砂原経由」とあります。


私は苫小牧に向かうので、長万部まで行く前寄りの車両に乗車。
そして進行方向右側、方角で東側の席に座りました。




午 後 2 時 3 1 分

函 館 本 線 北 上 の 旅 が 始 ま る


14時31分、「汽車」は定刻どおりに函館駅を発ちました。

この旅に出る約2か月前の平成26年台風10号「ライオンロック」で、北海道の鉄道網は大きなダメージを受けました。
乗車した函館本線は倒木500本という被害を受け、運休を余儀なくされていました。
ですが函館本線は、旅客営業だけでなく貨物列車にとっても重要な路線。
JRはその復旧を急ピッチで行い、この日は何の支障もなく苫小牧まで進むことができるわけです。


さてさて、初めて路線恒例の「難読駅名クイズ~」♪

(1)七飯
(2)掛澗
(3)落部
(4)野田生
(5)国縫
(6)長万部


「長万部」はかえって有名になっちゃって、難しくないかもしれませんね。


函館から4駅目。

 

七飯(ななえ)駅です。
七飯駅の次は、新函館北斗駅大沼駅??
北海道新幹線が停まる新函館北斗を飛ばす列車がある・・・?


  ここで道南の地図を見てみましょう。
  函館本線は七飯、大沼と森の間で8の字を描くような路線になっていることがわかります。

  まず北側の大きな円。
  こちらは西側の短いほうが本線、東側の遠回りが砂原支線です。
  円の中央にあるのが、駒ヶ岳(蝦夷駒ヶ岳)
  遠回り路線は、駒ヶ岳の山すそを通る傾斜の急なルートを迂回するために敷設された路線なのです。

  南側の小さい円。
  こちらも西側が本線。
  東側は藤城支線と呼ばれます。
  この支線も傾斜の急なルートを回避するためにできたのですが、傾斜が急なのは北へ向かう下り線だけ。
  藤城支線は下り線のみが通るという、変わった路線となっています。




そして・・・



列車は新函館北斗駅へ。
すなわち藤城支線ではなく本線を通ったのですね。

なだらかな平地を進んでいた函館本線はこう配の急な難所に差しかかり、



仁山駅へ。
ここは急こう配の途中に設けられた信号所で、のちに駅に昇格したところです。

難所の仁山を越えた列車は、

 

8の字の結び目にあたる大沼駅に到着。
ここの駅名標は、下り線の次の駅が「いけだえん/おおぬまこうえん」となっています。
すなわち本線と砂原支線の分岐駅というわけです。
駅名標の上りの次の駅は「にやま」のみ・・・上り線は藤城支線を進まないためです。




鬼の指さす鹿部方面を進んでいきます。
私は相変わらず進行方向の右側の席に座っていましたが、左側に大沼国定公園の景色が現れました。
本格的な一眼レフを構えたおっちゃんがバッシバシ大沼の景色を撮影、私は席に座ったまま何もできませんでした(T_T)



森林豊かな山地を進んでいきます。



木々が間近に迫る中を列車は進んでゆき、大沼駅から4駅の鹿部駅に到着しました。



し か べ。



し か べ

し か べ

し か べ




し か べ
し か べ

し か べ

しかべ SHIKABE




しかべ SHIKABE

し か べ

鹿部駅


以上、鹿部駅でした。


鹿部駅を出ると、またも森の中を進む函館本線。
珠玉の駅紹介が続きますよ~。



鹿部の次は、渡島沼尻駅



渡島砂原駅
渡島砂原の次は、掛澗(かかりま)駅です。



森の切れ目から海が見えてきました。



尾白内駅
スーパーハウスを駅舎にしちゃった感じですが、味がありますね。



東森駅を過ぎると、森を完全に抜け・・・いや森町を抜けたわけじゃないのですが(^_^;)・・・とにかく、



内浦湾のすぐそばを進みます。



海に突っ立っている石碑、明治天皇御上陸地の碑です。
明治14年(1881年)の北海道御巡幸で室蘭から渡海され、当時存在した森さん橋に上陸されたのだそうです。



石碑のすぐそばに、森駅はありました。



も   り です。

この列車は、前の車両が長万部行きで後ろの車両が森止まりです。
森駅で車両の切り離しがあるため、停車時間は約30分とかなりの長さ。
停車時間を利用して森駅を散策すべく、いったん列車を出たのでした。



あ、難読地名クイズ(3)~(6)の答えが出てませんねぇ~、続きは次回で。





市電でトラブル発生?

2017-02-26 | 鉄道の旅


2 0 1 6 年 9 月 1 7 日 ( 土 )

午 前 6 時 3 4 分

函 館 市 元 町



函館で一泊し、旅は4日目をむかえました。

今回宿泊したお宿は、各部屋に内風呂がありません。
すなわち共同浴場ということになりますが、朝の時間帯に浴場は開いていません。
朝シャワーを浴びて、ひげをそる私にとっては、非常に残念な朝のスタートとなったわけです。

こういうこともあり、今後の予定をここで少しだけ変更。

この日の予定は、まず朝食を函館朝市でいただきます。
その後、某有名コーヒーショップでソフトクリームをいただきます。
そして、函館市内にある100名城・函館五稜郭【国指定特別史跡】を訪れ、函館を発ちます。
函館を発ってからは、鈍行列車でゆっくりと苫小牧まで進み、予約したホテルに泊まる予定でした。

しかしどうしても朝にリフレッシュしたい私は、前日のうちに谷地頭温泉の公衆浴場が朝早く開いているという情報をキャッチ。
そこで朝市の次に谷地頭温泉に向かう、という計画に変更しました。



函館で向かう場所が増えたこともあり、この日のチェックアウトは早朝6時半。







お宿の近くにある元町教会群ともお別れです。


函館山からの坂を下り、市電・十字街停留場まで来ました。



前日に買った市電一日乗車券「ICAS(イカス)Ticket」(600円)を使うときがやってきました。

 

使用する日付に合わせ、スクラッチしていきます。
そうすればその日の市電は乗り放題。
市電に乗るときには整理券を取る必要はなく、降りるときに運転手さんに日付部分がわかるように提示すればOKです。

この日は2016年9月17日なので・・・



!!!!!・・・・・・・・・・やってしまった。
このチケットは2016年●月9日しか使えなくなってしまいました。
有効利用できるのは、10月9日、11月9日、12月9日か・・・・・・この日に函館に用事がある人、いないだろうか???

 ※結局、この日に函館に用事がある人は現れず、このチケットはむなしく私の手元にあります。(2017年2月26日現在)

私が犯したミスのため、急きょ1日乗車券を探し求めるハメに。
スマホさんで調べると、十字街停留場わきのセブンイレブンで取扱いしているようです。

 左に写っているセブンイレブン。

この日は市電を何度も使う予定でしたので、ここで1日乗車券を買うことにしました。





ここのセブンイレブンのわきには、なぜか坂本龍馬像が立っています。
天を指さす龍馬さん・・・・・・あまりイメージがわきませんねぇ。


龍馬さんを眺めている時間はありません。
早急にセブンで1日乗車券を再購入し、十字街停留場へ急ぎました。



思いもよらぬトラブルはありましたが、この日の始発電車に間に合いました。



十字街停留場 6時56分発 函館市電・5系統・湯の川行きに乗車。



定刻どおり7時01分、函館駅前停留場に到着しました。
函館朝市の最寄停留場ではありますが、まず向かうのは、



JR函館駅の2階にあるコインロッカー。
ここで手荷物を預けていき、



函館駅の南側にある函館朝市へ向かいました。



【今回の乗車記録】

函館市電 (DY20)十字街停留場 6時56分発
5系統路線 湯の川行き
DY17)函館駅前停留場 7時01分着

*所要時間 5分
*移動距離 1.3km  *運賃 210円