夜明け前の東名高速を駆け抜け、

やってきた沼津魚市場。
外はいまだ暗闇に覆われていましたが、

中はこのとおりの活気。
魚市場のせりの風景を初めて目にした女王様と私は、少しばかり興奮してしまいます。

あの大きな魚は、マグロ!
青いシートに横たわっていたマグロは6尾だけだったので、セリはあらかた終わっていたのでしょう。

人だかりができている2ヶ所は、せりの真っ最中。
どんな魚介類の商いがされているかは、よくわかりません・・・。

右の人だかりの近くには、タイの入った発泡スチロールのトロ箱が多く置いてありました。
でも、タイのせりをやっているのではなさそうです。

左の人だかりの周辺には、タチウオの入ったカゴが多数。
これらのタチウオの放つ反射光が、なかなかに美しかったです。
駿河湾の奥に位置する沼津の海は、マグロなどの大型の回遊魚が入り込めない海域。
伊豆半島の天城山を水源とする狩野川が、山地の栄養分を含んで流れ込むので、タチウオの生育にはとても都合がよいのだそうです。

市場の奥。
水槽に水がたたえられていますが、魚はいません。
どうやらせりは終わっているようですね。

女王様大好き、カニさんも水揚げされたようです。

6時25分ごろ、せりはあらかた終わったようです。
中央にふたつあった人だかりは、徐々になくなりつつありました。


市場の外に出ると、真っ暗だった空は明るくなり始めていました。

市場の全容が明らかになったころ、令和4年の市場の業務は終わりを迎えようとしていました。
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