今年の花見は今井の桜で手打ちとするつもりでしたが・・・やっぱり吉高の大サクラも気になる!!
そんなわけで、今回は女王様を球戯場に残し、ひとり再び赴いたのでした。
前回の訪問では狭い道に泣かされた私。
今回は前もって駐車場などを下調べしておいたのでした。
桜の立つ場所からかなり離れた、とある食堂。
ここの河津桜もなかなかのものですが、この向かいにある広場が臨時駐車場となっていました。
大サクラが満開になっている時季は、周辺のせっま~い道は車両通行止めとなるようです。
そりゃそうでしょうね・・・袋の鼠を経験した私は至極当然と納得できます。
駐車場に車を停め、ひたすら歩きます。
この日は天気が良く、満開の大サクラを一目見んとする人々も少なからず。
沿道には露店がちらほらと出ていて、野菜だの飲み物だの弁当だのを売っています。
桜もちらほらと咲いていて、大サクラまでの道程に彩りを添えてくれます。
しかしこの日の私のおなかは、かな~り調子が悪かったのでした。
道沿いの教習所で休息をとりつつ、徒歩20分強。
県道から分かれる、大サクラへの道。
傍らに鎮座する道祖神がその目印で、ここから先は車の通行ができません。
沿道の花々が目の愉しみとなり、20分以上の道のりも飽きることなく往けました。
木々の間から、畑ごしに見える濃淡対照の桜。
なかなか見事なものです。
ここからもう少し辺りを望むと・・・
あ、咲いてる。
あっさりと吉高の大サクラを見つけてしまい、いささか拍子抜けしてしまいました。
しかしながら、その見事な咲き誇りぶりは遠目からもよくわかります。
畑ごしの大サクラを、しばし堪能。
チューリップや、紫の花(名はわからない)とのコンビ、
あるいはソロ、
はたまた農家のおじさんとのコラボもイイですねぇ。
奈良時代
下総国
郷の中心である須藤家の氏神祠に植えられたヤマザクラである。
(案内看板より)
「和名抄」はたしか平安時代中期に成立した事典だったような気がしますが・・・
とにかく吉高の大サクラはヤマザクラという種で、根元にあるのは須藤さん家のほこらだということです。
樹齢は300年以上、樹高は11.7メートルほどなのだとか。
そして大サクラのまわりは、畑。
このあたりはイノシシが出るそうで、
通路のすぐそばに電気柵が張り巡らされています。
なんにも知らない子どもが触っちゃうんじゃないか・・・って思えるほど至近にあります。要注意!!
大サクラの根元に到着。
大サクラのまわりを1周。
脇の日陰でシートを敷いて休む人はいましたが、酒をあおって騒ぐ輩は皆無で、春の陽気と見事な桜をただただ愉しむ人々ばかりでした。
人出もそれほど多くはなく、落ち着いて桜を拝める名所だと思いました。
帰り道・・・
いささか卑猥な大根に導かれ・・・
女王様ご一家へのお土産を買おうかな・・・と。
大根! 1本100円。
小松菜やほうれん草も購入し、駐車場へと戻っていきました。
その途中、2度目の腹痛が私を襲い、私は教習所で2度目の休息をとったのでした。