ほぼ3ケ月に1度のD大病院での定期検診が終わると、近くのお店でランチをし
私は駅ビルで買い物、その間バンビは椅子に座ってゲームをして待ってる。
一度帰宅して、夕方からスイミング。
スイミングは終わったら夕飯食べて帰宅(それが彼のモチベーションの素) という流れが定番なのだが...
今月から 一人でスイミングに通うようになったバンビ。(終わる頃 私がお迎えに行くんだけどね。)
「今日も一人で行けるから。お昼終わったらここで解散にしようよ。」と言い出した。
いやいや、それだとスイミング始まるまでに2時間も待つし。
それに、バンビは電車に乗るとよく寝てしまうので、目が覚めたら中央林間(神奈川県)なんてことになったらかなわない...
でもダメだと言っても、「なんで? 大丈夫だよ。行けるよ。1人でできる。」と言い張り続ける。
そこはしつこいPWS。
仕方がないので交渉を重ね、なんとか”押上まで一緒に戻って、そこで解散しよう”というところを妥協点として合意した。
「おやつ買うからお金ちょうだい。」というので、お金を渡し
プールに着いたらキッズ携帯から電話をするように言って、別れた。
「じゃーねー。いってきまーす!」と意気揚々と改札に入っていくバンビ。
2時間の間におやつを買って食べ、ゲームをしてコーチが来るのを待つらしい。
地元の駅ではなく、隣の特急が停まる駅で降りてそこからバスに乗るのは イレギュラーだけど大丈夫かな?
そこがちょっと心配だけど
でも、まぁもし失敗したとしても、それくらいはリカバリーが効くだろうと思ってやらせてみる。
バンビは社会性は悪くないので、困ったら誰かに聞く というのも抵抗なくできる。(むしろ、すぐ人に聞きたがる傾向があるくらいで。)
まぁ、何事も経験だよね。
私はコーチに バンビが1人で行くこと、2時間前からスタンバってることを連絡し(他のレッスンがあったので、前倒しにはできなかったけど)
ソラマチ(東京スカイツリーのショッピングモール)をふらふらし、ゆっくりお茶など飲んでるところに
「もう着いたよー。」とバンビから電話。
小銭がなかったのでバンビには1000円札を渡したのだけど
プール近くの初めて入ったコンビニで ワッフルを1つ買い
プールの自販機でカップのホットココアを買っておやつを済ませたらしく、後でちゃんとレシートとおつりを返してくれた。
ふーん...もう、ちゃんとできるんだ。1人で大丈夫なんだね。
経緯を話したらコーチも「へぇ、すごいですねぇ。やるねぇ、バンビくん。」と誉めてくれたんだけど
この ”他人が誉めてくれる”って、すごく大事。
バンビはこうやって自分に自信をつけていくだよね。
乗り物の乗り方も、混んでいたらちゃんとリュックを身体の前に回し、座るときは膝の上。
外した手袋とネックウォーマーは上着のポケットに入れ、上着は鞄の中に入れる。
電車の中ではゲームはしない。(夢中になって乗り過ごすといけないから。)
外でゲームをする時は、イヤホンをする。(バンビは音を聞きながらゲームをしたいらしく、消音はイヤなんだそうだ。)
ちなみに 普段は平日ゲームはできないことになっていて、出かける時は空き時間にのみOK。
休みの日も 宿題とかやることをやってからじゃないと、ゲームやテレビはダメというのが我が家のルール。
これ全部「習慣」としてバンビの身についていること。何も言わなくてもルーティンでできるようになってる。
もちろん、ここまでになるには 何度も何度も繰り返し教えて、体験させてきた。
それは バンビの将来のため。
バンビが 親の手を離れて、1人で生きていけるようにするため。
コンビニやスーパーでの買い物も、私と一緒の時はもちろん
移動支援やデイサービスでもヘルパーさんの支援を受けて、何度もおやつやお昼ご飯を買う経験を重ねているから
何をどれくらい買ったらいいのか を自分で考えて判断できるようになっているんだよね。
コンビニで買い食いなんてダメ、させない と言うんじゃなく
自分で選んで買い物成功して、それで「へぇ、自分でそれ選んだの。偉いね。」って言われれば本人も嬉しいはず。
私がここにこういうことを書くのは ”バンビはこんなにできるんだよ。” ってことが言いたいんじゃなくて
”繰り返しやらせればバンビでもできるようになったから、小さい時から心がけてやらせたらいいんじゃないかな”という話。
子どもがかわいいから、いつまでも何でも親がやってあげちゃったり
うちの子には難しいから と言ってあえてやらせなかったり。
そういうのって 障害のある子の親には多いんだけど、それは子どものためにはならないように思うんだよね。
自分でやらせてみてうまくいったら誉めて、失敗したらどうすればいいかを教えて、フォローしてやる。
それをやるのが親の役目なんじゃないかと私は思う。
そういう私だって、ついつい親が手を出し口を出し ってことまだまだ多いけど
でも、いつか手を放してもバンビが生きていけるように、親離れより難しい子離れ を心掛けていかなくては。
メールはこちらまで → yakkoxhs@gmail.com
私は駅ビルで買い物、その間バンビは椅子に座ってゲームをして待ってる。
一度帰宅して、夕方からスイミング。
スイミングは終わったら夕飯食べて帰宅(それが彼のモチベーションの素) という流れが定番なのだが...
今月から 一人でスイミングに通うようになったバンビ。(終わる頃 私がお迎えに行くんだけどね。)
「今日も一人で行けるから。お昼終わったらここで解散にしようよ。」と言い出した。
いやいや、それだとスイミング始まるまでに2時間も待つし。
それに、バンビは電車に乗るとよく寝てしまうので、目が覚めたら中央林間(神奈川県)なんてことになったらかなわない...
でもダメだと言っても、「なんで? 大丈夫だよ。行けるよ。1人でできる。」と言い張り続ける。
そこはしつこいPWS。
仕方がないので交渉を重ね、なんとか”押上まで一緒に戻って、そこで解散しよう”というところを妥協点として合意した。
「おやつ買うからお金ちょうだい。」というので、お金を渡し
プールに着いたらキッズ携帯から電話をするように言って、別れた。
「じゃーねー。いってきまーす!」と意気揚々と改札に入っていくバンビ。
2時間の間におやつを買って食べ、ゲームをしてコーチが来るのを待つらしい。
地元の駅ではなく、隣の特急が停まる駅で降りてそこからバスに乗るのは イレギュラーだけど大丈夫かな?
そこがちょっと心配だけど
でも、まぁもし失敗したとしても、それくらいはリカバリーが効くだろうと思ってやらせてみる。
バンビは社会性は悪くないので、困ったら誰かに聞く というのも抵抗なくできる。(むしろ、すぐ人に聞きたがる傾向があるくらいで。)
まぁ、何事も経験だよね。
私はコーチに バンビが1人で行くこと、2時間前からスタンバってることを連絡し(他のレッスンがあったので、前倒しにはできなかったけど)
ソラマチ(東京スカイツリーのショッピングモール)をふらふらし、ゆっくりお茶など飲んでるところに
「もう着いたよー。」とバンビから電話。
小銭がなかったのでバンビには1000円札を渡したのだけど
プール近くの初めて入ったコンビニで ワッフルを1つ買い
プールの自販機でカップのホットココアを買っておやつを済ませたらしく、後でちゃんとレシートとおつりを返してくれた。
ふーん...もう、ちゃんとできるんだ。1人で大丈夫なんだね。
経緯を話したらコーチも「へぇ、すごいですねぇ。やるねぇ、バンビくん。」と誉めてくれたんだけど
この ”他人が誉めてくれる”って、すごく大事。
バンビはこうやって自分に自信をつけていくだよね。
乗り物の乗り方も、混んでいたらちゃんとリュックを身体の前に回し、座るときは膝の上。
外した手袋とネックウォーマーは上着のポケットに入れ、上着は鞄の中に入れる。
電車の中ではゲームはしない。(夢中になって乗り過ごすといけないから。)
外でゲームをする時は、イヤホンをする。(バンビは音を聞きながらゲームをしたいらしく、消音はイヤなんだそうだ。)
ちなみに 普段は平日ゲームはできないことになっていて、出かける時は空き時間にのみOK。
休みの日も 宿題とかやることをやってからじゃないと、ゲームやテレビはダメというのが我が家のルール。
これ全部「習慣」としてバンビの身についていること。何も言わなくてもルーティンでできるようになってる。
もちろん、ここまでになるには 何度も何度も繰り返し教えて、体験させてきた。
それは バンビの将来のため。
バンビが 親の手を離れて、1人で生きていけるようにするため。
コンビニやスーパーでの買い物も、私と一緒の時はもちろん
移動支援やデイサービスでもヘルパーさんの支援を受けて、何度もおやつやお昼ご飯を買う経験を重ねているから
何をどれくらい買ったらいいのか を自分で考えて判断できるようになっているんだよね。
コンビニで買い食いなんてダメ、させない と言うんじゃなく
自分で選んで買い物成功して、それで「へぇ、自分でそれ選んだの。偉いね。」って言われれば本人も嬉しいはず。
私がここにこういうことを書くのは ”バンビはこんなにできるんだよ。” ってことが言いたいんじゃなくて
”繰り返しやらせればバンビでもできるようになったから、小さい時から心がけてやらせたらいいんじゃないかな”という話。
子どもがかわいいから、いつまでも何でも親がやってあげちゃったり
うちの子には難しいから と言ってあえてやらせなかったり。
そういうのって 障害のある子の親には多いんだけど、それは子どものためにはならないように思うんだよね。
自分でやらせてみてうまくいったら誉めて、失敗したらどうすればいいかを教えて、フォローしてやる。
それをやるのが親の役目なんじゃないかと私は思う。
そういう私だって、ついつい親が手を出し口を出し ってことまだまだ多いけど
でも、いつか手を放してもバンビが生きていけるように、親離れより難しい子離れ を心掛けていかなくては。
メールはこちらまで → yakkoxhs@gmail.com
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