かっぱ橋道具街は、浅草と上野の中間地点を南北に約800ｍ（菊屋橋から言問通り）の「食」の専門店が集まる商店街です。大正の初め、新堀川（江戸時代に作られた川）の両岸に古道具を商う人たちが店を出していた事が発祥とされます。合羽橋の由来には、2つ説あります。1つ目は、道具街の北端にあった金竜小学校跡地辺りに その昔伊予新谷の城主の下屋敷があり、内職で作った雨合羽を天気の良い日に橋にズラリと並べて干していた説。2つ目は、曹源寺（かっぱ寺）に墓所がある合羽屋喜八（合羽川太郎）の伝説です。約180年前、この辺りは 水はけが悪く、少しの雨でも洪水になりました。川太郎が私財を投げ出して掘割工事を始めますが、なかなか捗りません。その様子を見ていた隅田川の河童たちが夜な夜な工事を手伝ったそうです。そして、河童を見た人は、運が開け 商売も繁盛したという説です。🥒 このスケッチは道具街の南端 ニイミの看板がある菊屋橋交差点にて、右折してくる台東区循環バス「南めぐりん」を入れて描きました。
F4 2023/07/22
