子供のいる風景・・・

そろそろ節分ですよね。

もう最近は「鬼は～外！福は～内！」と豆をまく家なんて少ないんでしょうか？

私は子供の頃には毎年やってました～（＾＾）。

残念ながら父は仕事で毎晩帰りが遅かったので、鬼の面を被る人はおらず（なぜか「鬼の面を被る人」＝「父親以外にありえない」という図式があった我が家・・・。すまぬ！父よ！）

でも、母と弟と3人で、一つ一つの部屋に豆をまきに行き、まき終った後はちゃ～んと年の数だけ拾って食べました。

「大人になる頃には30粒も40粒も食べなきゃならないから、大変だなぁ・・・」と真剣に将来の豆まきの心配までしたもんです。

大人になった今は、節分などとは無縁のアメリカに住むことになってしまい、日本の伝統行事からはすっかり遠ざかってしまっている今日この頃ですが、でも、子供が出来たら是非こういう伝統行事を体験してもらいたいな～って思ってるんですよね。

私自身、一年を通して様々な伝統行事を経験させてもらった事を、大人になった今も感謝しています。

当時はもちろん行事の意味なんかはサッパリわからなかったけど（今も良くわかってないかも・汗）、でも家族みんなでいつもとちょっと違うことをやるのが楽しかったんですよねぇ～。

今でも良～く覚えてます。おせち料理を一生懸命作ってくれるお母さんの姿、桃の節句の為に休日に大きなひな壇を組み立ててくれるお父さんの姿、一緒に浴衣を着て出かける夏祭り、秋の運動会で一緒に食べたお弁当、1年の終わりにはいつもお父さんが帰ってくるのを皆で待って年越し蕎麦を食べたっけ・・・。

こんな暖かい思い出がいっぱいある私は、ホントに幸せだなぁ・・・って、いつも思います。

だからこそ、自分の子供にはもちろん、暖かい思い出なんて一個も無いウチの旦那ちゃんにも「暖かい家族の思い出」を作ってあげたいな～と心から思うんですよね。

子供の頃は親から貰ってばかりの愛でしたが、今度は私がそれを子供と夫にあげる番。

夫と子供が楽しそうに笑う食卓・・・

そんな平凡な日常を想像しただけで、ちょっと涙が出ちゃう私なのでした。

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