ロハスな高齢ベビちゃん待ち生活

妊活中に40代に突入!
アメリカでじたばたしながら今日も頑張ってます。

妊娠へと続く道

2010-03-31 14:26:06 | 妊活
さすがアメリカ!という感じなのですが、うちの近所には広大な森が広がってます。
我が家があるのは都会のど真ん中なのですが、ウチから車で30分も走ればそこはもう大自然!幸い未だにお会いした事はありませんが、マウンテン・ライオンなども生息してるとか・・・。

そんなわけで、先週末は久しぶりにその森へハイキングに行ってきました。

この森はハイキング・コースがしっかり整っていて、必要な場所にはきちんと階段や橋が造られているのですが、今日は一カ所橋が壊れているところがあるので迂回するようにという注意を受けました。

・・・が、チラッと見た所、確かに橋は取り壊されているものの、大きな丸太が隣に横たわっており、これを渡れば川の向こう側に渡れる事に気付いた私と旦那は無謀にも丸太の上を歩いて渡る事にしました。

丸太の長さは、うーん・・・5Mぐらいだったかな?
下にある川はそんなに深いわけじゃないし、流れが速いわけでもないんですが、落ちたら確実に膝上まで・・・下手したら腰ぐらいまでビッショリだなという感じです。

まずは旦那が挑戦。

バランスものは男性の方が苦手と聞いたことがあるので、旦那が落ちやしないかハラハラ見守りつつ、「おー!怖ーっ!マジ落ちちゃうかも!」と騒ぎながら進む旦那を見ながら「ぷぷっ!ビビっちゃってやんの!こんなデッカい丸太の上を歩くなんて簡単なのに」とチョッピリ馬鹿にしてました(笑)。

騒ぎつつも旦那は無事向こう岸へ渡り終え、次は私の番。
さ~、華麗に軽やかに向こう岸まで渡ってやるわよ~・・・と思いきや、実際に自分が丸太の上に登ってみると、いきなりキンチョー!

それでもまだ浅瀬の上を歩いてるウチはそこそこのスピードで渡ってたんですが、川の水が深くなるにつれ「ヤバい、落ちちゃうかも・・・」と真剣に焦り始めました。

ホントに文字通り心臓がドキドキしてきてしまい、次の一歩を踏み出す事すら怖くて躊躇してしまう始末。

ハッキリ言って丸太は「フツー落ちないから大丈夫だって!」というくらい太い丸太なんですよね。なのに「落ちたらびしょ濡れ」という恐怖から、こんな太い丸太も怖くて歩けなくなってしまうもんなんですね・・・。

ストレスで不妊になるとか聞く度に、「心がそこまで身体に影響与えるはず無いじゃ~ん」と心のどこかで思ってましたが、いやはや、心が身体に与える影響の大きさを身をもって体験しちゃいました。

「落ちたく無い!」という恐怖が、普通に歩く事すら難しくしてしまうのなら、「妊娠できなかったらどうしよう!」という恐怖が普通に妊娠する事を難しくしてしまっても不思議じゃないのかもしれません。


・・・丸太の中央付近で殆ど動けなくなってしまい焦っている私の耳に旦那の声が聞こえました。

「大丈夫だよ!ちゃんとうまく歩けてる!もうちょっとだから頑張れ!」

その声を聞いたとたん、さっきまでガチガチに固まっていた身体が少しほぐれ、また少しずつ前に進み始めることが出来ました。

「よーし、もうちょっと、もうちょっと!ほら、もう浅瀬まで来たから大丈夫だよ!」

そう言われて気がつくと、確かに「もう今落ちても靴がちょっと濡れるだけで済みそう」な浅瀬の上まで来てました。
ここまでくればもう一安心。丸太の太さはさっきまでと全く変わりないのに、突然足取りも軽く最後の1メートルを歩き、ようやく向こう岸にたどり着きました。

妊娠へと至る道も、丸太と一緒で以外と簡単に渡れるものなのに、私達の心の中にある焦りが渡れなくしてるだけなのかもしれませんね・・・。

そうは言っても、やっぱり焦ってしまうわけですが、「大丈夫だよ!」という励ましに力づけられ、「ダメかもしれない」という思い込みを頭から取り去り、「そーだ!私は大丈夫なんだ!妊娠へと続く丸太橋なんてスキップしながら渡れるんだ!」と強く強く信じる事で、無事向こう岸へたどり着きたいと思います。
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赤ちゃんはどこから来るの?

2010-03-30 13:39:11 | 妊活
10数年前の話ですが、4~5才ぐらいの男の子のベビーシッターをしてました。

一番最初の日こそ、お母さんがいない事に気付いて泣かれたものの、すぐにすっかり懐いてくれてとっても可愛かったんですよねぇ。

ちなみにその子は、自分が産まれる前の事を覚えていると言い張ってたそうです。

お母さん曰く、自宅の壁に飾ってあるミケランジェロの天使の絵を見て、

「これ僕だよ」

と言いだしたとか。

彼曰く、彼が産まれて来る前は天使だったそうで、他の人もみんな産まれる前は天使だったはずとのこと。

面白い事を言い出すなぁと思いつつ、

「へー、そうなんだぁ」

と返事をした所、

「お母さん、自分が天使だった時のこと覚えてないの?!」

と驚かれたそうです。

お母さんは、「最初はいったいどこからこんな話を仕入れて来たのやら?と首を傾げるばかりだったけど、何だか最近は、もしかしたらホントに覚えてるのかしら?とか思い始めちゃったのよねぇ」と言って笑ってました。

ホント、小さな子供って不思議ですよね。
精子と卵子がくっついて肉体が出来る事は確かですが、その中身はいったいどこからやってくるんでしょうね?
ひょっとして、精子と卵子がくっつくもっと昔から、実は産まれて来るはずの子供はどこかに存在してたりするのかも・・・?とか思っちゃったりします。

子供の頃、「私が将来結婚する人は、きっともうこの世のどこかに存在してるんだろうな・・・。だとしたら、いったい今頃どこで何をしてるんだろう?いつになったら会えるのかな?」などと想像してはワクワクした記憶があるんですが(変な子でしたね・笑)、最近の私は「いつか私の元にやってきてくれる子供は、今頃どこら辺にいるのかな~?」などと考えてはワクワクしてます。←子供の頃とやってる事が一緒です(笑)。

ちなみに、今ふと考えてみたら、あの頃4~5才だったあの男の子は既に高校生ぐらいになってることに気付きました。
もう天使だった頃のことなんて、覚えてないんだろうな~。
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良い知らせの予感・・・

2010-03-29 13:22:54 | 妊活
会社の窓の外に鳩がいました。

鳩と言っても良く街中で見かけるピジョンではなく、まん丸お目目の小鳩ちゃん(ダブ)です。

こんな都会のオフィス街にどうして小鳩ちゃんが?

私のオフィスは高層ビルの10階にあるんですが、こんな高い所まで飛んで来てるのもとっても不思議・・・。

しかもよく見ると(←すいません、仕事を忘れてバードウォッチングしちゃいました・笑)、小鳩ちゃんは二羽いました。
どうやら夫婦でこの大都会に住んでいるようです。

小鳩ちゃん達はその後も毎日のように私のオフィスの前を訪れ、時には私の窓辺にやってきて、くりくりお目目で仕事中の私をじーっと見つめたりと、とにかく可愛くて可愛くて・・・癒されます。

そんな小鳩ちゃんですが、何故こんな場所でうろうろしているのか、やっと理由がわかりました。

数日前にふと気付いたら、小鳩ちゃんのうち一羽が小枝をくわえて向かいの窓辺に佇んでいたんです。
小鳩ちゃんは小枝を重そうにくわえながら、更に高い所へと一生懸命飛んで行きました。そして、いったん高い所の窓辺で休み、また更に高い所へ・・・。

どうやら小鳩ちゃん達が最近うろうろしていたのは、お部屋探しの為だったようです。
数日あちこちを歩き回り、ようやく「ここだ!」という場所を見つけたので、いよいよ巣作りを始めた・・・ということらしいです。

私の部屋はコの字形の中庭に面してるので、奥まった部分は外敵から身を守るには最適な場所なのかもしれません。

あれから毎日、小鳩ちゃん達はどこかからか小枝を見つけて来ては、一生懸命高い所に運んでいます。
こんな都会じゃ小枝を探すのも容易じゃないと思うので、巣が完成するにはもう少しかかりそうですが、もうしばらくしたらこのオフィスビルの一角に可愛いヒナが産まれるんだな~と思うと、心ほっこりで、毎日小鳩ちゃんを見かける度に「がんばれー!」と心の中で声援を送ってます。

鳩は平和のシンボルで、ノアの箱船に「そろそろ上陸出来ますよ~」という良い知らせを持って来たメッセンジャーということから、何だか私も勝手に「良い知らせの予感だわ~」とか思っちゃってます。

しかも、子作りのために頑張ってる小鳩ちゃんなので、更に「良い予感」度が高いです(笑)。

小鳩ちゃんの姿に癒され、ストレスも軽減・・・。
何かホントに良い事が待ってるような気がして来ちゃってます。
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馬鹿でした・・・(涙)

2010-03-28 08:19:15 | 妊活
激辛料理を食べました。

すんごく辛かったけど美味しかったので、完食しちゃいました。

その辛さたるや、食べてる途中から口の中がピリピリと痺れ、最後の方にはもう辛さもあんまり感じなくなる程。

多分、途中から辛さを感じなくなってたから完食出来ちゃったんだと思います。
でも、こんな激辛料理を完食出来た自分に「おー!すごいじゃん!」と超天狗になり、完食出来なかった友達に「弱虫め~!」などと偉そうに威張っていました(恥)。

・・・あぁ、例え舌が痺れていても、「こんな辛いの完食しちゃマズイだろ?!」とナゼ頭で考えられなかったんでしょう・・・?
友達とのお喋りに夢中で、そんな事考えてる暇が無かったとは言え、でも良~く考えればこんな辛い物をコレだけ食べて無事でいられるわけが無いと、気付いて欲しかったー!

と、そんなわけで、ここしばらく胃は痛いわ、お腹は下るわ、大変です(お食事中の方、大変申し訳ありません)。

もう2度とこんな無茶な激辛料理は食べないぞ!

と誓った私でありました。

下痢が流産の原因になるとも聞いたことがありますので、晴れて妊婦になった暁には辛い料理には近づかないようにしたいと思います。くわばら、くわばら~。
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毛深くな~れ

2010-03-27 13:56:37 | 妊活
心臓に毛が生えるって良く言いますが、それがホントなら私の心臓はアイドルの腋の下並みにツルツルじゃないかと思います(笑)。

私の同僚で、もじゃもじゃの剛毛が心臓に生えてるだろうと思われる、とっても元気な子がいるんですが、いつか彼女に毛を生やすコツ(?)について教えてもらいたいと思ってるところです。

私の希望としては、自分の失敗とかをガハハーっ!と笑えちゃうぐらいの剛毛っぷりです。恥ずかしい失敗も、格好わるい自分も笑い飛ばせたら気持ちいいだろうな~。

心臓に毛が生えてると言えば、以前ヨーロッパに住んでたんですが、その時にとっても明るく元気な男の子の友達がいました。
彼はどっから見てもアジア人なんですが、ノルウェー人の夫婦の養子として育てられた人で、いつも初対面の人には

「僕こう見えてノルウェー人なんだよね~」

と言っては、驚かれたり笑いを取ったりしてました。

とにかく彼の明るさは天下一品で、私は彼の事が(友達として)だーい好きだったんですが、彼の事を「ウザイ」と感じる人もいたようで、そういう人達からは結構冷たく扱われてました・・・が、彼はそんな扱いに全く動じてませんでした(そもそも冷たくされてる事にも気付いてなかったかも・笑)。

ある日その彼と一緒にエレベーター待ちをしていたところ、開いた扉の向こうに見覚えのある顔の女の子がいました。
彼女はちょっとフシギ系のフランス人の女の子で、数日前のパーティーで話しかけられて、かなり長い事お喋りしたんですよ。

私はエレベーターの扉が開いた瞬間、「あ、この間の彼女だわ」と気付いたので、「ハーイ、元気?」と声をかけたんですが、「あらー!元気ー?!」と来るかと思いきや、何と

「は?あんた誰?」

と一言冷た~く言い放ち、さっさとどこかへ行ってしまいました。

私は悲しいやら腹が立つやら恥ずかしいやら、色んな気持ちが一挙にガーっと押し寄せ、ただただ呆然。
ところが、ここで、一緒にいたノルウェー人の男の子が、いつものようにガハハハハーっ!と大笑いしたんですよ。

「笑えるー。何?今の変な人?!超おかしー!君もかっこわるーっ!」

と、お腹を抱えて笑ってる彼を見てたら、私も吹き出しちゃって、一緒にゲラゲラ笑い出してました。

さんざん笑った後はもうスッキリ!
意地悪な人に対する憎しみも、カッコ悪い姿をさらした恥ずかしさも、みーんなどこかに消えちゃってました。

あの時彼がいてくれなかったら、全てを笑い飛ばしてくれなかったら、きっと私はドーンと地の底まで落ち込んでいたと思います。

イギリスを去った後、残念ながら彼との連絡は途切れてしまいましたが(まだネットやメールが存在しない時代でしたから・・・)、今もどこかで彼がガハハー!っと色んなことを笑い飛ばしてるんだろうなと思うと、ちょっと元気が出ます。

私も彼のように心臓が見えなくなる程もっじゃもじゃに毛を生やし、ガハハハハーっ!と笑いながら強く生きて行きたいもんです。
それこそ、不妊の痛みですら、「ガハハハハハーっ!」と笑い飛ばしたいな。
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