二日目(24日)一切経山山頂からの続きです。
美しい「魔女の瞳」別れをつげて一旦、
酸ヶ平避難小屋近くの分岐まで戻り、
鎌沼へまず向かいます。
木道の途中に休憩スペースがあり、
適度におなかも空いたので
ここでカエルの大合唱を聞きながら
軽食タイム。
このようなところではカップめんでも
周りの景色があれば、御馳走。
そして再び木道歩き、、、、。
湿原でリンドウがもう咲き始めています。
ミツバオウレンもあちらこちらで。
鎌沼を半周して姥ケ原へ向かいます。
笹の葉に覆われるようにして咲いていた
タケシマラン、、、。
葉っぱの下にぶら下がるように咲いてます。
(花がとても小さいのと下向きに咲いているので、撮影が難しくて、、)
そして数十年から100年に一度しか咲かない笹の花。
登山道をのぼりはじめ、振り返ると
先ほど軽食を取った鎌沼のほとりも小さく見えてます。
姥ケ原にはチングルマがきれいに咲き誇っていました。
そして、姥ケ原登山口、いよいよここから
東吾妻山への登りが始まります。
ゴロゴロ石、雪溶けでぬかるんでいる道、
登山道が悪くなります。
ハイカーも少なくなります。
歩きにくい道の中でも、
登山道わきで咲く花には立ち止まります。
こちらはアズマシャクナゲね。
あら!?このように枯れて折れてしまった
切り株にもお花が咲いています。
小さなミツバオウレンね。、、、、。
普通のミツバオウレンより
小さ目ですが、頑張れ~。って
応援したくなります。
ショウジョウバカマはこのルートでは今が見頃かな。
登山道はハイマツ帯に入り周りの眺望も
よくなりました。
振り返ると鎌沼、一切経山が見えています。
よく歩いて来たなあ~
なんてちょっぴり感動したりして、、、、。
東吾妻山山頂です!!三角点タッチ。
ここも360度眺望が開けています。
小休止とって 下山開始です。
本来の予定なら一旦姥ケ原まで戻り、浄土平に戻ろうかと
考えていましたが、悪路だったので戻るのも嫌だなぁ~
頑張って、景場平、鳥小平経由で浄土平に向かうことにしました。
これが結構厳しい悪路で、、、、
登山道は一層細くなります。
そして、足元は大小のゴロゴロ石、
雪が解けてぬかるんでドロドロの道、
木やササが生い茂り、半やぶ漕ぎ状態のところも、、
時には倒木で道がふさがれ、またいだり、くぐったりと、、
予想外の悪路でした。
でも林の中にお花を見つけて元気をもらいます。
べっぴんさんのサンカヨウ
こちらはミヤマカタバミのようですが、
薄くピンクの筋が入っています。
景場平に降りてきました。
足はもうガクガク、、、、。
湿原でヒメイチゲにも会いました。
この花も小さいので見つけるのがちょっと大変。
池塘や湿原にはかわいいお花が、、、、。
ワタスゲ群落
眺めていると足の疲れも一瞬忘れます。
再び、歩きにくい道が、、、
転倒しないよう注意して歩きます。
磐梯吾妻スカイラインの車道に合流しました。
車道を横切り、鳥小平湿原へ向かいます。
道の入り口に「新奥の細道」という標識が、、、。
福島県白河旗宿を起点として、東北6県を巡り、
郡山市を終点とする自然歩道だそうです。
このような道を歩くのも楽しいかも、、、、。
林の中ではエイレンソウがちらほら、、、。
ツツジも咲き残っていました。
そしてスミレもたくさん見かけました。
この辺りは標高が高いからまだ春の装いかしら??
ユキザサはまだ堅~い蕾です。
でも大きいですね~。
歩きやすい道になり、ほ!!
兎平小屋近くの木の根元にイワカガミ群落!!
兎平湿原は一面にワタスゲが、、、、、、。
後方は吾妻小富士です。
15時、浄土平駐車場に戻ってきました。
約8時間を要しました。
早朝とは違い、たくさんの車と観光バス、
多くのハイカーでにぎわっていました。
レストハウスで休憩して、せっかくだからと
我が家の主は吾妻小富士に登りました。
私は途中まで上がって、戻ってきました。
足に疲れが、、、。
すり鉢状に大きな火口があり、
一周1時間あれば回れるそうです。
すり鉢状の中は、、、、
吾妻小富士はさすがに、
観光客っぽい人が多かったように思います。
下山後はソフトクリームをご褒美に食べて
16時、明日の磐梯山登山に向けて宿泊先へ
向かいました。
今日も山の女神が微笑んでくれたことに感謝!。