【２人育児】 東京で人の温かさに触れる

アタシ１人で４歳と２歳の２人を連れて東京への往復。

普段公共交通機関は滅多に使わず車生活の我が家。

車なら騒ごうが泣こうがケンカしようが構いませんが

公共交通機関ではそうはいきません。

しかも２歳のチビは現在イヤイヤ全盛期で言う事は聞かない、

ちょっと気に入らないと大声出して、辺り構わずひっくり返る…。

前々から電車に乗る子連れに対する厳しい意見をネット上で見ていたので

子供たちには数日前から「電車での過ごし方、マナー」を言い聞かせ

長い乗車時間は飽きてしまうので

出来るだけ乗車時間の短い新幹線を選び、

１００均で仕入れたシールブック、新しい本など

新幹線で退屈したら小出しにできるよう準備。

在来線では飴など口に入れられるものを携帯。

それでもただただ不安しかない。


と言うのも、実は旦那の引越しの後、

初めて１人で２人を連れて新潟へ帰る時のこと。

新幹線に乗るために在来線を利用したのですが

出来るだけ空いている車両へ…と思い、先頭車両へ乗り込みました。

それほど混雑しておらずホッとしたのですが

扉が閉まる間際に団体さんが乗ってきてあっという間にギュウギュウに。

すると背後からため息と舌打ちが聞こえてきて男性の声でボソっと

「ガキかよ・・・」とつぶやく声。

一番恐れていた展開！

その後もずーっとため息と舌打ちが聞こえてきます。

どうしよう・・・と思っているとぶぅたが「どこで降りるの？」と聞いてきました。

するとまた後ろから「うるせーんだよ。黙らせろ」とつぶやきが…。

ただ言わせていただくとこの声も事前に言い聞かせただけあって

囁くような小さい声だったんですが…。

振り向きつつ「すみません」と謝ったんですが

その後はずーっとため息、舌打ちの連続。

下手に移動して相手を刺激しても怖いし、

かと言ってずーっと後ろで言われ続けるのも怖い…。

思考回路も停止するものですね…。

どうしたものかと思っていると

目の前に立っていた４０代後半くらいの男性が

目配せで「こちらにおいで」と体をあけて通路を作ってくださいました。

思い切って移動すると目の前に座っていた年配の女性が

「大変ね、どうぞ座らせてあげて」と言い席を立って下さり

隣にいたスーツ姿の若者も「どうぞ」と席を譲ってくださいました。

何度も何度も頭を下げ、お礼を言い、

皆さんのやさしさが心に沁みて

本当に有難くて有難くて涙が出ました。


長くなりましたがこんなことがあったので

東京での移動がトラウマに・・・。

前記事にあったストレスとはこのことです。

生理が止まるほどのストレスって思い当たるのこれくらいしかないんです。

もう４５日以上経ちますがまだきてません。



出発日は朝からドキドキ、食欲もなく、ため息ばかり。

本当に本当に本当に憂鬱でした。

東京滞在中の移動も毎回ドキドキしっぱなし。

とにかく迷惑かけないように気を使いっぱなし、

ハラハラドキドキ。

精も根も尽き果てるとはこのことかという感じでした。


今回ばかりはそんな心配は杞憂で

乗るたびに子供たちに笑いかけたり

席を譲ってくださったりと本当に優しくしていただきました。

いつも以上に人の親切が心に沁みた東京滞在でした。


初っ端がそういう経験だったのでバギーを持ち込むのもドキドキでしたが

思っていた以上に皆さんベビーカーやバギーを使っていらっしゃって

ちょっと構え過ぎ、考えすぎだったのかなぁって思ったり。



今回はとにかく出かける度にかなり気疲れしてしまったので

次はもうちょっと余裕を持って行けるといいな…と思います。