疲れすぎないように生きたい

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入院日記28 2021年9月4日

2022年02月09日 | コロナ禍の一般病棟入院日記

2021年 9月4日 土 (入院33日目)

AM 6:00
足踏み体操?の音。で目覚める。
寝付きは良くなかったな。雨か。

部屋が、というか病棟のベッドが埋まってくると
トイレが混むってのは自然の摂理だ。動ける人の数にもよるが…
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AM 8:00
TVKでセーラームーン。もう30年前かこれ。
当時、あまりちゃんと見なかったものの、なつかしすぎて
変な声出てくる( ´Д`)ノ


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AM 8:30
先生来る。月曜の採血の話など。
体重測定する。増えている?変だな。

他病室のあばれるさん、はげしい。
また奇声をあげ、物を投げてるよう。
久々にすごいかも。食器が飛び散ってる音(多分)も。
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PM 1:00
同室のおじいさん、足踏み体操は朝昼晩の日課なのか。
点滴引きずって歩くのは、大変ではあるか。

PM 2:00
1Fコンビニ街へ。
袋いらないって言ったら、本屋さん、また雑誌に直にテープを…
バーコードのとこだからいいか、ってもんでもない。
って、女性自身と週刊女性間違える…。パット見区別つかない。



7-11でATM利用。荷造り紐をファミマで購入。
モノ片付けるのや、退院時の荷造り?にも役に立つだろうと。

土曜の午後は静かだなー。
まぁ日曜の午後も静かだろうけど。
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PM 3:20
向かいのおじいさん、足踏みを延々とやっている。
これをもう、早朝、午前、午後…

仕切りしたって床にドンドン響くわけで、正直ちょっとストレス。
傷に響くんだよね。
個室から移ってきた隣のNおじいさんもそう思ってないだろうか。

この足踏みさん、止められても、平気でケータイで通話し続けたり、
大声で歌いだしたり。TVも確信犯(誤用)的にイヤホンしないし。
こういうのは生涯治らない性格なのだろうか。

信じられん。もう40分も連続ドンドンだよ。
元気なのかもしれんけど…
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窓の外、クモ現れる。もっぱら夜に出てくるのかな。
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PM 6:00
冷蔵庫も有料。しかもTVカードが利用券を兼ねる。
だから、TVと冷蔵庫を同時に使用すると、カードの残度数が
みるみる減っていくよう。自分はTVしか使ってないけど。

両方使ってるらしい、個室から引っ越してきたNさんに
看護師さん
「ここ、無料部屋だから…」

でも、この環境を無料で使えるというのは、十分なことだとも思う。
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PM 6:30
先住人の二人がほぼ同時に病室を去って、なんとなく寂しく感じて
いる。ほとんど交流はないのに。同室に一月もいたからだろうか。

前にも書いたけど
はじめから、個室一択というブルジョワーな人はともかく。安い相部屋、
無料部屋を希望しても、空きがなくて、高い個室を選ばざるを得ない
場合もある。

とりあえず個室に入って無料の部屋が開くのを待つ。
当然その間は部屋の利用料はかかるし、部屋代は保険対象外。

無料の4人部屋に移れても、どのベッド位置になるかはタイミング次第。
窓際のほうが、普通は良いと思うが。運による。
足の弱いお年寄りなどは(窓側が空いていても)入口側になることも
あるよう。

はじめの1日だけが個室で、翌日から無料部屋の窓側に移れた
自分はラッキーな方なんだろう。
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PM 5:00
スネ夫のママ。10年ぶりぐらいに見た。

埋まってる。


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PM 7:30
「死亡確認」 云々。「家族に連絡」 云々。廊下から聞こえてくる。
「呼吸が止まってしまいまして…」

ここに入ってはじめて、はっきり分かる形で病棟内の患者が死亡した
ことを知る。リアルな会話が聞こえてくる。病室内も静かである。

身内呼んで死亡確認ということらしいが、来るまで3時間とか。

それまでに霊安室に移され、そこから自宅か、葬儀屋さんへ。
という流れだろう。

「呼吸が止まってしまいまして…」はなかなか、忘れられないな。

PM 8:00
と思っていたら、同室の足踏みおじいさん、また足踏みをはじめた。
ドンダンドンダン。夜はやめてくれ。まじで。しかもこんな空気で。
それ、咳き込みながら今やらなくても、いいんでないの?

しばらく経って、空気は元通りになったように感じる。
看護師さんの作業の音や、スタッフの談笑する声も聞こえる。
これが病棟の日常なのね。

コメント
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