天童温泉松伯亭あづま荘女将四季日記

天童温泉松伯亭あづま荘の女将が四季折々の出来事や感じた事を綴る日記

風薫5月

2010-05-18 23:00:00 | 日記

みちのく山形もやっと初夏らしい気候になってまいりました。山々の新緑も美しく
天童温泉通りにある藤棚も満開を迎え良い香りを放っております。
藤の花を見て頭に浮かぶのは日本舞踊の藤娘。日本髪にゆらゆら揺れる藤の簪の姿が
風流ですね~正に和の風情とでも申しましょうか。

さて和といえば先日すごい舞踊の会(乾ふじ会)が天童市民文化会館で公演されました。
浄瑠璃を始め長唄・三味線・お囃子まで全て生演奏で、舞台装置も本格的。紋付袴姿の
イケメン後見まで付き衣装がこれまた艶やか。
特に最後に踊られた会主の乾先生は「清元累」を約一時間熱演され、天童で見ている事を忘れ
歌舞伎座で歌舞伎を見ているような錯覚を覚えたほどでした。

これは地元の女流舞踊家で中央でも活躍されている藤間乾先生が主催されたものです
天童温泉女将の会「お駒会」で何時も私を支えてくれる副会長のつるやの女将の姉上なのです
幕の合間に舞台で挨拶を終え客席に降りていらした天童市長、私達を見つけ、隣に座ればいいものを遠慮して一席空けて腰掛けたのですが、質の高さに唸っておりましたよ。

さて日本人形のようなお二人何方でしょう?
つるやの女将とそのお嬢様、母娘で(羽根のかむろ)を舞いました。
どちらがお母様かお嬢様か解からないぐらい可愛かったという事にしておきましょう♪


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