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青軸雲月

前回の雲月の続きです





んん

おゝ、軸色が違う


「珍しい木はないの」とリクエストしたら出てきました


雲月が夜の月とすると、これは昼の月のようです。青空に白い月が現れたような雰囲気です。スカイブルーのような清々しい印象を受けました

そう、前回に雲月を紹介したのは青軸雲月を入手したからなのです。

青軸雲月の産地は高知県四万十産となっていました。雲月と同じく旧・中村市の同じ場所で採取されたのでしょうか。それとも合併した後に別の場所で採取されたのでしょうか、名付け親も不明です。

どなたかお教えください。


産地を調べていたら高知県には「四万十」という自治体が2つあることを知りました。

四万十(2005年4月10日、中村市と幡多郡西土佐村が合併四万十川の下流域
四万十町(2006年3月20日、高岡郡窪川町と幡多郡大正町・十和村が合併)、四万十川の上中流域
です。

四万十市中村と四万十町中村があるので、ややっこしいです。

さらに「四万十市中村」は2つあります。
・四万十市中村(桂山団地)
・四万十市中村(大用寺)

高知県中村市(現在の四万十)は「翡翠」が採取された場所と書籍「富貴蘭 伝承と進化の美(栃の葉書房)」に記載がありました。雲月も「翡翠」を採取した同じ人のグループだそうです。

旧・中村市は四万十市中村と中村○○という住所表記になっています。


産地は四万十市中村ではなく、正確に四万十(旧・中村市)産と記載してほしいです。

ラベルや品種紹介で「高知四万十・中村産」や「四万十産」、「四万十市中村産」は将来的に訳が分からなくなってしまいますよぉ〜。

ということで、フウラン一つでいろいろなことが学べるのでした。

あ! 四万十市中村四万十町(旧・中村市四万十町)という住所も発見。

もう、市なのか町なのか村なのか

他県民がとやかく言うことではないですが郵便物がちゃんと届くのか心配になりました

地理・歴史学もます。


3280000青軸雲月(あおじくうんげつ)(高知県四万十市産)【風蘭】【月型付け、〓根、青軸、〓花】雲月の青軸タイプ。2023年2月11日、世界らん展2023(鈴木園芸)。


あ❗️ 肝心の比較を忘れていました。

左側が雲月右が青軸雲月です。



青軸雲月の根の色は青根か、泥根なのかか、成長期もまた楽しみです。


比較観察もます。

ポチッとお願いします。

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