
今大会は欲しいものが多く出品されていました。「あゝ、お金持ってくればよかった...」と2、3度とつぶやいていたら前の席のM子さまから、「いくら持ってきたの」と笑われました


さて、この木が荷台に載っているのを発見した時は「この木だけを持ち帰るぞ」と今度は声を出さずに


さぁ、あんこさんの発句は..,
「●千円」

おいおい


おいおい

ちょっと間をおいて「●万円❗️」と私が声を掛けました

10倍の値付けに会場は「なになに❗️その木、なに〜
」とざわつくのでした


10倍の値付けに会場は「なになに❗️その木、なに〜



しかし、荷主の顔色をうかがうと首を横に振りそうです。ならばもう一声「●万円」


すでに敵はいませんが、この木を評価して、もう一声「●万円」と発声して無事に落札できました


ふぅ、韓国勢は金剛宝、金牡丹、黒牡丹、建国殿などに目が向いていて良かったです。この木を取り扱ったことのある業者さんに声を掛けなかった理由を質問したところ、スリムだったからということでした。
本当は二日酔いだったからでしょう


さて、地味な柄もある中、この木は派手柄の最上柄でしょう。それに子付きです


私がラーメン食べ続けるように適度な肥料を与え続ければプックリしてくれることでしょう




2600100富貴天(ふうきてん)(宮崎県産)【風蘭】【月型、薄い泥軸、赤黒い根、白花】後冴えの中型品種で下葉は黄色くはぜる。のりを引いたような渋い縞。根色は赤黒い特殊のあるきれいな色を現す。鉢内の根はルビー色(観察中)。宮崎の山草業者Sが2003(平成15)年ごろ、採取者から日向産の木を入手。2004(平成16)年に大阪のH氏の棚に渡り、同氏が命名した。銘は論語 巻六 顔淵(がんえん)第十二「富貴在天(富貴(ふうき)天(てん)に在(あ)り)」から得たという。2022年10月29日、日本富貴蘭会 秋季大会(I氏)。元木はI氏がH氏の木をIさんに売った木。