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2006-04-23 | 存在と事象のこと
オタマジャクシ、食われまいと頭2倍に おたる水族館で特別展 
2006年 4月22日 (北海道新聞)

 【小樽】オタマジャクシは天敵のサンショウウオの幼生に食われまいと頭を二倍に膨らませる-。こんなユニークな研究成果を紹介する特別展が二十六日から、おたる水族館(小樽市祝津三)で始まる。
 道内に生息する両生類のエゾアカガエルとエゾサンショウウオは雪解けのころ、同じ水たまりなどに産卵することも多い。エゾサンショウウオの幼生は、オタマジャクシをエサとする。
 この状況を北大大学院水産科学院(函館市)の研究チームが水槽で再現したところ、ほぼすべてのオタマジャクシが三-七日間で頭部と胴をほぼ二倍の体積に膨らませた。同チームは丸のみされまいと自分の体を変化させたとみている。一方、エゾサンショウウオの幼生も負けじとあごや口を発達させた。両者を別々にするとオタマジャクシは元の大きさに戻るという。
 研究は、同水族館に勤務した後、現在は母校北大で研究生をしている岸田治さん(29)が水族館時代から取り組んでいるテーマで、先月二十八日に新潟市で開かれた日本生態学会で発表。岸田さんは「サンショウウオの幼生との接触が刺激となって膨らむことは解明できたが、どういう遺伝子が作用しているかなど不明の部分も多い」と話す。
 企画展は岸田さんが提案。オタマジャクシだけ、エゾサンショウウオの幼生だけの水槽と、両者を一緒にした水槽を並べ、変化の様子を実際に見比べられるようにする。五月七日まで。問い合わせは同水族館(電)0134・33・1400へ。
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写真は始めて見たけど、愉快な形だね。
私はこういった個体変化が大進化のきっかけになるのでは?
って思ってますけど。

生命って面白い。


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