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2009-10-21 | 存在と事象のこと
オリオン座流星群今夜から出現ピーク 今年が観測ラストチャンス


 2006年以降、出現数が急増しているオリオン座流星群が、19日夜から23日未明にピークを迎える。今年は月明かりがないため条件が良く、国立天文台は特設ホームページを設け、観測を勧めている。

 同流星群は、通常は1時間に20個程度の流星しか見られないが、06年からは1時間あたり最大で50個以上と急増。東の夜空に浮かぶオリオン座近くの場所(放射点)を起点に広い範囲に現れ、肉眼で観測できる。

 急増したのは、約3000年前にハレー彗星(すいせい)から放出されたちりが06~10年の間、地球の軌道に接近するため。次に急増するのは70年後で、来年は月明かりがあり、良い条件での観測は事実上、今年がラストチャンスになるという。

(2009年10月19日 読売新聞)
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太陽系は動いているし、銀河系だって動いているのに、それでもこうして周期的にめぐり合うのは、ハレー彗星も、そこから出た塵も、同じように動いているからなんですね。

それは塵自体も太陽系という、言わば閉じた重力の系に囚われた存在だから。

この宇宙には時間と空間の距離によって出会うことを妨げられた存在もあるけれど、こうして何度も出会う存在もある。

それでも人間の儚い寿命にとっては稀な出来事にもなる。

そしてそもそも、地球の大気が充分に厚いから、流れ星はあのように美しく光るのであるし。


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