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スポーツ競技???

2007-10-11 | 文化のこと
少林寺、北京五輪に出場せず=競技武術と一線-中国
2007年10月6日 [時事通信社]

 【北京6日時事】少林寺拳法で知られる中国河南省の禅宗寺「少林寺」が、2008年北京五輪で行われる中国武術の試合に出場しない見通しとなった。少林寺拳法は「文化遺産」であり、スポーツ競技にはなじまないというのが理由。河南省の地元紙・東方今報(電子版)が6日報じた。

 中国武術は「特別種目」として来年、五輪デビューを果たすが、同紙によれば、河南少林寺実業発展有限公司の銭大梁総経理(社長)は「中国伝統の少林武術は禅の要素を含み、禅と武の合一を重んじる。スポーツ競技である中国武術とは性格が異なる」と指摘。修行僧を試合に出すことはできないと語った。 
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中国武術はスポーツでは無いでしょう。

これは日本の古流の武術と同じ。

元々は人を傷つける、戦闘能力を奪う、最終的には殺す技ですから。

現在のスポーツと見せる中国武術のあり方ってのは、やはり欺瞞でしかない。

まぁ、それが悪いとかではなくて、これは資本主義と言う経済システムに則ったモノを見せているってだけの話なんですけど。

格闘技ファンなら知っているバーリ・トゥードというシステムなら、その本質を見せられるかも知れませんが、古流の武術家が出場することは無い。

技を見せてマネされるのも困るし、対策を立てられるのも困る。

危険な技だから。

本当は人命を守る為の技だから。


仁義礼知信の無い人間には見せられない。

教えない。

それが文化。


これは薬学や医学なんかと同じですね。

本来は人物を選んで学ぶモノだった。


人を生かしも殺しもできるモノだから。



まぁ、良いんですけど。

優れた武術が見れるのは有難いことですから。


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