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理化学研究所かー・・・

2005-12-12 | 存在と事象のこと
細胞・たんぱく質の内部構造探る 理化学研が試作機
2005年12月11日  ASAHI.COM

 生きた細胞やたんぱく質の内部構造などを詳しく調べることができる「X線自由電子レーザー」の小型試作機(全長60メートル)を、理化学研究所を中心とした研究グループが兵庫県の播磨科学公園都市に完成させた。実機(同800メートル)の予定地と試作機は、ともに同公園都市の大型放射光施設「スプリング8」の敷地内にある。将来はスプリング8と並ぶ新たな「科学の目」として極小の世界を探る。
 レーザー光を使って物質を観察する場合、波長が短いほど、より小さな物を見ることができる。計画では実機が出すレーザーの波長は最短で0.06ナノメートル(ナノは10億分の1)。原理的には波長と同じ0.06ナノメートル程度の解像度で観察を行うことができるという。ただ、試作機が出せるレーザーの波長は60ナノメートル程度となる見込みだ。
 仕組みは、電子を電子銃で発射してから線形加速器で加速し、「アンジュレータ」と呼ばれる装置で蛇行させることでレーザー光を発生させる。
 試作機づくりは、質の良いレーザー光を取り出すための技術的な確認が狙い。「本番」となる実機の開発に向けて、制御ソフトも含めた最終チェックを進める。来春にも、試作機を使ったレーザー出力実験をする。
 実機は06年度着工、10年の完成を目指す。総工費は375億円。
 「X線自由電子レーザー」の計画は欧米でも進められており、石川哲也・理研播磨研究所主任研究員(51)は「新たな技術を開発してレーザーの性能を上げ、欧米との技術競争に勝ちたい」と話す。
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ロマンがあるね。
寺田寅彦老師もいた、理化学研究所。
がんばれ!!!


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