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2007-06-28 | 文化のこと
一夜で折り鶴3004羽 仙台、転落重体の友に笑顔再び
2007年6月25日 河北新報

 今年3月、アパート4階から転落し、重篤状態に陥った仙台市青葉区の専門学校生が、奇跡的に意識を取り戻して先月退院。元気に学校に復帰した。入院中、友人は「生きてほしい」と徹夜で千羽鶴を折り、回復を祈り続けた。友人は心から復帰を喜び、治療した医師はたくましい回復力に驚いている。
 学生は、東北文化学園専門学校(青葉区)保育福祉科3年の杉渕竜太さん(21)。3月9日早朝、アパート4階のベランダから転落。救急車で仙台市立病院に運ばれた。
 杉渕さんはインフルエンザで39度の熱があり、意識がもうろうとしてベランダに出て誤って落ちた可能性が高いという。
 運ばれたとき、全身を強く打って意識不明の状態。肝臓の止血手術を施し、集中治療室に移ったが、高熱は続き、容体は悪化の一途。担当の庄子賢医師は「一時はいつどうなってもおかしくなかった」と振り返る。
 友人で当時3年の対馬優人さん(21)はすぐに仲間に連絡。「竜ちゃんは自然と仲間を引き寄せる人。大切な友達で、この世からいなくなるなんて考えられない」と危機を知らせた。
 その日のうちにクラスなどが一緒の2、3年生約40人が学校に集まった。誰かが「千羽鶴を折ったら祈りが通じるのではないか」と言い出し、作業が始まった。
 あるグループはファミリーレストランに場所を移し、他の学生は自宅に戻るなどして朝まで作業。一晩で計3004羽を折りあげた。
 対馬さんらは、事故を聞いて出身地の北秋田市から駆け付けた母親のみどりさん(46)に千羽鶴と手紙を手渡した。母は病室に飾り、意識のない息子に手紙を読んで聞かせた。「先が見えず不安な中、応援してくれる友人の存在は、わたしにも息子にも心強かった」。
 再度の手術を経て容体が落ち着いたのは3月下旬。その後は急速に回復し、5月下旬に退院、学校に通えるまでになった。
 今は腕のリハビリテーションが必要な程度という。庄子医師は「後遺症があっても不思議でなかった。若さもあるが、生きようという気力も左右したのではないか」と話す。
 今月9日、友人16人が杉渕さん宅に集まり、退院を祝った。対馬さんは「祈りが通じたかな。元気な姿を見てほっとした」と喜ぶ。杉渕さんは「いい友達を持ったと思う」と照れくさそうに笑った。
・・・・・・・・・
運が強かった?

偶然?

特異体質?


違うでしょう。

祈りが天に通じたか。

神様は見てるってことか。


千羽鶴を折るって行為そのものが未来を変えたか。


歴史や文化や伝統って意味があるのかも。

やっぱし。


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