アユ母日記

東日本大震災
平成23年3月11日
あの日から会えなくなったアユと凛へ
思いが届きますように

嫌だ

2012年06月01日 | アユと凛のこと
やっぱり嫌だ どーしても嫌だ
テレビでもラジオでも子どもの声や
子どもの話題が気になったり
1,2歳の子を連れた若いお母さんが
気になったり、妊婦が気になったりする。

アユは凛は、どうして・・・て
もっと楽しい思いをいっぱい味あわせてあげたかった。
そう思うとイロイロな考えが先に進まなくなる。

何で?どうして?どうしたらいい?
そればかり くりかえし くりかえし・・・
頭変になりそう
大丈夫かな?私

ずっと前に事故や事件で子どもが犠牲になった
ニュースを見て
家の子がもし居なくなってしまったら・・・と
想像する事があった。

我が子がいない現実は想像を遥か何百倍も何千倍も超えます。
大丈夫と思っていても
大丈夫じゃない日がやって来て
私を苦しめる。

天気が良ければ青空を眺めて
「この空の続きにアユがいたはず」と思い
雨が降れば憂鬱になり
水が流れるのを見れば津波を思い出し
高い建物を見ればアユの住んでたアパートを思い出す。
こいのぼりは凛を想わせ
ベビーカーや小さい赤ちゃん連れの若い家族を見ると
切なく胸が苦しくなる。
何を取っても何を見ても
いい気分にはなれない。

嫌だ
み~~~んな嫌だ






コメント
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