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アユ母日記

東日本大震災
平成23年3月11日
あの日から会えなくなったアユと凛へ
思いが届きますように

2012年06月15日 | アユと凛のこと
平成20年6月 父は突然亡くなった。
もうすぐ父の命日です。

気に入らない事があるとテーブルでも
椅子でもひっくり返す
星飛雄馬の父一徹のようなところがあった。
でも人情が熱く寂しがりやで
年を取ってからは涙もろく
お酒を飲んでよく泣きながら人生を語っていた。

我道を自由に生きていた父だから
さぞや長生き と知ってる誰もが思っていた。
それまで父には「死」は来ないと思って生きてきたけど
一人の人でした。


初孫のアユはかわいくて
幌のないジープの助手席に乗せられ
父の船がある海によく連れて行かれてた。

今 父が生きていたら
アユや凛がいないことをどんなに嘆き悲しんだか
女川に吹っ飛んでいって
行政や国の官僚に文句言ったかもしれない

今は空の上で
「アユちょっと早すぎっぜ」と言いながら
孫と曾孫に囲まれご満悦の父かもしれない







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