昨日 運動会

昨日はくーちゃんの運動会
かつてはアユもタカも走ったグランドで…
きっとアユがややおばさんチックに
「くーちゃんも大きくなったもんだ」
とつぶやいてるはずです。
母のような目差しでくーちゃんを見てたはずです。

応援団三年生のお姉さんがカッコ良かった
って話してくれました。
「あんなお姉さんに私もなりたい」
そう言ってたくーちゃん
運動会楽しかったんだね。

よかった



アユの同級生が
凛くらいの子を連れてお腹を大きくして
見に来ていました。
私は見ない様に目をそらしました。
誰かの影になって見ない様に…
見ると苦しいから
苦しいんですよ。まだまだ…

反省会は
いつものように泣いたり笑ったり
楽しく過ごしました。

80%だかの降水確率だったのに
雨降らなかったんです。
後片付けもだいたい終わる頃にザーっと
降ってきました。
濡れずに済んで良かった～
ドロ覚悟だったんですけどね。

2年半って言ってた

2年半の月日がたつんですね。

アユに会えなくなって
凛の成長が見えなくなって
2年半
まだまだ「信じられない」って所にたどり着いてしまいます。

きれいな清々しい空の日は
この空の続きにアユがいる
と今も思います。
それがどこだかわからなくなってしまったけど…


もう2年半
まだ2年半

ふっと思い出した事③

体は細いくせに顔がぷくぷくのアユ

ほっぺが好きで
大人になって嫌だって言われても
時々さわっては
「万年おたふくだね」ってちゃかしていました。
そう言うとまたぷーっとふくれるのが可愛くて…

万年おたふくのほっぺさわりたいな

つむぎの会

昨日は石巻でつむぎの会でした。
久しぶり

「あなたにとってこの会はどんな存在ですか？」
こんな質問をされました。

つむぎの会は震災で子どもをなくした親の会です。

あの日以来同じ気持ちで子どもを探しつづけた。
そして深く沈んだ気持ち。
立ち直れるかどうかわからないほど悲しかった。
その気持ちを分かり合える。
普通の日常での人達には 10 説明しなくちゃ(それでもわかってもらえないけど)いけない気持ちを
1 話せば安心した答えが返ってくる。

人って自分の話しを他人に納得してもらったり
同調してもらったりして満足感を得るのだと思います。
その満足感を感じて帰る事が出来る。
そして次に進む事が出来るのです。
私にとっては
心のリハビリの場 です。
効力はその時々で違うのですが…
悲しい話しも後々の自分の何かにつながっていくのです。
間違いなく「マイナス」ではないんです。

昨日はTV撮影も入ったから
疲れましたけど
撮影が入らない部分は気が抜けて
皆さんに甘えっぱなしのだらり～んって感じの私でした。

どれもこれも
いい経験をさせてもらいました。
もちろん
アユと凛も一緒でしたよ。
皆で
「我が子だもん。いつも感じるよね」と…
生身の身体がある子だけが母の背中を見てるんじゃない
身体はなくても子ども達は母を見てるよね～って
感じる感じる
ね～アユ凛

また来月行きますね。またいっぱい話そうね。

夜は酒田のお寺で「森の山祭り」
お札焼きの行事です。
朝バスで石巻入りした私を
仙台のゆう君が迎えに来てくれて
一緒に酒田に戻りました。
もちろんその時もアユと凛も一緒
お寺、ギリギリの時間でした。
お札間に合って良かった。

ふっと思い出した事②

震災後しばらくはどこを歩いても
若い女の人が皆アユに見えて
ベビーカーの赤ちゃんは凛に見えていました。

アユ似の後姿の人には
つい足がその人に着いて行ってしまって
じっと見つめたりして

今は
アユ似の人はどこを歩いてもいない
凛に似たかわいい赤ちゃんはどこにもいない

わかってても
たまに探してしまう日もあるんですけどね。