桂離宮の「衝立(ついたて)の松」。
入口を入ってほどなく登場。
池の風景をまだ見せないように
衝立となっている。
(手前は小石を敷き詰めた「あられこぼし」。)
と、いうように桂離宮には
さまざまな「たくらみ」があるが
時間が限られた参観コースでは
盛りだくさんで正直、疲れる。
もっとゆっくりできたら堪能できるのだろうが
それはかつての特権階級にだけ許されたこと。
庶民は見せてもらえるだけでも有難いと思わなければ。
桂離宮の「衝立(ついたて)の松」。
入口を入ってほどなく登場。
池の風景をまだ見せないように
衝立となっている。
(手前は小石を敷き詰めた「あられこぼし」。)
と、いうように桂離宮には
さまざまな「たくらみ」があるが
時間が限られた参観コースでは
盛りだくさんで正直、疲れる。
もっとゆっくりできたら堪能できるのだろうが
それはかつての特権階級にだけ許されたこと。
庶民は見せてもらえるだけでも有難いと思わなければ。
桂離宮のソテツ。
冬だったのでコモが巻かれている。
コモの巻き方が
よく見ると工芸品のように凝っている。
桂離宮のソテツは
私が読んだ本ではあまり評判がよくないが
実際に見てみたら悪くなかった。
と、言っても
コモを巻いたこの姿しか
見ていないけれど。
明日はWBC準決勝。
ドキドキである。
どうか、この栗林公園のソテツのように
伸びやかに堂々とゲームに臨んでほしい。
こんなにもドキドキワクワクの日々を
ありがとう。
平等院鳳凰堂の原稿、何とか書けた。
いろいろ疲れたので
過去に撮った写真でお許しを。
ホテルニューオータニの日本庭園。
まず佐渡の赤玉石。
ホテル館内から庭園へ入ろうと
階段を降りかけた瞬間、
この巨大な赤玉石が視界に入り
度肝を抜かれた。
「おおっ!!」と
思わず声を出したほどである。
この照り、色つや。ちょっと野卑な存在感。
田中角栄を思い出した。
エネルギッシュな叩き上げの政治家という感じである。
ホテルニューオータニの日本庭園は
加藤清正の下屋敷跡で、井伊家の庭園という
さまざまな歴史を持つ庭園。
そこに現代建築が絡み合う。
ホテル建設は1964年の東京オリンピックのためだったとか。
と思うと、枯山水があったり。
赤玉石の枯山水か。関西では見ないな。
そしてガーデンタワーとの共演。
タワーと言っても、けっこう古いらしいが。
(東京のことはあまりわからない。)
ホテルは昭和のホテル感があって
(そりゃそうだ64年オリンピックだもの)
全体的に煮詰まってきている雰囲気ではあったが
それもまた味わい深い。
時代時代の豪奢を重ね続けてきた庭である。
さあご飯食べよう。