goo blog サービス終了のお知らせ 

美の渉猟

感性を刺激するもの・ことを、気ままに綴っていきます。
お能・絵画・庭・建築・仏像・ファッション などなど。

「極・私的 寺社巡礼」-私がやってみたい連載 其の一

2009-09-27 23:03:08 | やってみたい連載
 今回のブログから、「私が文筆家になったらやってみたい連載」の内容を書いていきたい。
 まずは、「極・私的(ごく・してき) 寺社巡礼」。
 「古寺巡礼」ならぬ「寺社巡礼」(お寺だけでなく神社も入っているという程度の意味)。「巡礼」という重々しいタイトルをつけるのは憚られる気もするが、毎回一つの神社仏閣(以下「寺社」)を取り上げて、その魅力を紹介するもの。
 たとえば、
  ・その寺社の由来
  ・建築物としての魅力
  ・(お寺なら)仏像の魅力
  ・花、紅葉のみどころ
  ・周辺の飲食店
というのは、よくあるが、
  ・寺社でのショッピングの楽しさ を、特に紹介したい。
 
 女性誌でも寺社めぐりの特集はよくやっているが、寺社の中でのショッピングを紹介したものは私の知る限り、ない(私が知らないだけかもしれないが)。昨今は、昔からあるお守りや土鈴のほかに、仏像の柄のクリアホルダーや一筆箋や手ぬぐいなど、ミュージアムショップなみに品揃えが豊富になっている。どれも手ごろな値段で、そして何といっても有難い品々だ。この「寺社ショッピング」(と、勝手に命名)の楽しさを、美しい写真つきで紹介する連載をやってみたい。これまで私が買ったものの中で、印象深いものをあげてみよう。
◇お寺の「散華」
 大寺院では、様々な著名人が絵を描いた「散華」(儀式のときに僧侶が振りまく、蓮の花びらを模した小さな紙片)が売られていることがあるが、某大寺院で漫画家の岡野玲子、彫刻家の藪内左斗司が絵を描いた散華を見つけたとき、私はお二人のファンなので、「ひえーこんなん売ってる!」と興奮しながらそれらを購入した。
◇その寺社ゆかりの文物をかたどった「土鈴」
 こちらは昔からよく売られているが、これを集めるのも楽しい。素朴な形と彩色が、温かな雰囲気をかもし出している。
 お気に入りは、
 ・東大寺の二月堂の椿
 ・同じく東大寺 二月堂の燈籠
 ・談山神社の蹴鞠の鞠
 ・春日大社の蘭陵王 である。
 「これが土鈴か」というほど手が込んでいるのは春日大社の蘭陵王。「蘭陵王」とは雅楽の曲目の一つだが、三島由紀夫の著作にこのタイトルの短編があったり、大和和紀『あさきゆめみし』に印象深い挿話の一つとして出てきたり、あるいは岡野玲子『陰陽師』のラストで安倍清明が陵王の舞を舞う、というように個人的に思い入れの深いもので、見つけたときはまたまた興奮したものだ。
 
 その他、思い浮かぶ寺社グッズは、
  ・大阪 住吉大社の末社「楠珺社」の、裃をつけた招き猫の土人形
  ・大阪 勝尾寺(西国三十三所の一つ)の達磨グッズ
  ・奈良 東大寺の鹿グッズ
  ・奈良 興福寺「国宝館」の、迦楼羅像のフィギュア
  ・京都 平等院「鳳翔館」の、雲中供養菩薩が乗っている雲をかたどった文鎮
   (金色に塗られていて、オブジェとしてもステキ)
などなど。有難くも楽しい品々。寺社めぐりの楽しさが倍増すること請け合いである。
 
(文中敬称略)

私の夢-文筆家になること

2009-09-27 22:41:54 | やってみたい連載
 いま私は一介の勤め人だが、私の夢は文筆家になることだ。このブログはその手始めである。文筆家として世に出て、私が普段読んでいる月刊誌などで自分の連載を持つことができたら、とても嬉しい。やってみたい連載を思いつくままに書いてみよう。

◇極・私的 寺社巡礼
◇物語のなかの「もの」がたり
◇三島由紀夫の描く女性美
◇立原正秋の愛した庭
◇私の「幻想の肖像」-澁澤龍彦へのオマージュ
◇少女漫画逍遥
◇お能歳時記

 次のブログから、それぞれの具体的な内容を書いてみたい。

 自分の夢を頭の中で思い描くとき、ワクワクすると同時に、実現できるかどうか不安になるものだ。そんなときはラジオをつけて、歌を聴こう。今もFM802から、
「勇気を出して虹を描こう」(ゆず「虹」)
「あした、あこがれの岸にたどりつけるよ」(スピッツ「君は太陽」)
と、歌声が流れている。ヒットチャートをにぎわせるほどの歌を歌っている人たちは、夢を実現させた人たちだ。そのパワーをもらおう。