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美の渉猟

感性を刺激するもの・ことを、気ままに綴っていきます。
お能・絵画・庭・建築・仏像・ファッション などなど。

すべて欲しくなる充実ぶり-2009/10秋冬スワロフスキーコレクション

2009-09-22 18:10:54 | ファッション
 近所のデパートが改装されて、1階の目立つ場所にスワロフスキーのショップができた。携帯ストラップだけを買いに立ち寄ったのだが、目の前に広がるキラキラ輝く商品に、それこそ眩惑されてしまった。特にトラをモチーフにした“HANNIBAL”(レクター博士を思い出すな)、ヘビをモチーフにした“HYPNOSIS”、何をモチーフにしているのか分からないがボルドー色のクリスタルとゴールドの取り合わせが美しい“HELIUM”。目玉をモチーフにしたシリーズもある。ああもう全部欲しいぞっ。今年のコレクションは、形・色・モチーフすべてが力強くて、ステキだ。
 結局買ったのは、“HANNIBAL”の携帯ストラップとペンダント、“HYPNOSIS”のネックレスとリング。クリスタルとは言え、結構な出費である。
(下の写真は“HANNIBAL”の携帯ストラップとペンダント)

レオナールの魅力-みなぎる力強さ

2009-07-20 17:24:45 | ファッション
 夏のバーゲンで、憧れのレオナールの服を買った。黒地にカトレアの花と丸い果実の模様が描かれたワンピース。なんてステキ。じっくり眺めていると、絵柄の明快さと色の鮮やかさ、そして全体にみなぎる力強さは、琳派に通じるものがあるのではないかと思えてきた。特にこのワンピースにはどことなく東洋的な趣があるので、よけいそう感じる。それから、レオナールの特徴の一つである襟ぐりや裾の縁取りは、中国のデザイン(ラーメンのどんぶりによくある縁取り)にも似ている。
 もしかしたらレオナールのデザイナーは、オリエンタリズムの影響を受けているのでは?そんなことは、知っている人はとっくに知っていることなのだろうか?初めてレオナールの服を手にした者には、新しい発見であった。

 蛇足だが、このワンピースを着て知り合いと食事に行ったところ、「お水に見える」と言われた。こんな年食ったホステスおらんやろ、と心の中で毒づいていたが、食事のあと梅田の地下街を歩いていたら「新地はどっちですか?」と通行人に訊かれた。なるほど、レオナールの服には玄人的パワフルさもあるのかもしれない。