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岡崎平野を中心とする 植物 と カメラの対話

モチノキと ヒイラギモチ

2020-04-17 20:11:30 | みんなの花図鑑

地味な樹の花の代表? モチノキの雄花です。これは 4月2日に撮ったものですが・・・





同じ個体の花(つぼみ) を 20日ほど前の 3月11日 に撮った時は こんな(↑)でした。




4月2日に撮った同じ雄株の雄花の画像です。モチノキの雄花は小さい小花がびっしり集まって咲きます。




4月5日に別の場所OZ地点で撮った 雄花です。 モチノキの雄花には 雄しべが4個のほかに 雌しべが中央にあります。しかし 雄花の雄しべは 退化していて受粉できません。




4月10日にまた別の場所(安城市HS神社)で撮った 雄花です。アブのような虫が蜜を吸いに来ています。蜜はどこにあるのでしょう?




蜜は 4本の雄しべの付け根の隙間にあるようです。 この花は特に蜜の量が多いようです (^^♪



モチノキの雌株(雌花)のほうも撮りたかったのですが、あいにく 間に合いませんでした。

それで、あおいパーク(碧南市)で撮った ヒイラギモチ(シナヒイラギ)(モチノキ科モチノキ属)の雌花をお見せします。 モチノキとヒイラギモチは 葉が大きく違ってますが、花はほとんど区別が付きませんので。



ピントが甘く申し訳ないのですが、雌花は 真ん中に雌しべがあり、周囲に 雄しべがあります。 雌花の雄しべは 退化しています。




雌株の証拠に、赤い去年の果実がまだ落ちずに残ってました。





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