アブリル - どこにでもあり、どこにもない

岡崎平野を中心とする 植物 と カメラの対話

クサギ - 二段ばね

2024-08-01 15:00:00 | みんなの花図鑑

風が強かったので、

ごちゃごちゃしてますが、、

クサギの花はまず萼のつぼみが開いて、中から花冠のつぼみが突き出して、最後に おしべとめしべが伸び・・・というように、2段階で開花します。








シベの乱舞。
先が黒いのがおしべ。
先になにも付いていないのがめしべ。







雄しべが先に活動し、そのあとめしべが成熟します。
めしべの先が2つに割れているのが成熟したしるし。







蜜は花冠の奥にあるので、ふつうの昆虫は蜜腺まで届きません。クサギの「有力な虫媒花昆虫は、大型のチョウ類であるアゲハチョウの仲間で、カラスアゲハ、クロアゲハ、オナガアゲハ、モンキアゲハなど黒系のアゲハ」となります。(森と水の郷あきた「樹木シリーズ71 クサギ」)







巻き取られたようなシベがありますが、これは活動が終わったおしべ。おしべの活動期は開花してから約1日間。
そのあと雌しべが約2日間活動します。






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