アブリル - どこにでもあり、どこにもない

岡崎平野を中心とする 植物 と カメラの対話

コウサイタイ、セイヨウアブラナ

2021-01-29 18:02:42 | みんなの花図鑑

いま畑で花を咲かせているアブラナ科の2種の花を比較してみます。
まず、コウサイタイ。




コウサイタイは アブラナ科アブラナ属です。原産地は中国。




コウサイタイは 菜の花のような花を咲かせ、花で見分けるのは難しいですが、茎が全身紫色をしているので、すぐ分かります。




4弁花です(アブラナ科はみな4弁花だそうです)。
花弁の集まりを「花冠(corolla カローラ)」といいますが、アブラナ科は 十字形花冠といいます。
コウサイタイは めしべの子房が やはり紫色をしているのが特徴のようです。




セイヨウアブラナ

「植物油の原料として栽培されているのは、ほとんどが別種のセイヨウアブラナ(西洋油菜、学名:Brassica napus)であり、在来種のアブラナ(Brassica rapa L. var. nippo-oleifera)は野菜として生産され、開花前に収穫されてしまうことが多い。」(wiki「アブラナ」)




「原産地は北ヨーロッパからシベリアにかけての海岸地帯で、日本には明治時代初期に導入された。早春、堤防や河川敷で開花している菜の花はカラシナであり、セイヨウアブラナではない。」(wiki「セイヨウアブラナ」)




「類似のセイヨウカラシナとは、葉柄がなく茎を抱くことで見分けられる。」(同上)




コウサイタイの花との 見た目の違いは めしべの子房も黄緑で、どこにも紫色が無い点でしょうか?



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