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岡崎平野を中心とする 植物 と カメラの対話

河津桜・おかめ桜 - 安城デンパーク

2024-03-04 14:00:00 | みんなの花図鑑
3月3日、安城デンパークで見た一重咲きの桜たちです。

カワヅザクラ

早咲きザクラの河津桜(カワヅザクラ)です。



「オオシマザクラとカンヒザクラの雑種にさらにカンヒザクラが交雑した種であり、オオシマザクラ由来の大輪の花と、カンヒザクラ由来の紫紅の花弁の色と早咲きが大きな特徴である。」(wiki「カワヅザクラ」)



学名:Cerasus × kanzakura ‘Kawazu-zakura’
品種名が ’Kawazu-zakura’ になっていますが、
「カワズ」ではなく「カワヅ」なので、
‘Kawadu-zakura’
のほうがなんとなく違和感ない気がします。



ここの花弁のピンクは変に濃くなくちょうどいい濃度です。


















オカメザクラ

「おかめ桜」は
「早咲きのサクラの一つで、1947年にカンヒザクラとマメザクラ(富士桜)をイギリスで交配して作ったものが逆輸入された。」(庭木図鑑 植木ペディア「オカメザクラ」より)



「花色が濃くて華やかでありながらも、樹高が大きくならないことから、人通りの多い場所の街路樹や狭い庭のシンボルツリーとして使われる。」(同上)



「原種となるサクラは日本のものだが、これを作出したのはイギリスの園芸界で「チェリー・イングラム」として知られるコリングウッド・イングラム氏。彼は日本の桜に惚れ込む一方、関東大震災後に近代化が進む日本を憂い、多様な日本のサクラをイギリスの自宅で保存しようと活動した。」(同上)



「花は一重で花弁は5枚。花色はやや紫がかった濃いめのピンク色で下向きにつき、花弁が完全に開ききらないのが特徴。花の基部の「萼」と呼ばれる部分はカンヒザクラと同様に紅色が濃い。」(同上)



「同じ時期に咲くピンクのサクラにはカワヅザクラ、カンヒザクラ、オオカンザクラなどがあるが、花はそれらよりも遥かに小さく、直径は1~1.5センチほど。本種を見慣ない人が、「モモかな?ウメかな?アンズかな?」というほど、サクラには見えない。花の小ささを生かして盆栽にすることもある。」(同上)




去年の3月3日には 名古屋市の伏見で、オカメザクラを見ました。
オカメザクラ - 名古屋で一番早い桜





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