アブリル - どこにでもあり、どこにもない

岡崎平野を中心とする 植物 と カメラの対話

乙女椿とヤブツバキとベニバスモモ

2024-03-14 15:00:00 | みんなの花図鑑
きょうは(変な取り合わせですが)ツバキとスモモです。

オトメツバキ(乙女椿)

わが家の乙女椿です。(3月9日撮影)



可愛いのですが、花弁はすぐ傷んできます。



部分的に傷をレタッチしてあります。











ヤブツバキ

ヤブツバキは日本の固有種で、青森県夏泊半島が北限。大島を代表とした伊豆七島はヤブツバキの名所として有名です。



ということでヤブツバキの学名は Camellia japonica ですが、属名のCamellia はどういう意味でしょう?



ツバキの英名は「Camellia(カメリア)」です。
マニラで東アジアの植物を紹介していた宣教師「ヨゼフ カメル」が名前の由来とされています。
その後スウェーデンの植物分類学者であるリンネが「カメル」をもとに、ツバキをラテン名で「カメリア」と名付け、今の英名になりました。(HanaPrime「ツバキの花言葉・名前の由来」)
「ヨーロッパにおいても「冬のバラ」と称され、イエズス会の宣教師であるゲオルグ‐ジョセフ‐カメルの紹介を機に品種改良が進んだ。」(庭木図鑑 植木ペディア「ヤブツバキ」)




ベニバスモモ

安城デンパークにはたくさんのベニバスモモの木があります。


これは風車の広場のベニバスモモです(この株が一番早いようです)。



学名は Prunus cerasifera


種小名のcerasiferaは「さくらんぼのなる」の意。



3月7日、安城デンパークにて

もうすぐ園内中がベニバスモモの花で飾られる季節がやって来ます (^^♪





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