アブリル - どこにでもあり、どこにもない

岡崎平野を中心とする 植物 と カメラの対話

中国大葉ヅタ・ノブドウ - ブドウ科

2022-07-28 06:00:06 | みんなの花図鑑
ブドウ科のつる性植物をふたつ。

中国大葉ヅタ

最初は ナツヅタの仲間で、安城デンパークにある中国大葉ヅタです。
学名は Parthenocissus laetevirens
特徴は このごわごわして脈がクッキリ浮き出たこの葉です。
他には無いので、この葉を見れば 中国大葉ヅタと分かります。
実はこのツタにも花が咲いているのですが、分かりますか?!(^^)!




これがその花です。




ツタ属(Parthenocissus)の花は概してこのような形をしていますが、中国大葉ヅタの花の特徴は 私見ですが、子房のしたのほうがこのようにピンク色をしていることです。




ちょっと強弁すれば、葉を見なくとも、花が咲いていれば、中国大葉ヅタと判別は可能です。




とはいえ、花はいつも咲いているわけではないし、第一とても小さいので、判別はやはり葉によるのが正解でしょう。





ノブドウ

ノブドウにアゲハチョウが吸蜜に来ています。




ノブドウはブドウ科ノブドウ属のつる性植物。
つる性は判るけど、木本か 草本か と言えば・・・どうもその中間みたいです。




さて、花ですが、仲間のヤブガラシ(ヤブガラシ属)の花より目立たないし、第一、蜜がしっかり分かりません。




もちろん蜜はその量ではなく甘さにあるかもしれませんが・・・




私がアゲハチョウだったら、ノブドウよりヤブガラシに行くけどなぁ (^_-)-☆





.