お彼岸中ですね。
気学では、「お彼岸にお墓参りで運勢アップ」なんて
そんなスローガンがあるほど、重要なのです。
ご先祖様を大切にできなければ
無論、自分の人生も大切には出来ないよっ!という
そんな教えから、耳にタコが出来るほど言われます。
有難い、教えです。
春と秋の中月に七日間の仏教法会を行うのは
平安時代からの慣例となっていた行事、
これがお墓参りなどの死者の供養を年中行事として
民間に広まっていったのは、江戸時代頃からだとか。
春分の日も秋分の日もこの日は昼夜が同じで、
この日を境に昼が長くなったり、夜が長くなったりしていく。
春は太陽が日に日に勢力を増し、命の芽吹きを楽しみ
秋は夜が徐々に長くなり、冬の足音を感じながら
去り行く一年に命の輪廻を想う。
日本の文化には、常に自然と人との調和に感謝するという
精神が込められているんですよね。
目を瞑ると、古の文化行事が蒔絵の如く瞼に浮かびます。
そう言えば、明日は一日早いお中日。
22日ですけれど、秋分の日になりますね。
何でも、116年ぶりにずれたとか。
つい先日「天地明察」を観てきたばかりなので
この天体の動きに今更ながらにロマンを感じます。
私達人間は、宇宙の流れに沿って生活をさせて頂いているんですものね。
特に日本人は春夏秋冬の季節の行事、人間の節目の行事、
それら全てはこの宇宙の流れの中で決めて、行ってきたこと・・
そう考えると、日本人ほど宇宙と親密な関係を作っている人種は
他には居ないのかもしれません
秋は祈りと感謝の季節です。
やっぱりこの季節になると、この歌を口ずさみたくなります・・。
なにごとのおわしますかは しらねども かたじけなさに 涙こぼるる
西行
寒さ暑さも彼岸まで・・きっと涼しくなりますね。
なんとなんと、秋分の日がずれたことに気付いていませんでした。
丁度明日は家族でお寺とお墓にいく予定です。教えて頂きまして感謝です(^人^)ありがとうございました♪
読んで頂いてありがとうございました。
丁度お中日にお参り出来て良かったですね。