Grazie mille!

美しさは日々の小さな積み重ねから。

新年

2013-01-02 19:25:41 | 日記
         



         明けましておめでとうございます。
        
         2013年が始まりましたね。 
         時代が変わろうとしている・・そんな漠然とした想いがありますけれど
         何はともあれ
         家族全員が何事もなく、無事に一年間過ごせたこと
         一年間、無事に仕事が出来たこと
         大切な仲間達が笑顔で過ごせたこと
         寝込む事なく 一年間健康に過ごせたこと
         その事にひたすら感謝して、2012年を見送り
         新たな感謝と共に 2013年を迎えることが出来ました。 
         今年も 笑顔いっぱいに過ごしていきたいと思います。

         それにしても・・・
         2ヶ月半ほど、ブログをほったらかしにしていたのですね。
         もともとこういう事が苦手なのです・・。
         仕事が忙しくなると、まったくもって手がつけられなくなり・・。
         そうなんです!
         お陰さまで、10月後半から12月31日まで忙しかった
         ・・・と、そういう事にしておいて下さいませ。

        


         お正月の飾りつけは毎年、28日と30日に致します。
         どの行事も楽しみな飾りつけですけれど
         やはり、お正月には日本の精神文化を一番感じます。
         「言葉の盛り物」にはやはり、言霊が宿っているのです。
         柑橘を飾ったのは、橘の音が吉に通じその形が大きければ大きいほど
         大吉につながるとされているからです。
         大きな柚子を神楽鈴に見立て、それに五色の紐を結びリビングに飾りました。
         今年も、「五常」を大切にという我が家の家訓でもあります。

         年神さまをお迎えするために松、難を転じるようにと南天、
         南天の赤と紅白になるよう、今年は白椿。
         松は「常盤木」という言葉のほうがしっくりきます。
         枯れることなく永遠に続く命を願っています。
         「子々孫々」を願うことにもつながりますね。


            


            


         姪が31日に仕事から来ると、
         「ねぇ、お節とかあまり作らないないんだね。年越し蕎麦も食べないって。」
         とても不思議そうに言いました。
         お節料理には特別な意味があること、門松を飾る事の意味、お雑煮を食べる事、
         そこには私達日本人のご先祖様の知恵の結集だということが
         最近ではあまり伝えられていないのでしょうね。
         「食」の大切さをもう一度、見直す時期にきているのかもしれません。
         今年のお節は、中々美味しかった
         妹もやっと、母に近づいてきたな・・と思いました。
         この輪島塗のお重も、何だか喜んでいるように感じました。

                       


         鏡餅・・鏡は古代より神さまが宿るものとされ、神事に用いられます。
         餅には稲の霊が宿り、食べると生命力が与えられるハレの日の食べ物。
         この二つの意味を持つ鏡餅を飾る事で、豊作と健康を祈るのです。
         ですから、せめて居間と台所だけにも鏡餅は飾って欲しいと思います。
         私は、鏡餅を飾ると神様がそこにいらっしゃるよう気がして嬉しくなります。

         年越しの夜に神さまを迎えて、お供えであるお節料理を家族で頂き
         新年を迎える喜びを分ち合う・・これが日本のお正月の風景のような気が致します。

         皆様のご多幸を心よりお祈り致します。


         

        


         





         
     


         




                  
  


  


               

10月16日(火)のつぶやき

2012-10-17 01:55:18 | AVANTI通信

弘前の思い出

2012-10-16 18:28:46 | 日記
弘前の思い出



         商売屋で育った私は
         暦で大切な時期を決めて動くことが当たり前に育ちました。
         方位もそのひとつ。
         一年間行っては行けない方角、
         絶対に行った方が良い方角。
         出かける時期も暦に添って決めます。
         「~しなくてはいけない」というよりは
         人間の力には限りがあり、最終的にはお天道様に委ねる・・
         そんな他力本願なのです。

         今年の吉方位は、北と北東。
         出来れば北を優先的に・・という事でしたので
         「弘前市」へ行くことに致しました。
         今年20歳になる姪と、愉しい二日間を過ごして参りました。

         弘前市観光といえば、「桜」。
         紅葉祭りも一週間後でしたので、観光客もまばらで静かでした。
         それがとっても良かった。
         何処へ行っても、二人だけの貸切。
         景色も建物も、そこで笑顔で迎えて下さった方も
         ぜ~んぶ、私達ふたりだけのもの・・そんな感じでした。

         ちょっと函館に似ている・・と感じたのは
         洋風建築物が多いこと。
         明治・大正期の建物が美しい町並みを作り出していて
         ブラブラ歩く楽しみもあります。
         何でも、弘前市は人口比の割合では日本一フランス系の飲食店が
         あるのだそうです。
         確かに、フランス料理という看板は多かったなぁ。
         青森の言葉はどことなく、フランス語のイントネーションに似ている・・
         そんな事も関係があるのかしら・・(笑)

         珈琲も庶民では弘前が日本で初めて飲んだとか。
         「津軽藩の珈琲の再現」というメニューもあり、その事を伝えていました。
         

    
    「津軽藩の珈琲の再現」                    お昼に頂いたカレー                 リンゴのシャーベット&リンゴパイ


         モダンという感覚には、シャープさという表現がつきもののような
         そんな感じがありましたけれど、
         弘前市で味わったモダンな感覚には、「温故知新」という温かな優しさがあり
         タイムスリップした日本人の「楚々」という精神性を頂きました。
         二人で、その温かな「気」の中で日本人としての幸せを実感して参りました。

         静かに黙々とお仕事をしている姿。
         お婆ちゃん達の愉しそうな会話。
         質素な佇まいで生活をしている姿を肌で感じた姪は
         しっかり生きる事のベースを感じ取った様子でした。
         弘前を選んで良かった。

         100円バスに乗る事をすすめて下さったおばあちゃん。
         途中までご一緒させて頂き、本当にありがとうございました。
         バスを降りて会釈をすると、手を振りながら「楽しんでね」と。
         祖母の姿と重なり、胸がいっぱいになりました。
         ふと姪の顔を見ると、やっぱり私と同じ表情。
         血は争えない・・何かこみ上げるものがあったようでした。

         弘前公園から眺めた岩木山。
         壮大ですけれど、裾野が広くてとても美しいお山でした。
         このお山の形に青森県のお人柄をみるようでした。
         どんな困難にも揺るがない強さを、岩木山が語っていました。
         次回は絶対に岩木山神社にお詣りに行きたいと思います。

         姪が「今度は桜の時期に来よう。」と嬉しい言葉。
         ・・・えっ!ちょっと待って・・
         「来よう。」と「来ようね。」とでは大きな違いが
         いつかは、私とではなくお友達や恋人と出かける日が来るのね~
         でも、あと1、2年は付き合ってよね

         祐気旅行。必ず、得るものがありますよ~。
         是非、良い時期に良い方位へお出かけして下さい



         



         


         


         

栗の季節

2012-10-02 18:23:17 | La Cucina AVANTI 料理教室

              


         十五夜さんが過ぎると
         妹は栗の仕込みにかかります。
         今年は7kgの栗。
         ペーストと、渋皮煮。これが本当にほっぺが落ちる程美味しい
         黒糖を使用しますから、コクがあり色も完璧に美しい艶。
         私は只ひたすら、見ているだけ。
         皮剥きを手伝おうか?・・と聞いても「いいよ」のつれない返事。
         一人で黙々とするのが、妹の仕事風景です。
         日頃の生活態度とは、ガラリと変わりますので
         ちょっと近寄れない感じ
         でも、不器用な彼女のこれが仕事に対するスタンスなのでしょうね。



               


               



         このペーストはどんな風に食べても、本当に美味しい
         でも、私はやっぱりモンブランケーキで食べるのが好きです。
         これに渋皮煮が添えてあったら言うことなし。
         「おうち、カフェ」で幸せいっぱいになります。

               


  


         今年も、お待ち頂いているお客様にどうか喜んで頂けますように。
         そんな願いを胸に抱きながら・・
         「私の分もあるよね・・?」と祈るように栗を見つめる私でした。

         美味しい収穫の秋、皆様はどんな幸せを頂くのでしょう・・。
         笑顔いっぱいの美味しさをご堪能下さいね

         そうそう、先日の中秋の名月。
         「プレ」だけではなくて、本番を・・とリクエストがありましたので、ちょこっと。

               

      
     <兎のお饅頭で組体操>                       無事に台風も去り、お月様の登場


         本当に、日本って素敵な国ですね。
         日本人に生まれて幸せです







 

         
         


          


         

         
                     
         
         

         
         

中秋の名月・・のプレ・・

2012-09-29 17:13:17 | 日記

             

        
         明日は十五夜さん
         中秋の名月です。
         台風が接近しているみたいなので
         もしかするとお月様とのデートは叶わないかもしれませんね・・。
         でも、出ていなくても
         雲の向こう側にはまん丸のお月様が
         私達の幸せを願ってくれていますから
         ちゃ~んとお供えしましょうね

         昨日、姪がパワジオ倶楽部で2回目のフラワーアレンジのお教室でした。
         母親と共に親子で楽しめるので、嬉しそうに出かけて行きました。
         とても不器用なのでさぞかし苦戦しているのでは・・と
         心配していましたが、持ち帰ってきたお花は可愛かった
         自分でお花を生けるという事で、季節毎の家のお飾りに興味を示したり
         伝統を受け継いでいく・・そんな事に繋がっているようで
         本当に嬉しくなります。


                        
               姪の作品                         妹の作品


         今朝、姪が「あっ!そうだ十五夜さんのお団子を飾ろう」と
         いそいそとお菓子の袋を嬉しそうに持って来ました。
         「十五夜さんのプレ~だよ~」と申します。
         さすがに親子・・妹はニヤッと笑って雄勝石の菓子皿を出し
         「はい、どうぞ。」と・・
         無印良品の「ブール・ドゥ・ネージュ」を飾り始めました。
         別名「スノー・ボール」と呼ばれるお菓子・・確かに、お団子みたい(笑)
         これが飾ると可愛いのです。
         ちょっとユーモアがあって愉しいと思い、私も一役加わり本日の写真となりました。
         漆の盃に懐紙を敷いいたら、とてもお供えらしくなりました。
         小さな可愛らしいお団子に見えますでしょう?


                        
         <ブール・ドゥ・ネージュ>団子


         日本には毎月、季節に添った行事があります。
         ほんの小さな事でも、家庭の中で愉しむことで
         知らないうちに「命」の育みに感謝できる・・
         これは素晴らしい精神性だと思うのです。
         この姪がいつか嫁ぎ、
         同じようにこんな日々のことを大切に過ごしてくれることを
         明日のお月様に託そうと思います。

         明日は本物のお団子をお供えして
         中秋の名月を愉しみたいと思います。
         お団子の食べすぎに気をつけなくては・・

         


         

    
         
         

         


         


         

         

大切なもの・・大切なこと。

2012-09-24 15:03:38 | 日記

              


         今朝は寒くて目が覚めました。
         涼しくなりましたね・・日中は30度ありますけれど、
         暑さが違いますね。
         さらっとしています。湿度が無いって、本当に気持ちが良いですね。

         私の大切な友人でスペインの方と結婚されて
         あちらで生活している素敵な女性がいます。
         もうスペイン人といったほうが良いくらい・・
         お顔立ちが日本人ではありません(笑)
         日本で生活していた年月より、海外で生活している年月の方が
         長いせいもあるのでしょうね・・。
         すっかり、ラテン系のお顔立ち・・素敵です。

         私より10歳下の彼女。
         美貌は勿論のこと、身長から始まって
         才能、体力、愛情、何から何まで私より大きなものをお持ちです。
         10年も長く生きているのに・・
         何故に学ぶ事がこんなに沢山あるのかしら・・と
         時々、自己嫌悪に陥ります
         でも、彼女に始まったわけではなくて
         私がご縁を頂く方達は全て、未熟な私をちゃんと左右上下から
         叱咤激励し、大きな学びを下さる方ばかり。
         こんな素晴らしいブレーンに囲まれている、幸せ者なのでございます。

         それでも、彼女とのご縁は何か不思議なものを感じている私。
         「好みが似ている」・・古の何処かの時代で、時を過ごしたことがあるような
         そんな想いがあるのです。
         写真のものは全て、彼女からのお土産です。
         私はクリスチャンではありませんが、東西関わらず神秘的なものに惹かれます。
         彼女も同じです。
         更に、日本文化の精神や伝統工芸品。中世時代の文化や物など・・。
         日常の生活の中に、きちんと伝統的な要素を取り入れながら
         現代のシンプルさを大切に過ごしている。
         彼女には及びませんが、こんな生活スタイルも感性が似ています。
         日本人としての誇りを心に持ちながら、スペイン人になろうとしている心構えが
         彼女の姿勢から伝わってきて、私はそんな彼女を心から尊敬しています。

         私は子供の頃から、日本文化を愛する外国人にとても惹かれました。
         そして、外国で生活をしている日本人にも大変惹かれました。
         共通するのは、自国文化を心から愛しているという想いが根底にあるという事。
         いつか、そんな方とお友達になれたら・・私の夢でした。

         陶芸家バーナード・リーチさんの言葉が私の心を捉えて離しません。
         「西洋が男性で東洋が女性。私はこの二つの国を結婚させたい。」
         初めてこの言葉を知った時のワクワクした感情を忘れません。
         西洋文化と東洋文化の融合。
         文化の融合は人と人との心の融合でもあるのです。

         私の友人は、この言葉を実行しているとても素敵な女性です

         

         
         
         
         
         

116年ぶり・・

2012-09-21 15:02:11 | 美しい生活

              


         お彼岸中ですね。
         気学では、「お彼岸にお墓参りで運勢アップ」なんて
         そんなスローガンがあるほど、重要なのです。
         ご先祖様を大切にできなければ
         無論、自分の人生も大切には出来ないよっ!という
         そんな教えから、耳にタコが出来るほど言われます。

         有難い、教えです。

         春と秋の中月に七日間の仏教法会を行うのは
         平安時代からの慣例となっていた行事、
         これがお墓参りなどの死者の供養を年中行事として
         民間に広まっていったのは、江戸時代頃からだとか。
         春分の日も秋分の日もこの日は昼夜が同じで、
         この日を境に昼が長くなったり、夜が長くなったりしていく。
         春は太陽が日に日に勢力を増し、命の芽吹きを楽しみ
         秋は夜が徐々に長くなり、冬の足音を感じながら
         去り行く一年に命の輪廻を想う。
         日本の文化には、常に自然と人との調和に感謝するという
         精神が込められているんですよね。
         目を瞑ると、古の文化行事が蒔絵の如く瞼に浮かびます。

         そう言えば、明日は一日早いお中日。
         22日ですけれど、秋分の日になりますね。
         何でも、116年ぶりにずれたとか。
         つい先日「天地明察」を観てきたばかりなので
         この天体の動きに今更ながらにロマンを感じます。
         私達人間は、宇宙の流れに沿って生活をさせて頂いているんですものね。
         特に日本人は春夏秋冬の季節の行事、人間の節目の行事、
         それら全てはこの宇宙の流れの中で決めて、行ってきたこと・・
         そう考えると、日本人ほど宇宙と親密な関係を作っている人種は
         他には居ないのかもしれません

         秋は祈りと感謝の季節です。
         やっぱりこの季節になると、この歌を口ずさみたくなります・・。

         なにごとのおわしますかは しらねども かたじけなさに 涙こぼるる
                                      西行

         寒さ暑さも彼岸まで・・きっと涼しくなりますね。
              

美しい女性

2012-09-17 15:00:15 | 日記

             


         今日は「敬老の日」なんですね・・。
         あ~私にはこの「ハッピーマンデイ」というネーミングは
         どうも気持ちに入ってこないんです。
         古い人間なんでしょうね。

         敬老の日は「9月15日」で良いと思うのです。
         きちんと、毎年決まった日というのが
         とっても有難い感じがするのです。
         皆様は如何ですか?
         姪は9月15日生まれで、この日に生まれたという事が
         姪自信も「お祖父ちゃん、お祖母ちゃん孝行」と思っていましたし
         父も母も、口を揃えてそう申しながら、大変喜んでおりました。
         国の記念日と自分の記念日が重なるって、何だか幸せな気持ちになりますものね。
         ・・・こんな風に思うのは、私だけかなぁ~。

         皆様のご家庭ではお祝いはされましたか?

         我が家はお祝いしてあげる人がおりませんので、
         今朝はいつもより念入りに
         お経を唱え、感謝の言葉を伝えました。
         心なしか、写真の表情が嬉しそうに感じました。

         そして、心から尊敬する美しい80代の4人の女性の為に
         これからのご多幸をお祈り致しました。
         一度はお会いしたい女性達です。
         「渡辺和子シスター」「佐藤初女先生」「辰巳芳子先生」「瀬戸内寂聴尼様」です。
         これからも長生きして、心丈夫に生きていける教えを伝授して頂きたい。
         そう思っております。

    


         自分が道に迷ったとき、信念で自分を支える事ができるように         
         自分が年齢を重ねた時に、誰かのお役にたてられるように・・
         大切な家族が何らかの苦悩を抱えたときに
         私が「ともしび」になれるように、
         そうなりたい・・と思った時に出逢った方達です。
         その想いの原点はマザーテレサ。
         マザーを学ぶうちに、必要な学びを与えて頂きました。
         40年以上の月日の中で学んだ精神が
         どうか、実りますように。
         
         私もいつか、お婆ちゃんと呼ばれる日が訪れます・・
         お婆ちゃんと呼ばれる時には少しでも
         この女性達に近づいていたい、と思うのです。
         慈愛に満ちた眼差し、常に片方の手は誰かのために、時には厳しく
         「利他」を日々の糧として生きていけたなら、最高の人生です。

         そろそろ、「美しい女性」が芽吹いてこないと・・間に合わない。
         もう私には時間が迫ってきている・・。
         わ~、焦りますしっかりしなくては。

         「敬老の日」はこの命の継続に感謝する日でもあります。
         今日は心から、「ありがとう」と言いましょう
         
        
         

         
         

新月の願い事

2012-09-16 11:09:52 | 日記

              



         今日は新月。
         乙女座に午前11時10分に迎えました。
         ちょうど、このブログを書き始めた時間です。

         新月には願い事を書く・・
         いつ頃から始めたか・・殆ど記憶にありません。
         もう、習慣っていう感じです。
         「迷信だよ~。くだらない。」って一言で済まされる方も
         沢山いらっしゃるようですけれど、
         迷信でも何でもいいんだもんね~って
         心密かに思っております。
         太古の昔から、ご先祖様たちがこの自然の摂理に生かされて
         ひとつの行事として行ってきたことを
         大切に行えることは・・何だかロマンを感じちゃいます。
         特に、新月は見えないから余計に未知への想いが強くなります

         「なりたい自分になる」・・自分自身の成長の為に
         ちょっと宇宙のお力を拝借できるって考えたら
         何だかとっても嬉しいですもんね。
         勿論、自分自身の努力は大切ですけれど、その一生懸命の背中を
         大きな宇宙さんが後押しをして下さる・・って思ったら
         何だか、テンションが上がります

         でも、
         書いてお終い・・っていけません。
         書いたら、自分を成長させていかなくてはなりません。
         なりたい自分に近づけるための土台がなくては
         夢を実現するための出会いも何も降りては来ないでしょう。
         新月にお願い事をするのは、
         そんな自分を見つめ直すきっかけも与えてくれているのだと
         私は思います。

         素敵な習慣です。

         今朝の新聞の一面に尖閣諸島のことで、中国のことが大きく報道されていました。
         連日、ニュースでも報道されていて本当に胸が痛みますね。
         企業や一般人を襲撃するという事は道徳的にどうなのでしょう・・
         「道教」としての学問が日本に伝わったのは中国から。
         日本の五節句なども殆どが中国から伝わってきた素晴らしい文化。
         日本はその文化を日本人の感性で独自のものにして、
         今日まで子々孫々と伝えてきています。
         中国ではその教えはどうなっているのでしょうね。
         本当に、中国に住んでいらっしゃる日本の方達が気の毒でなりません。

         偶然にも今日の日めくりの暦の言葉が「平和」でした。
         乙女座で起こる新月は一年で一番浄化率が高いとか。
         ならばお願いするしかありません。
         中国での暴動が終結するように。日本で同じような事が起きないように。
         日本人が中国の方を襲撃しないように。
         子供たちがこの事態を見て、喧嘩するのが当たり前と思わないように。
         暴力が最終手段だと思わない様に。
         世界中の人が共に喜び、哀しみには寄り添い、怒りは抱きかかえ、
         そしてお互いを励まし、協力できるように。        
         祈り、お願いするしかありません。

         新月のお願いは、8時間以内が一番効果が高いと言われています。
         今まで経験された事の無い方・・今日はご一緒に如何ですか?
         
         何か心に感じるものがあるかもしれません。
         
                 

重陽の節句

2012-09-08 17:02:14 | 美しい生活

             


         九月九日は重陽の節句。
         五節句のひとつですけれど
         どこのご家庭でもこの日にお祝いというのは
         あまりされていないように思います。
         
         九は陰陽思想に於いては、最高の陽の数。
         満ちて極まった数であり、天を表す神聖な数とされていますね。
         その九が重なるこの日を重陽の日として
         お祝いされるようになったのは天武天皇のころからとか。
         平安時代には宮中の行事として酒宴が催されていたようです。

         別名「菊の節句」とも言われて
         「菊尽くし」のお飾りを致します。
         菊は「翁草」「千代見草」ともいって長寿をもたらす
         おめでたい花とされていて、この節句では
         菊酒や菊着綿(きくのきせわた)、菊枕などで菊尽くしの一日を楽しんだようです。
         日本文化は本来、あまり同じ物を重ねてしつらうことは致しませんが
         「重陽の節句」だけはこれでもか・・という程、
         菊のものを重ねてすることが大変喜ばれたようです。


                


                

   
         「枕草子」に
            九月九日は 暁方より雨すこし降りて 菊の露もこちたく
            おほひたる綿なども いたく濡れ うつしの香ももてはやされたる
         という一節がありますね。
         これが着綿といい、重陽の節句の前夜につぼみの菊の花に真綿を被せ
         菊の香りと夜露をしみこませ、宮中の女官達がそれで身体を清めたことを
         綴ったものなんですよね・・。
         この時代、科学的なことなど何も分かっていなかったのに
         菊に解毒作用があることが、直感的に分かっていたんですね・・。
         古の方達は本当に素晴らしい。
         こうして、邪気払いをして宮中の行事を行っていたようです。

         今年の我が家ではスプレー菊を飾ってみました。
         ピンクのグラデーションと白で9束。
         1本に沢山お花がついているとこんなにボリュームが出て可愛い
         そして天に捧げるお花に「信」を意味する黄色の菊を。
         亡くなった両親から受け継いだ自分の命の輝きを信じるという
         そんな想いを込めてみました。

         永遠の若さと命を願った菊の祭り・・
         アンチエイジング・・の意味も兼ねて
         この大切なお節句をお祝いして頂きたいと思います。
         そして、長寿のお祝いですので明日は是非ご両親やご祖父・祖母様に
         菊のブーケを贈ってみてはいかがでしょう
         きっと贈った方もこの上ない幸せを感じるひとときになると思います。
         

             
             昨年のお飾り



         

         


         


         


         





   
         

美しさは・・

2012-09-02 14:01:08 | AVANTI通信

             


         9月になりました。
         残暑が厳しいですけれど、朝・晩は秋風ですね。
         空を見上げると、秋の空。
         日本の四季が危うくなってきてはいますけれど
         又、季節が巡ってくる・・
         そんな当たり前のことに、感謝です。
         いつもと変わらない一日の始まりに
         心から幸せだなぁ・・って思います。

         今日はやっと雨が降り、
         ホッと一息つけるような涼しさなので
         「秋物」のご紹介を致します。
         洋服屋のオーナーのブログ・・ってことなのに
         ちっともそれらしいものを載せないで・・
         全く仕事をする気があるのかっ・・と時々反省致します。
         でも、女性の美しさをサポートしようという大きなコンセプトは
         外見だけにあらず・・というのが、
         私が家業を継ぐと決めた時からの信念ですので
         何十年もこのスタンスでしております。
         時々・・自分でも何屋?と思うほど
         それでも、こんなブティックのオーナーは私だけさっ!と
         自画自賛している始末です・・こんな私で大丈夫でしょうか?


                       


         いくら暑くても、9月になると夏物は・・と思います。
         この気持ちは、只ひたすら自分の中で悶々と闘う女心。
         暑いから・・何でもいいなんて思いたくないのも、女心。
         だったら、一番の条件はお家クリーニングが出来るもの。
         そして、お値段はボチボチ(笑)なもの。
         デザインはボディメイクが出来るもの。
         これがこの時期の三種の神器です。

         見た目、秋らしいけれど暑苦しくない。これはマナー。
         誰かの為のお洒落ではないかもしれない・・
         でも、大人の女性なら
         誰から見られても、「美しい、気持ちが良い」というのが
         エレガントの極み、最高のマナーであろうと私は思っています。

    
スペイン在住の友人プロデュースのオリーブオイル           友人のご主人作「ルサファ」


         美しさってどんな時に感じますか?
         私は、仕草や言葉。そして、会話です。
         日々の日常的な生活を大切にしていらっしゃる女性に
         とても魅力を感じます。
         毎日の生活を前向きに、愉しく、愛を込めて過ごしている女性は
         輝きが違います。好奇心旺盛で元気いっぱいですよね。
         そんな女性が私のお店の常連様です。
         長年のご愛顧にお応えするためには、
         私らしい、私にしか出来ない事を、心を込めてご提供させて頂く。
         そして、帰られるときには最高の笑顔で・・と願っております。

         「洋服屋」は夢を売る場所。
         亡くなった母が口癖のように申しておりました。

           



         今月も天使達に囲まれた店内で
         美しいお客様達に最高の「夢」がお届けできますよう、
         心を尽くしたいと思います

               
         

         

    


         


                

  

         

8月16日(木)のつぶやき

2012-08-17 01:40:32 | AVANTI通信
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お盆さま

2012-08-16 16:07:18 | 日記

              


         今日はお盆明け。
         我が家も両親をつい先ほど送り届けて参りました。
         この家には、確かな気配が致しますので(笑)
         お盆に提灯を持ってお迎えに行き、
         又、提灯を持って送っていく・・というのも何だか不思議なのです。
         でも、お盆入りには好きだった果物や豪華なお花や
         仏間にはちゃんと二人の座布団まで用意して
         帰ってくるのを待っているんですよね。
         キュウリとナスに足をつけて、13日には玄関から上がってくる様子、
         16日には玄関の外に出して帰る様子。
         せっかく帰ってきているのだから・・と、外出もせず・・。
         温かくて、安心して、幸せな気分が味わえる。
         お盆ってやっぱり特別な日。
         毎回、そんなふうに思います。

         姪達は母の時は臨終が病院でしたので天国へ昇った瞬間は知りません。
         父の時は、自宅で看取りましたので
         天国へ昇った瞬間を見届けることができました。
         目を見つめ、手を握り、父に感謝の言葉をかけ、
         最期の最期まで父のぬくもりを身体に感じながら見送りました。
         父にとっても、私達にとっても、姪達にとっても
         それはそれは、本当に幸せな時間だったと思っております。

         さてこのお盆、正しくは「盂蘭盆会」といい、餓鬼道に落ちて苦しんでいる
         弟子の母親を救うために、お釈迦様が供養を勧めたという仏事が始まりと
         されていますよね。地方によって様々な風習があるようです。
         お寺の宗派によっても盆棚の作り方には違いがあるようですし、
         全くお盆様の飾りもしない宗派もあります。
         でも、日本の年中行事として仏壇のないお宅でも
         ご先祖様への感謝の気持ちを込めて、季節の果物やお花を飾り
         目に見えない祖霊の存在を子々孫々と伝えていく・・
         そんな事の中から家族の絆や生命の流れ、そして生かされているという事を
         家庭の中で伝えていくことも大切だと思います。

         丁寧にこういう事を行うことで、自然や先人の恩恵に気づき
         自分を見つめ直す中から心や魂の成長に繋がっていくのではないでしょうか。
         

8月10日(金)のつぶやき

2012-08-11 01:42:07 | AVANTI通信
16:01 from gooBlog production
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おっかけ・・大好きな人

2012-08-10 14:49:11 | 美しい生活

              


         妹は毎月、喜八さんのお料理教室へ通っています。
         「キハチグルメサロン」という名前に相応しい
         グルメな奥様達のサロンでもあります。
         勿論、料理教室を主催されている方、
         レストランを経営されている方、そんなプロの方もいらっしゃるれっきとした
         お料理教室です。

         私は最近、妹のお付きでこの料理教室へ参加するようになりました。
         ムッシュにお会いできる・・これが第一の理由です。
         何と言っても、かれこれ30年以上のファンです。
         ラ・マーレ茶屋へも通いました。独立して青山へお店をOPENした時も・・
         どこへでも追いかけてきたのです
         ふと気がついたら、妹のほうがムッシュと近いところに・・
         何だか、妬ける・・そんな想いから通っています

         さて、8月は毎回10種類の前菜にメイン料理のメニュー。
         10種類ですから、とても忙しい講習でした。
         と、言っても、私は食べる人~。
         ムッシュの手順はうっとり見ていますけれど、
         メモはとりません。・・とれません
         早く食べたいなぁ~と、頭の中はそればかりです。
         駄目な姉なのです・・

        

           

           

        

           


         如何ですか?
         赤ワインに合う前菜10種とメインの骨付き子羊のスパイス・ロースト
         そして、旬のフルーツとアイス・クリームの一皿。
         食前酒はベリーニです。
         ムッシュのご提案するお料理は優しさがある。
         「手」がけるものには作る方の人柄が滲み出ますよね。

         私達姉妹が一番尊敬するのは、
         勿論仕事への情熱と弛まぬ好奇心や探究心ですけれど、
         でももっと尊敬するのは、人としてのスタンスです。
         スタッフに対する姿勢がいつも素晴らしい!と感動します。
         そして、お客様に対する感謝の想いがとっても伝わってきて
         心がムッシュの愛情でいっぱいになるのです。
         昔から変わらないスタンスです。

         この日は妹の親友と料理教室の一番弟子を同行致しました。
         帰り間際にムッシュと記念撮影。
         素敵な思い出の一枚になりました。

                    

         私はこの後、ムッシュと二人だけで記念撮影
         あまりに嬉しくて、あまりに夢見心地で・・
         ちょっとお恥ずかしいのでナイショにしておきます。

         来年の春に、銀座のキハチは青山へ移転。
         又、新しいキハチワールドの始まりですね~。
         銀座店は12月30日までの営業ですので、どうぞ皆様お出かけ下さいませ