
ボディカラーはどうするアイフル?
スローペースで進行中の我が124(BC)ですが、決して若い時のようにカンカンにはなっておりません。
悪く言えば、少々覚めてはいますが、良く言えばマイペースで進行中ということになります

。
超久しぶりのお気に入り124のレストアということで、昔からの資料を引っ張り出してきました。
オリジナルカタログや、マニュアル、パーツなどですが、新たにFIAT純正カラーサンプルをGETしました。

懐かしのレターもあり
Drが若かれし二十歳代の時に、海外のFIATディーラーに手紙を書き、パーツを送って貰いました。
何度か書きましたが、現代のようにNETで買い物籠に入れてクレジット決済で、数日で手元に届くような時代では
ありませんでした。
何度かのレターでのやり取りで、為替決済して、届くのは優に一ヶ月以上は要したと記憶します。
FAXや宅急便さえ普及してないアナログな時代でした。
しかし、それ故にマニアの心意気を感じさせる時代だったと言えましょう。(Drはマニアでしたw)

新品のシリンダーヘッド!
その他、パーツはそれなりにストックしており、クランクシャフトまでもありました。
ちょっと話が脱線気味ですが、今回仕入れた
124のレストア方針が変わりつつあるのです。
それは行きがかり上の自然な流れかもしれません。

ダッシュを外したのが運のつきか?
特にコンディションの良くない個体ですから、そこそこのレストアで仕上げようと思っておりました。
それが、せっかくダッシュを外したのだからダッシュリビルトをしたくなりました。
旧知のN前名人にウン十年ぶりにコンタクトを取れば快諾して頂きました。

N前名人に送ったダッシュボード
現在名人は某国産スポーツに特化した仕事をされてますが、昔の取引先にはやりますよと言う有りがたい
お言葉を頂きました。
大昔ですが、段付きの木目ダッシュのレストア等もほぼ完璧な出来栄えでした。
デル御大にも依頼されて、たくさんのダッシュのレストアをして貰ったものでした。

ガリガリの純正アロイ
通常の下請けでは手に負えないのが一本ありました。
しかも、異様に軽いと思ったらマグネシウムでした!(汗)。
更に困難な修復ですが、一軒対応してくれるショップがありました。

完璧な修復か?
しかし、修復コストはお財布に優しくありませんでした。
少々頭が痛いDrであります。

ステリングホイールもレストア中
以上、一つずつ洗い出していけば、自然の流れで綺麗にしなくてはいけないようになりました。
特に、ダッシュが綺麗になれば、シートや内装関連も綺麗にしないとバランスが取れないでしょう。
レストアは一つのパートをグレードアップすれば、他の箇所もそれに合わせてグレードアップしなければ
いけません。
従って、ダッシュ一つが大幅なコストアップになるということなんです。

届いた新品パーツ
更に欲をかいてGETした新品パーツ郡が、コストアップに拍車を掛けております

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まさに
毒を食らわば皿までのような情勢になって来たのです

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綺麗になるのは大いに歓迎すべきですが、問題はそのコストです。
将来的に再販も視野に入れるなら、余りにお財布に優しくないと売れないでしょう。
個人的に楽しんで、その後販売して稼ぐと言う
一粒で二度美味しいという路線は諦めなければなりません。
もっとも、惚れた124ですから完璧に仕上げて、心中するのも悪くはないかと思います

。
124で始まり124で終わるDrのイタ車人生!
これも悪くありませんネ(笑)。
以下、Drのオマケ妄想です。

良さげなボディカラー?
オリジナルのパステルグリーンを踏襲しろと言うご意見が多いのですが、悩むボディカラーです。

ちょっとクラクラ来ますネw
ホワイトなら現状の内装色でも違和感は無さそうですが、流石にこのイエローでは内装を一新する必要がある
でしょう。(意外と似合うかもですが)
そうなると、ますますお財布に優しくない124になるのは必至です。
Drの悩みはつきません

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